赤岳 権現岳 編笠山 テント泊
#八ヶ岳 へ2度目のテント泊に向かいました。八ヶ岳連峰の登山は4度目。
登山口の観音平へ到着。駐車場はそこそこ埋まっていました。
晴れてはいるが、小雨が降ったりと不安定な天気。
高度は1800mくらいからスタート。
少し肌寒い。
トリカブトだろうか。
キノコがたくさん繁殖していた。
知識がないので判断はつかないが美味しそうにも見える。
平坦な道を進む。
久しぶりの登山にはちょうどいい傾斜。
押手川へ到着。
水を求め岩を押したところ、水がこんこんと湧き出たそうな、、、信じましょう。
編笠山を経由して今日のテン泊予定地の青年小屋へ向かいます。
霧が濃くなってきた。
山頂までもう少し。
編笠山に到着。
ガスガスで、景色は見えません。
風も強く、立っているのも厳しかった為
そのまま青年小屋へ
ところどころ紅葉が進んでいた。
山の紅葉は早い。
この辺りから霧から雨に完全に変わった。
急いで青年小屋へ向かう。
先が見えない岩場を矢印を頼りにひたすら進む。
撥水が死んでるゴアテックスのアウターは見事にずぶ濡れになったが、なんとか青年小屋に着いた。
一度来てみたかった山小屋。
お酒の種類も豊富。日本酒や焼酎、ウイスキーも揃っている。
薪ストーブとコタツで暖をとる。
挽きたてのコーヒーを頂く。
コーヒーの味に特に拘りはないが、これは美味しく感じた。
雨が止むのを待つ事1時間。
近くあった石や丸太を並べて自然のダイニングキッチンを設営。遅い昼食。
最近は蟹のビスクがお気に入り。
カニウマイ。
雨が止み、青空が覗かせてきた。
編笠山から降りてきた道に戻ると雨で見えなかった景色が広がってきた。
時間もあるのでもう一度登ってみることに。
雨で見えなかった景色。
遠くに権現岳が見えていた。
雲の通り道のようで風の流れも早く景色がどんどん変わっていく。権現岳と編笠山の間にある青年年小屋をしばらく眺めていた。
編笠山の山頂に戻ると雲が多いが時より富士山が顔を出す。
何も考えず、お菓子を食べながらぼーっとする。自分にとってはこの空白の時間がとても心地良い。
青年小屋に戻り夕飯の準備。
水場へ向かう。テン場から5分程の距離。
乙女の水と呼ばれる水。
なんとも魅惑的なネーミングセンス。
テン場へ戻ると夕焼けが権現岳方面を照らして綺麗だった。
ラジオを聴きながら夕飯の支度。
尾西のドライカレーで腹ごしらえ。
ビールを飲みながら日が落ちていくのを眺める。
KALDIで買った燻製牡蠣の缶詰。
缶ごとバーナーで温める。
値段も300円とリーズナブルなので山のちょっとした贅沢にピッタリだ。
味もそこそこ美味いが、今度はニンニクを追加してみたい。
本当はフランスパンが欲しかったがコンビニに売っていなかったので、かにぱんで代用。残りのオイルに付けて食べた。悪くはないがきっと山補正が働いている。
夜は満月で星があまり見えなかったので、明日に備えて早寝をした。
早朝3時半に起床。
気温3度まで冷え込んでいた。
月が隠れて星が綺麗に見えた。
靴紐を結び直して出発。
権現小屋からの朝日を目指す。
ヘッデンとジオグラフィカを活用して慎重に登る。結構な急登。
ほんのり明るくなってきた。
危険ポイントも多くなってきたので一歩一歩確実に。
ぎりぎり日の出に間に合った。
となりにいた青年達が
『25年生きてきて今、人生のMAX』
と連呼していたのを鮮明に覚えている。
美しい朝焼けと雲海を堪能しつつ、先に赤岳を目指す。
先へ進むと道がなく、ハシゴ。
長くエゲツないハシゴ。
20mはあるだろうか。
一体誰がこれを作って設置したんだと半ギレと恐怖心を抱きながらハシゴを降りる。
降る為目線は下向き、鉄骨から手に伝わる冷気、外れたボルト、アンカーが外れた支柱、強風揺れるハシゴ、恐怖を感じた。
一息つく。
朝、尾根を歩くのは気持ちがいい。
気温も上がってきたが、風が強く体力を消耗。峠を2つ越えてきた。
キレット小屋を越えて赤岳へ
ガレ場で足元も悪い。急登が続く。
赤岳小屋も見えてきたもう一踏ん張り。
赤岳到着。
人で溢れていた。
硫黄岳方面の登山者がたくさん登ってきていた。
青年小屋から5時間くらいかかった。
山頂でカップラーメン。
風が強いので、バーナーの風防が良い仕事をしてくれる。
山荘にて手縫いとアクエリアスを買った。チベットの土産物も売っていた。
来た道を戻り青年小屋まで向かう。
となりの阿弥陀岳も見える。
見る角度も違うと違う山に見える。前回来た時はまた雰囲気も違う。
四月の阿弥陀岳↑
危険なポイントも多いので慎重に降りていく。
振り返ると阿弥陀岳と赤岳。
とても壮大な景色。
時期的にはまだ早いのかもしれないが、とても秋らしい山々。
朝苦戦を強いられたハシゴは登りなので気持ちが楽だった。
朝は権現岳のピークには行ってなかったので寄り道。岩の上からは青年小屋が見える。
青年小屋に到着。
一本満足バーで軽く済ませてテントを片付ける。
テントをザックに詰め込んで下山開始。
下山中、後ろに気配を感じる。
謎の鳥が謎の実を突いて食べていた。
無事に観音平へ到着。
なかなかのアップダウンと歩行距離だった。
八ヶ岳はルートバリエーションが豊富で何度来ても飽きない魅力的な山と感じた。
また、訪れよう。
雨の日も晴れの日も
自然と対峙することがアウトドアの醍醐味の1つと感じた良い経験だった。
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novurie(ノヴリエ)
こんにちは。 自然の険しさと美しさに圧倒されました。 低山しか登ったことないですが、世界が違いますね。いつかこんな景色見てみたいです。
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えりっく
幻想的な霧の森 星空の下のカラフルなテント村 雲海に青空 山々のシルエットの絶景 理想的すぎます(*´Д`*)
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pirochi18
キレット往復の赤岳登頂‼️お疲れ様です💪🏾 謎の鳥はホシガラスでしょうね😄
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mako
キノコは左上がカキシメジ、右上はテングタケ科のキノコで判別が難しいですがツルタケ系、真ん中はハナイグチ、下はエノキと思われます😄 謎の鳥はpirochi18さんが仰る通りホシガラスで謎の実はハイマツです😊 素晴らしく興味深いエリアですね✨
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Martin
先月浅間山(前掛山)行く予定が雨で流れてしばらくブルーでしたが、充電させてもらいました🤣 自分も八ヶ岳連峰は来年辺りには行きたいです🎵
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fu.u
トップの写真、日の出&雲海は絶景ですね❗️ 身の毛もよだつ鉄梯子に背筋がゾワゾワしました😅 途中も落ちたらヤバイ難所の数多、無事に下山お疲れ様でした👍
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週刊わかめ
お疲れ様でした! 毎度ため息が出る程綺麗な写真‥ かっこよすぎです。
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кочапо
ホントにMAXな日の出、雲海ですね! これは叫びたくなるわ〜
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green_blue_black777
凄い綺麗ですね!😍 いつかお山でテン泊したいので参考にさせて下さい。フォローいただきます🙏