女王 燕岳 テント泊

七月の三連休の中日。
馬羅尾高原キャンプ場にてキャンプ。
そのままテン泊登山へ。

夜中2時に起床。

ネット情報だと朝5時には登山口の駐車場が満車になってしまうとのことをだったので、深夜2時に起きて静かにテントを片付ける。
テント以外は片付けて置いたので、すぐに出発。

ここでアクシデントが発生。
登山道の道中に登山案内の方が立っていた。
登山口の駐車場は満車とのこと。まだ深夜3時にもなっていない。

登山口からは遠いしゃくなげの湯の駐車場に案内される。
ここからは徒歩では行けないので、シャトルバスで登山口に行くことになる。タクシーは朝4時から。混み過ぎていつ行けるかわからないとのこと。
かなりテンションが下がる。

朝5時までバスを待つ。

日が上がってしまった。

#燕岳 のテント場は30張り程しかないとの情報を得ていたので朝一登っても空いているかどうかはわからない。その場合はそのまま下山するか、合戦小屋まで降りることになる。合戦小屋のテント場も10張り程。

気がつけば長蛇の列となっていた。

バスには乗り切らず、臨時のマイクロバスも運行していた。1時間程バスに揺られて登山口へ到着。

事前にコンパスで登山届は出していたので、そのまま入山。

しばらく渋滞。
身体を慣らしながら登っていくにはちょうどいい。

第一ベンチへ到着。
軽い休憩挟んで進みます。

第一ベンチを過ぎると体力の差がでてくるのか、人混みが少なくなってきた。
追い抜いたり、追い越されたり。

荷揚げ用のロープウェイだろうか。
それにしても日差しが暑い。

テント場の空き具合が気になりいつもよりペースが上がる。
時より開ける景色が綺麗。

合戦小屋に到着。
沢山の人が名物のスイカを堪能している。

山小屋の方に山頂のテント場の状況を聞くまだ空いているとのこと。一安心。

我らは先を急ぐ身。
スイカは下山時の楽しみにとっておこう。

日陰にはイワカガミが咲いている。

燕山荘が見えてきた。

北アルプス三大急登と呼ばれている登り。
そんなにキツくはないが、焦る気持ちがペースを乱す。

すれ違う下山者にもう少しだから頑張れと暖かい言葉を沢山頂く。もう一踏ん張り。

無事に燕山荘へ到着。
テント場もまだ少し空いていた。

今回は自分のビッグスカイは持ってきていない。相方のMSRのハバハバNXを起用。
メッシュ部分が多いので冬は寒いが夏にはもってこいのテント。

設営がひと段落。
標高2700mといえど日差しは強く、テントの中にはいれない。

燕山荘にて休憩することにした。

自分は生ビール、相方はチーズケーキと牛乳。

疲れた身体にビールが染み渡る。

日陰を見つけて昼ごはん。
簡単にカップラーメンで済ませた。
燕山荘にて夕飯の予約をした。夕飯まで約６時間程空いている。

テント場へ戻る。
相変わらずテント内は散らかっている。
だがこれがスタンダードな状態。帰るまで綺麗に片付くことはない。

残雪があったのでコンビニで買ってきた氷とジンジャーエール、ウイスキーを冷やす。

テント場も混み合ってきた。
テントの数えたら30張りの場所に88張り。200%オーバーの密集度。

斜面にもテント。寝返りを打ったら落ちそう。

景色のいい日陰を見つけて、黄昏る(酒を呑む)ことにした。

なんとも贅沢な時間。
氷入りのキンキンに冷えたジンジャーハイボール。最高。

燕山荘周辺を散歩。

テントに移動して昼寝。
暑かったが寝落ちしていた。

待ちに待った夕食。

チーズ入りハンバーグと魚の煮付けはご飯がとても進んだ。味噌汁は地元の味噌なのかとても美味しかった。

ご飯の後に燕山荘の会長⁇さんらしき人の話もあった。
山で守ってほしいこと。
自然を大事にしてほしいということ。
燕岳のコマクサは沢山咲いているが、ここまで咲くようになるまで15年もかかったそうだ。
最後はアルプホルンで締めくくった。

日の入りまで時間があるので、燕岳に行くことにした。

初めてのブロッケン現象。

メガネ岩からの燕山荘。

燕岳の山頂にて日の入り待つ。

夕日に照らされる燕岳はとても幻想的でした。

日が暮れる前にテント場へ戻る。

おでんをつまみながら星が出るのを待つ。

夜は冷え込み11°まで下がった。
風が吹いているので実際もっと寒いだろう。ダウンにアウターを着て寒さを凌いで眠りについた。

イビキの大合唱だった。
となりがうるさくなくてよかった。

起床。

日の出前に起きてインスタントコーヒーを入れる。

残念ながらこの日は雲に隠れて日の出を見ることが出来なかった。

テントを片付けて下山の支度する。

燕岳のマスコット的な石に別れの挨拶。
下山開始。

下山の楽しみにしていたスイカはまだ合戦小屋が開いておらず、
お預けとなった。朝7:30からスイカを販売しているそうだ。

下山完了。
下りも渋滞が発生したが昨日程ではなかった。

バスで駐車場へ戻り、そのまましゃくなげの湯へ。

久しぶりのお風呂は最高だった。

となりにある道の駅へ。

地元の野菜など売っていた。
トウモロコシをレンジで温めてもらった。
ゴールドラッシュという品種。
とてつもなく美味。
生で食べられると言うのて食べてみたがそれもまた美味。
食べ損ねたスイカも。

今回の旅 最終目的の河昌へ

念願の山賊焼きは期待を裏切らないお味でした。美味かった。

帰りの中央道は事故渋滞で高速降りて下道トコトコ帰りました。

次はどこの山へ行こうか。

2018.7.15〜16 ※total 28km