蝶ヶ岳を越えてゆけ
#越えてゆけ シリーズ第二弾。
#蝶ヶ岳 は去年登っていてまた行きたいなぁ、と思えるような山だったので、今回は妻を連れて蝶ヶ岳→常念岳の周回コース。
縦走っていっていいのか分からないけど、三俣をベースに時計回りに登る。
今年は要予約のテント場が増えていて、予約不要のテン場は混むだろうなぁ。と思い朝5時着で来たけど、登山口に近い駐車場は満車。
登山口に2番目近い駐車場の路肩へ車を停めた。
仮眠を取っていたら、もう他の登山者は居なくて急いで準備した。7時位に登山開始。
蝶ヶ岳は晴れ予報だったので、稜線に出れば晴れていることを信じて歩き始めた。
駐車場から15分程步くと三俣に到着。
沢山の人集りで何事かと思ったら、登山届けの渋滞だった。どうやら、登山届を出さないと入山させてもらえないようだった。いつも妻にコースの確認を兼ねてコンパスで届け出を出してもらっているので、その旨を伝えたが紙じゃないと受付ないと言われて、ムムッとなったが大人しく書いた。
前回来たのがちょうど一年前なので、道のりは記憶に鮮明にある。
ここの橋はそこそこ揺れるのでちょっとしたスリル感がある。
妻にわざと揺らすな、と言われた。普通に歩いただけなのに、、、
以前ここの階段で滑って転び、全治一ヶ月の指の打撲。因縁の階段。
有名なゴジさん。ここで軽目の休憩を取った。
妻のザックもGregoryのディバ60からノースフェイスのテラ55へ替えてからの初登山。
まめうち平へ到着。だいたい蝶ヶ岳までは半分位まで来ましたが、まだまだ先は長い。
ここではザックを降ろして長めの休憩を取った。
あらかじめ箱から出してきてきた袋のコアラのマーチを食べた。ちょっとの軽量化。
最近はコアラのマーチ率高し。
蝶ヶ岳は稜線に出るまでゴジさんを過ぎると見所はあまり無い。ひたすら5〜6時間登るのは結構キツイ。
ガスガスの森を抜けて。
階段も去年は真新しく色をしていたが、一年経っただけで、こんなにも馴染むんだなぁと思いながら一歩一歩歩いた。
標高2400m付近から徐々に紅葉がちらほらと。
ついに常念岳も視野に捉えた。
稜線が近くなってきたら辺りから陽の光で照らされ始めた。日陰ばかりで寒かったのでありがたい。
ここで妻が完全に珍しくバテる。
もののけ姫の木霊のように歩いては立ち止まり妻の様子を見ていたが、
先に行って!!
と何度か言われたのでそのまま一人でとぼとぼ山頂へ。
良い景色です。
雲は抜けていて気持ちの良い稜線。
蝶ヶ岳ヒュッテはもう目の前。
無事に蝶ヶ岳ヒュッテに到着したが、風が強くテントを建てるには大変そう。
そうこうしているうちに妻も遅れて到着。
やっと終わった、、、といって腰を降ろしていた。
テン場の受付は2時から。
テントは先に建てて良いとのことだったで、風の様子を見ながら慎重に立てた。
三ツ矢サイダーで乾杯。
テン場が予想以上にぎゅうぎゅう。
最近はあまり見なくなってきた玄関マット。
この色落ちした感じがたまらないですね。
手ぬぐいは前回買ったのでスルー。
フルーツポンチも気になったけど、とりあえずお腹が空いたのでカレーを選択。
良い景色を見ながらの食事は格別。
溢れ出るテント。数えきれなかったけど、120張り以上はあったと思う。
少しだけ散歩。
槍ヶ岳と常念岳。
一部、草紅葉が進んでいた。この時期ならではのコントラストなのでしょうか?ラッキー。
辺りを散策しテン場へ戻った。
蝶ヶ岳は蝶ヶ岳ヒュッテより徒歩3分くらいで着きます。
通路も埋まってきた。パツパツ。
狙ったかのようにダガーストームが3つ並んでます。ちょっと恥ずかしい。前はダガーストーム 珍しかったけど、最近はテン場でよく拝見します。
前回の八ヶ岳の雪辱を晴らす為、お酒は沢山荷揚げをした。
テント内での食事。
飲み物なんかは缶のままだと倒れてしまいそうなのでフォールディングカップに入れて安定感をアップ。
テントから常念岳が見えるベストビュー。
