火打山 テント泊

関越道を北上。
新潟の越後湯沢へ。

フジロック初日。
フェスに参加する人たちが各地から集まってきて活気があった。駅構内にもアウトドア用品が販売されていた。

フジロックに行く相方等を駅まで送り届ける。

そして、自分は山へ。

前から行ってみたかった火打山と妙高山へテント泊へ向かった。

越後湯沢から登山の笹ヶ峰まで２時間。隣の山といっても遠い。

千曲川の橋で一休み。
橋の上は風が通り抜けて気持ちよかった。

車内ではフジロックならぬ
ヒウチロックフェスを開催。

ド定番ではあるがオアシスのこのアルバムがお気に入り。
英詞なので歌詞の意味はよくはわかっていない(笑)が、とても自然と合う。
山やキャンプへ向かう際にモチベーションを上げる為にいつも聴いていることが多い。

野尻湖にも寄り道。

周辺には良さげなキャンプが沢山あった。いつか来てみたい。

山道を走り笹ヶ峰へ到着。

11時登山開始。

沢沿いに緩やかな木道を登って行きます。

木々が日差しを遮っているおかげでそこまで暑くない。

１時間ほど歩くと黒沢へ到着。

この沢が最後の水場。

先へ進むと12曲がりに到着。

曲がりが12箇所連続している難所だそう。

足場は歩きやすい道なので特に危険な箇所はないですが、雨の日なんかは大変かもしれない。

息を整えてゆっくり登って行く。

12曲がりを越え、振り返ると野尻湖が見えた。

ミヤマシャジン ミヤマゼンコ

ロックガーデンを抜けて先に進む。
高谷池の看板も出てきた。

高谷池ヒュッテまで平坦な道が続く。

目的地らしき建物が見えてきた。

あと8分。もう一踏ん張り

道中は沢山の花が咲いていた。

クルマユリ

ハナニガナ シロバナハナニガナ

高谷池ヒュッテ到着。

合掌造りチックな山小屋。
山奥に来ると人工物がやけに落ち着く。

受付を済ませてテントの設営。
池の見晴らしが良いところが空いていたのでそちらにテントを立てた。

ガスったり、晴れたりと山の天気は一瞬で変わる。

設営も済んだので景色を眺めながら
コーラで一休み。

体力も回復してきたので、最小限の荷物を持って火打山へ向かう。

天狗の庭へ到着。

池に映る火打山。

ワタスゲが沢山咲いていた。

別名 雀の毛槍と言われているそうだ。

緩やかな登りが続く。

ミョウコウトリカブト

トリカブトは初めて見た。
とても美しい花を咲かせていた。

振り返り天狗の庭や高谷池を見下ろす。

知らないおじさんも景色に見惚れていた。

綺麗ですね。
と思わず言葉を漏らしてしまう。
そうですね。
と返事が返ってくる。

この瞬間の感情を写真や言葉に表すのは難しい。

とても良い時間が流れていたような気がする。

ライチョウ平へ到着。

雷鳥の姿をしばし探したが、遭遇しなかった。

草木が生茂る道を進んでいく。

木道は人が自然を壊さないように作っていると聞いたことがあったが、火打山の木道の作りが丁寧。とても歩きやすい。

火打山登頂。

写真を撮っていると急に目の前で竜巻が発生したが一瞬で消えた。
時の一枚↓

日の入りの時間も近づいてきたので
そうそうに下山。

高谷池ヒュッテに到着。

夕陽が池に反射して輝いていた。

至福の一杯。
新潟限定ビール。美味い。

晩御飯はカレーメシとラーメン。

今回から導入した携帯ラジオ。
amazonで購入。
ラジオは何局か電波が入った。
水曜日のカンパネラがMCの放送に耳傾けながら晩酌。普段ラジオは聞かないので新鮮だった。

ラジオの電池も切れたので就寝。

朝はアルファ米で簡単に済ませた。

台風も近づいていたので深追いはせず、妙高山は諦めてそのまま下山。

無事に下山。

下山後は日本海沿いをドライブがらて山形の実家へ帰省。

地元の海がとても綺麗だった。

2018.7.27〜28 ※total 29km