DayOut Day 坊ガツル
⚠長文です(いつも以上に)
10/20(土)・21(日)
DayOut Day坊ガツルに参加してきました。
前のり組が入山する金曜日午後、
まだ仕事中の私は
そわそわそわそわ((・ω・))
定時で帰宅して出発。
早起きが苦手なので、長者原で車中泊。
翌朝はどんより。
でも雨は降ってません。
直射日光が苦手な私にとって
山歩きするには何気に
嬉しいコンディションだったりします。
天気は快方に向かうはず。
涼しいうちに
ガスの向こうにある地へε-(/・ω・)/
坊ガツルが見えてきたけど、
テントが少ないような。
6月にきた時はテントの花が
たくさん咲いていたのに。
テン場についた頃にはすっかり
気持ちのよい青空が広がって。
前のり組はどの山で
この爽快感を味わっているのかな(*´ ꒳ ` )
テントより高いすすき野原。
テントがあまり見えないわけです。
6月とはまったく違う様相の坊ガツル。
憧れのすすき野原が目の前に\( *´ω`* )/
その中に、DODの象徴。
三たび出会えたフラッグ。
メインのテン場の賑わいから少し離れた
DayOuterだけの場所。
自分の足でたどり着いた場所。
感無量゚・*:.。*( ˘͈ ᵕ ˘͈ )・*:.。
そしてそれ以上に、自分がこの場所にいることが不思議というか…
意外過ぎて現実味がありません(笑)。
さあ、前のり組を追いかけて山へ!
…は向かわず、法華院温泉山荘へ。
紅葉シーズンなのに、利用者は少なめらしく、のんびりした雰囲気。
まずは山荘ごはんを楽しむ。
発泡スチロールの器に
レトルト感溢れる味わいがたまらない。
これぞオーセンティックな
山小屋カレー!?
何気にサラダが嬉しい。
さらに九州で1番高地にある温泉を楽しむ。
大船山を望む浴場は贅沢にも貸切状態。
こんな機会は滅多にないと思うと
もったいなくてなかなか
あがれませんでした。
テン場に戻ると
すすき野原がひたすら美しくて、
見飽きることがありません。
輝く秋の坊ガツル。
すすきの穂が光を含んで、
綺麗。
綺麗。
綺麗。
何度言っても言い尽くせないほど。
風になびくすすきの姿は
あたたかくも寂寞としていて。
秋の深まりと
山登りを再開してから
ここに至るまでのことを
感慨深く思い起こさせてくれました。
いよいよ今夜は念願のテント泊。
まずは2人で乾杯♫
お先にはじめさせていただきました♡
(日田梨チューハイうまし)
空はますます澄んで
紅葉した木々が映え、
すすきの輝きは増し…
極上の心地で
苦手なはずのアルコールが進みます。
(日田梨チューハイうまし)
四方を囲む九重連山に思いを馳せたり、
自分達用に買ったお土産を眺めて
ほくそ笑んだり、
ときおり、テントの影で、
イビ…寝息をたてたり、
「くじゅうにたつ」Tシャツを着て
はしゃいでもみたり٩( ᐛ )و
(本日ノーピークですけれども!)
10座以上の山々へのルートが開かれている場所だと言うのに、ゆるゆるな過ごし方…
悪くない。
むしろ楽しい♪
どこか頂上を目指せば、また違った景色や感動に出会えたかもしれないけど、
無理しなくていい。
秋晴れのもと、
穏やかに過ごすのが気持ちいい。
そう感じたのは
坊ガツルという場所柄か?
DODのなせるわざか?
きっとその両方。
テントが増え、前のり組が下山し、
無事に全員が揃いました。
挨拶を交わした後、テントや装備の話で
ひとしきり盛り上がる。
形から入るタイプなので、
道具の話はとても楽しいです(笑)
大船山の向こうに
月が登ってきました。
確か明日は十三夜。
1年で2番目に美しい月夜で
別名「栗名月」
我が家の夕餉は栗ごはん。
目の前には揺れるすすきの穂。
これで、お月見団子があれば
完璧でした…
法華院温泉山荘の山小屋だんごを
買っておかなかった自分が悔やまれます。
月が高くなって、宴の開始。
持ち寄った灯りと
山の達人達が担ぎ上げてくれた
お酒とおつまみを囲む。
お世話になってる方
お久しぶりの方
はじめましての方
遠方から参加の方
DOD坊ガツルならではのそうそうたる
の面々が並び、恐れ多い気持ちに(笑)
皆、寒いーといいながら笑顔が絶えない。
なんだか不思議な空間(笑)
私は宴中、寒さを感じた記憶が
あまりありません。
よほど夢見心地だったのか…
翌朝の坊ガツルは衝撃でした。
凍てついています。
テン場だけ凍てついています!
