マナーについて.

最近のキャンプブーム、凄いですよね！

子供の頃から親に連れ回され、ずっとキャンプしてきたつもりの僕でも、今が一番凄いと思います。

どこに行っても予約いっぱい、予約無しの所では深夜から並んでも激戦！

ここまで人と人が関わる以上、人と自然が交わる限り、やはり今一度キャンパーとしてマナーやモラルを再確認するべきなのではないでしょうか？

僕もキャンプが大好きで、いつもキャンプの事をSNS等で調べています。

どこを見ても新しいギア、素敵なキャンプサイト、穴場のイカしたキャンプ場。

どれを見ても興味をそそる記事ばかり。

でも、同じような話より、キャンプとしてその根底であるキャンパー全員のマナーやモラルが壊滅的だったら、その記事すら存在しなくなります。

なぜなら、せっかくの場所やキャンプ好きな方が嫌な思いをして、ヤメてしまったらキャンプ自体そのものが無くなってしまうから。

僕なんかより遥かに発信力のある、好きなブロガーさん達に今だからこそ今一度マナーについて熱く触れて下さいと頼んだけれど、中々思いは届かず自ら記事に書いてみました。

僕もキャンパーとしてマナーやルールを守っているつもりですが、もしかしたら守りきれていないのかもしれません。

気をつけてるつもりでも、我が家はファミキャンをするので、子供たちの声や赤ちゃんの泣き声で不快な思いをさせた事があるのかもしれません。

撤収時には、例え雨撤収だとしても家族全員に「来た時より綺麗にしようぜ」と、徹底して子供たちには言い聞かせてるクセに、もしかしたら滞在中、ポケットから知らずにふとゴミを落とした事もあるのかもしれません。

22時過ぎても、隣の若者やグルキャンがうるさくて‥と言うような話を聞きます。疲れて寝ていたならめちゃくちゃ迷惑ですよね。

しかし僕も若かりし頃には、キャンプ中に友達とお酒を飲み時間を忘れて、今思えば周りに多大な迷惑をかけていた事があったのかもしれません。

今の僕は、近所で例えそのような状況であっても深夜0時くらいまでは我慢します。

心の中で、マイナス5ポイントくらいまで譲ります。

何故なら僕も、もしかしたらその人たちに我慢させてる所があるのかもしれないし、だってその人たちも例えばグルキャンで久しぶりに会った友人たちと一緒に居れば盛り上がっちゃうんだろうなぁとか思うし。

何ならグルキャン楽しそうとか思っちゃう。

僕はキャンプが大好きなので、キャンプに来ている人は仲間だと思いたい。

騒いだり迷惑かけてしまっている人たちも、きっと知らずに気づかずにやってしまっていることだと思う。

誰も「周りに迷惑かけてやろう」なんて思っていないんだと思う。

難しいのは、マナーにも人それぞれあったりする訳で、それでもあまりにも度が過ぎたり、我慢の限界を越えた時には直接言いに行きます。

自分はマナーを100%守りきれていないのかもしれないクセに、自分の要求を言いに行くのだから、あくまで物凄く低姿勢でです。

夜分に申し訳ないです‥もし宜しければもう少しボリュームを下げて頂ければ助かります😊と。

けっこう騒いでる人たちも悪気はないんだろうけど分、話しをわかってくれたりします。

もちろんそれを言う分、日が明るい内からご近所さんとは挨拶したりコミュニケーション取ったりしています。

コミュニケーションが嫌な方もいるので、それはそれで難しい所なのですが‥

深夜うるさいのを我慢して、それを後日SNSとかで言うのは当然かもしれません。

でもその我慢をしているとき、それはいわゆるマナー違反を共有しているのかもしれません。

ストレス溜めるのならキャンプしてる意味って‥

周りに迷惑だったら言ってやりましょうよ！

もちろん怒ってではなく、相手はそれに気がついていないのだろうから笑って言ってやりましょう！

そしてそれに気づいてもらい、一人でも良いキャンパーを増やしましょうよ！

見て見ぬフリは美徳ではない。

言い方は悪いけど、ゴミが落ちているのに遠いからと、拾わないのと同じなのではないでしょうか？

（深夜騒いでいる人をゴミと言っている訳ではないです）

それがキャンパーとしての、少なからず自然に対しての敬意に繋がるのではないでしょうか？

最近よく思うのです。キャンプはやっているのではなく、やらせてもらっていると。

僕はキャンプが、そしてキャンプギアが大好きです。

キャンプ場を整備されている方々、ギアを開発してくれている方々、何よりキャンプを好きな方々。

例え野営であったにしろ、そこまで導いてくれた方々。

もし世の中で、僕だけ1人キャンプをするなんて事はあり得ないと思います。

だってそれならキャンプ自体をおそらく知らないもの。

願わくばこのキャンプブームの中、会ったことはなくともキャンプ好きな仲間の方々が少しでも楽しく、そして僕たちの子供たちの世代も、窮屈にならず今よりもっと楽しくキャンプが出来る世の中でありますように。