いざ、お月見キャンプ。後編

さてさて、前編からの続きで、

誰も来ないような山奥の秘湯的な温泉に行きたいなぁ。

…という思いつきで、スマホのマップを頼りに

山しか無い道を延々と走る事40分。

いきなり、山の木々が開けた場所に、一軒だけ建物が出現。

某テレビ番組ではありませんが、

ポツンと一軒家ならぬ、ポツンと一軒宿。

あっさり到着しました。

「こんな所に温泉宿が本当にあったんだね。」と。

日帰り入浴で来ているお客は私達だけ、

意気揚々と受付で入浴券を購入し、早速大浴場へ。

設備的には古い部類の温泉でしたが、

掃除が行き届いて気持ちよく利用する事ができました。

温泉のすぐ側に川が流れているという露天風呂にも行きましたが、

長い下り階段を全裸で下りて行くと現れるのですが、

なかなか開放的でした。

誰もいない露天風呂で、とろけたプリンのようにダラダラしながら

「良い温泉見つけちゃったね」

…と、妹と顔を見合わせて、今度からこのキャンプ場に来たら

この山奥の温泉も行くというパターンになりそうです♨️

さて、温泉にも浸かって、さっぱりした所で

キャンプ場に戻り昼御飯。

登場したのは、我らの無印良品。

沸騰したお湯に入れて煮詰めるだけで、

ショートパスタ、チーズリゾットが出来ちゃう❗️

…という、優れもの。

もうね、鍋なんて洗うのが面倒すぎて、

使い捨てのアルミ容器で作っちゃうもんね。

ぐつぐつ煮込んで、時々箸でまぜまぜ…

なんか、水分が飛んだら出来上がり！

見た目は立派なパスタ。

袋ラーメンを作る程度の手間で出来上がった物には見えるまい…多分。

それなりに手間をかけたような感じに出来た一品を、

コンビニで買ったサラダと唐揚げで食す。

（リゾットも美味しく出来ましたが、写真を撮り忘れました💧）

温泉に入った後の気怠さが後を引き、

ひたすら昼寝したり、おやつ食べたり。

チビッコは周辺をキックボードで再び爆走。

今回はキックボードを持ってきて本当に良かった。

この日は早めに焚き火準備。

着火作業をする私と、伸縮する串にマシュマロを刺して、スタンバイするチビッコ。

晩御飯は、もはや作る気さえしなかったので、

キャンプ場があるパノラマパーク側のハーベスター八雲で購入。

温泉の力は恐ろしいです。

体がほぐれるのは良いですが、面倒な事は何もしたくなくなるのです。

焚き火にあたりながら、夕飯を食べるチビッコ。

私も焚き火の傍らで御飯を頂きました。

昼間は半袖でも大丈夫な程の暖かさなのに晩は1桁代の気温で寒暖差が激しいのが

秋のキャンプの特徴ですね。

ホットカーペットとファンヒーターが

力を発揮してくれました。

夜はぬくぬく、ぐっすり眠れました。

睡眠大事。

翌朝も良い天気。

顔を洗って。

メガネを外しコンタクトを入れて、

メガネはいったん上着のポケットへ。

嫌な予感がする一文です。

そう、私は後にメガネをポケットに入れた事を大後悔するのです。

撤収日の朝ご飯は簡単、早い、旨い…と手間いらずな理由から、

カップ麺という習慣が我々に根付きました。

昨晩の焚き火の側での宴の後始末をし、

撤収の前に…

ポップコーンタイム。

前回のキャンプでも撤収の朝ご飯後にポップコーンを作って食べたのですが、

何度かキャンプをしていると、ルーティンのようなものが出来上がっている事に気付きます。

チビッコは朝ご飯を食べたのに、朝食後のおやつタイム。

しっかり、腹ごしらえをして、撤収作業をして

キャンプ場を出発。

キャンプ場側の植物園に寄りました。

しかし、平日のせいか私達以外誰も居ません。

写真に写っている車2台は私達の車です。

清々しい程のひとけの無さですが、

人が居なさすぎてちょっと不気味。

そんな事は気にせずに、ずんず歩いて行く妹とチビッコ。

お目当てのお花畑へ。

向日葵とコスモス畑があるそうです。

見事なコスモス畑でした。

それにしても、誰も居ません。

写真は
コスモス畑をバックに、さりげなさすぎるピースを繰り出しながら写真を撮れというチビッコ。

向日葵畑も…残念ながら、秋の始まりの時期には

ほとんど枯れ果てていて、花は下を向いてしまってます。

夏の時期に太陽を見上げるように咲き続けて、疲れてしまったかの様子。

ん？

こいつだけ、めっちゃ咲き誇っています。

一輪だけ頑張っている向日葵だなぁ…と思ったら、

妹が

「あの一輪だけ、活き活きと咲いてるなんて妙だよ。

向日葵に見えるけど何か別な、なにかだったりして」

ひとけの全く無い花畑、一面枯れた向日葵畑に、

一輪だけ咲き誇る向日葵。

ちょっとホラーな気持ちになってきました。

「あの花をもっと近くで見ようと近づいたら最後…二度と花畑から出て来れなくなって」

ぎゃー❗️

やめてよ。怪談かよ。もう夏は終わったよ！

さらに、私達を不安にさせる看板が出現。

北海道のヒグマ出没率が高すぎて困ります。

ヒグマには、どうかお引き取り願いたいものです。

おっ。

向こうに人が…

ん？

カカシじゃないか。
（背後に写っているのは妹です）

腕を組んで座っている。

「なんだ…お前は…、」

なんか、適当に描かれてしまっていないか？顔。

それでいいのか？（笑）

…と、言いたくなる様な。

ホラーな気分やヒグマの恐怖が吹き飛びました☺️

今回のキャンプは毎回ある忘れ物が無かった代わりに、

チビッコがランタンの部品を紛失して、探し物大会になったり、
（芝生の中から見つかりました）

チビッコが他の子が乗っている車体が光るキックボードを欲しがったので、

夜間テントロープに付ける、引っ掛け防止のテントロープライト（↓コレ）を付けてあげたら

走りながらポロポロと道に落としてしまい、

探し物大会になったり、

私は私で、朝にポケットにメガネを入れたのを忘れて

メガネケースにメガネが入っていなくて、

「メガネをなくした！」と

皆で探し物大会になり、探し物ばっかのキャンプだな今回は…などと思っていたら

メガネが見つかり

「なーんだ。朝、コンタク入れる時にメガネ外して、上着に入れたままだった☺️

私ったら、おバカさん」

…って、思っていたら、

メガネを入れた上着を脱いで、その上に誰か座ったのか、

（多分、座ったのは私だな）

柄の部分がポッキリ折れた状態でポケットから出てきましたYo❗️😭

ほんと、どうして上着のポケットに入れたのを忘れたんだろう…

私ったらおバカさん❤️じゃないよ、

とんだ馬鹿野郎だぜ！😭

自分を責めてしまいました。

いやいや、色々あるからキャンプは楽しい。

過ぎて仕舞えば、アクシデントも良い思い出。

そう思った2泊3日でした。

次回はメンバーが1人増えての焚き火キャンプに行きます。