山荘付近は明らかに気温が高く、
霜が降りた形跡は全くありません。
テン場ではシェラカップに入れた水を
放置しておくとあっという間に凍ります。
なんとマイナス6℃!
動かないでいると、
みるみる指先が冷えて痛いぐらい。
ナルゲン湯たんぽ、マジ尊い…
就寝時の寒さをなんとかやり過ごした
ところに強烈な不意打ち。
この冷え込みのインパクトが強すぎて、
昨夜の宴の寒さが薄れてしまったのかも。
でもこの寒ささえ嬉しい。
非日常を感じれば感じるほど、
喜びは大きい気がします。
DOD坊ガツルが今日この日で良かった
と思う。
※十三夜の頃は天気に恵まれやすいそうで、晴れたら朝は放射冷却で冷え込みます。
紅葉と氷点下を両方味わいたい方には、
十三夜前後が良いかもしれません。
(防寒対策必須で)
朝はレフィルのうどんを食べました。
手のひらに伝わる温もり。
冷えた身体に沁みる出汁。
今こうしていること。
いろんなことへの感謝の気持ちが
次々と立ちのぼる湯気のように
湧いてきます。
太陽が待ち遠しくも、
この冷え切った世界が
名残惜しかったです。
8:00前には行動開始。
健脚な方々は大船山へ。
私は立中山(たっちゅうやま)へ
軽めのハイキング。
登った山のピンバッジを集めている私ですが、残念ながら立中山のものは販売されていません。
九重連山の中では低く、頂上というより通過点なのでしょう。
(でも手ぬぐいには描かれています♫)
なので、今回は法華院温泉山荘のピンバッジを購入しました。
(既出の写真で失礼します)
立中山へは思いがけず、同行してくださる方々がいて、楽しい道中になりました♫
鉾峠。
分岐を逆に進むと白口岳。
なかなかの傾斜に見える。
健脚勢はここから五座巡ったのかぁ。
まぁいつか…多分(気弱)
山頂に到着。
立中山山頂は坊ガツルが見下ろせ、
九重の山々を間近に仰ぎみることができる気持ちの良い場所でした!
今回は頂上は目指さないつもりだったけど、ちょっとでも歩けて良かった。
↑坊ガツル
↑阿蘇五岳
↑三俣山
↑大船山。
あの山頂らしきところに見えるのは
健脚勢かなぁなんて話してたら、
あちらが稜線を歩いている際に、
こちらが見えていたらしい笑
下山後に垣間見た御池の紅葉写真は
素敵だった!
本当にまたいつか。
願わくば、
今回参加が叶わなかった方達とも。
やりたいことが増えたハイキングでした。
いち早くテン場に戻り、撤収。
そしていち早く坊ガツルを離れました。
(膝事情の為)
何度振り返っても美しい坊ガツル。
去る時はもっと後ろ髪惹かれるかと
思っていたけど、そうでもなく…
自分の能力を考えれば、奇跡的とも言えるDOD坊ガツルへの参加。
でも奇跡だけじゃない、
とふと思いなおしました。
まわりの協力がなければ無理だったことは
事実だけど、
まず一歩踏み出し、
DayOutを通して積み重ねてきたものが
少なからずあるはず、
DayOut Day坊ガツルを目指して
自分で描いた軌跡があるはず、と。
だから、去る寂しさより、
目的を果たした充足感で、清々しい
気分だったのでしょう。
DOD坊ガツルを終え、また一歩踏み出せば
その先は続いていて、
いつか、どこかで、誰かと
交わることもあるかもしれない。
だからこれからも積み重ねていこう。
軌跡を描いていこう。
山へ、フィールドへと。
…と颯爽と坊ガツルを
後にしたかったのですが、
膝痛のため、下山中や長者原で再び皆様と遭遇する羽目にになるという顛末でした…
(´ฅωฅ`)
…まあ、案の定なんですけど(笑)
ただ下山後にようやく気づいたのが、
関東から参加されたshomaさんだけは
明日の下山だということ。
ちゃんと挨拶して別れなかったのが、このDODでの大きな後悔でした。
DODって、じゃあまた、って
近々気軽に会えるような雰囲気があって…
(↑言い訳…汗)
改めまして…穏やかな佇まいで、九重の風景に溶け込んでいたshomaさん、楽しい時間をありがとうございました!
まだ山の向こうにいるshomaさんをうらやましく思いながら、とり天頬張りました!
さて、長文にお付き合いいただき、
ありがとうございます!
軌跡って…
どんだけ自己陶酔なんだと震えますw
DOD坊ガツルの充実感を語ろうとして
こんな事態になりました(´∩ω∩`)
ウザいついでにもう少し…笑
秋の坊ガツルでのテン泊に憧れて、
以前挫折し山歩きを再開したのが今年4月。
その間
九州・山口メンバーと
山歩き経験を積ませてもらったり
(大変お世話になりました!)
単独で低山ハイクしたり
立山でテン泊を体験したり
剣山で山小屋泊を体験したり
そして彼の地でDOD開催という
幸運に恵まれました。
ただ、体力や筋力といった身体的なレベルが追い付かず、健脚な参加者の方々と一緒に「山歩き」を楽しむところまではいけませんでした。
本当のところ、山は好きだけど
山歩きは苦手です。
(散歩や散策は大好き)
登るのは
すぐ息が切れて苦しいし(貧血)
下るのは
膝が痛いし(登りより遅い)
荷物が重いと正直しんどいです。
(上半身の筋力は人並み以下)
でも何故だか次はどこに歩こうかと
考えてしまいます。不思議です。
なんとか参加に漕ぎ着けた
DOD坊ガツルでしたが、
いろんな楽しみ方を受け入れてくれる、DODと坊ガツルの懐の深さが
伝わればいいなと思いながら綴りました。
ありがとうDayOut Day坊ガツル。
山は逃げない。
山は友達。
体力は後からついてくる。
ご一緒できた山の達人たちの言葉で
締めさせていただきます(•ᵕᴗᵕ•)⁾⁾
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Soyo-Dan
思い出がよみがえりました! 参加者それぞれのストーリーがあるのもDODのいいところですね。
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pirochi18
確かに苦しんで登って下ってするのに、下山して麓の温泉に入りながら、次は何処に行こうか?と、考えるのが登山の楽しみでしょうね😄 私も今年こそは再開したいと思ってます💪🏾
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hirozou
楽しかったですね 自分も現実感無くて、何かふわふわと 過ごしていました また、訪れたいです。。。
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кочапо
坊ガツルの後にショーマ君と2度会って色々な話を聞きました!聞けば聞くほど行けなかった事に悔しくなります。 必ずリベンジしますので機会があればヨロシクお願いします😁
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Satoru
非日常が大きいとなんか嬉しくなるのは、みんな同じなんですかね^ ^ テントが凍ってる方が朝からテンション上がる気がします。笑 山歩きの感動が伝わってきて、やってみたくなりますね^ ^
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O-DEN
坊ガツルの充実感、しっかり伝わってきましたよ(^-^) 私は仕事と登山能力、2つの理由で行けなかった組ですが、いつか坊ガツルには行きたいと思っています。 いつになるか分かりませんが(笑)
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Takelt400
あとからジワジワくる…行っておけばよかった坊ガツルDOD(T^T) 全く長文を感じさせない投稿です(๑´ω`ノノ゙✧色々な楽しみかたがあるのですね〜|ωΦ*)✧ いつか衣食住抱えて登るのが目標です!
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shoma
坊ガツル、良きキャンプでしたね! なかなか各地へキャンプや登山行く機会は少ないかもですが、いつかまたお会い出来るのを楽しみにしてます。 坊ガツルでお話ししてた山形のお店の名前を思い出しました!おそらくアルケッチャーノというお店かと思います🍽(違ったらごめんない、、、)