最近は山ご飯を手を抜き過ぎているので久々の鍋。鍋キューブは便利。鶏肉も程よく解凍されていてよかった。寒い時期は鍋サイコーです。
マジックアワータイム。
陽が沈むにつれてどんどん空が赤くなる。
真っ赤になる頃には気温も下がり、風も強くなり寒さが我慢出来なくなったのでテントへ戻った。
------
2日目
6時起床。昨日のパイタン鍋の残りにマロニーを入れて食す。
今日は蝶ヶ岳→常念岳へ。
天気も快晴。
気持ちの良い稜線歩き。
時間帯遅いせいか人も少ないです。
蝶槍が見えてきた。奥には常念岳。
蝶槍へ到着。
西には槍ヶ岳。
東は雲海。
北には常念岳。
常念岳へ行くにはピークをあと2つ位越えないといけない。
樹林帯へ突入。
池塘を発見。
すれ違ったおじ様から教えてもらったが、この黒いヤモリみたいな生物がオオサンショウウオらしい。初めてみた。わらわらといてびっくりした。
峠を一つ越えましたが、少しずつ常念岳が大きく見えてきた。
二つ目のピークを越えてきた。
近くで見るとデカい。
妻もしんどそうです。
雲も迫ってきているが、尾根で止まってます。
山頂までもってくれると願いながらラストスパート。
ここでも妻はぐったりしてました。持ってきた三ツ矢サイダーを飲み干したが、格別でした。
初常念岳。
ついに来れました。
看板は思ってるより重いです。
ここから常念小屋までは45分程。
ここから常念小屋まで写真は無し。
ずっとガスってました。
こちらもテント場のキャパはオーバーしていた。
到着は14:00で昼ご飯は13:30までで間に合わなかった。
とりあえず明日の朝ご飯のパンを買い占めてお疲れ様の乾杯。
持ってきたカップラーメンを消費。
豚骨味もなかなかイケる。
横通岳も綺麗に見えた。
その向こうは大天井。
いつかテント泊してみたい。
テント場が溢れかえっており、所定の場所にはテントが張れなかった。
雲で隠れているが後ろは常念岳。良きロケーション。
慎重したザックも調子が良くて登山
モチベーションも上がります。
雲も抜けて来たので、少し登ってテント場を眺める。
お酒が余り気味なので、どんどん飲んだが明日の二日酔いが怖くて500のグリーンラベルを一本残してしまった、、、
夕ご飯のパスタは失敗して粘土のような食感に、、、
明日は朝駆け下山するために夜更かしせずに早めに就寝。
------
3日目
朝ご飯は昨日買ったパンとインスタントのスープとお茶。
ご来光を見る登山者のヘッドライトが綺麗。
テントを片付けて下山開始。
ご来光は登りながら。
陽が出て徐々に気温が上がっていくのが、肌で感じられます。
三俣へ降る分岐へ到着。
来週行く燕岳もここから見えた。
ここからは前常念岳を経由して三俣へ。
ここの尾根歩きは写真でうまく伝えることは出来ないがサイコーでした。
前常念岳へ到着。
ここが山頂です!みたいな標識は特になし。
前常念には避難小屋があり中を覗いてみた。
壁は石を積み上げ作られていた。
雨風は何とか防げそう。
登頂記念に石を積み上げておきました。
結構な傾斜で登るのも降りるのも大変そうなルート。
樹林帯に入ってから黙々と歩き下山完了。
最後はヘトヘトになりながらゴール。
トンカツか山賊焼で迷ったがトンカツに決めた。我山で食事。
ここのトンカツは本当に美味しいので近くに寄ったら是非食べて頂きたい。
帰りは諏訪にあるローカルな温泉。
地元人が多いのか気軽に声かけて下さるアットホームな場所。値段も安く設備も最小限ですがお気に入りの落ち着く場所の一つ。
来年は大天井にもテント泊しに行きたい。
2020.9.20-22 ※total 39.8km
-
mako
shomaさんお久しぶり😊 お山も凄い混んでますね💦 私も少しずつ登山を再開したいのですが、人混みが嫌いなので腰が引けました😅
-
Martin
丁度蝶ヶ岳から北アルプス見ながら行きたいなぁと思ってたタイミングでした! 自分も黙々と歩くのはキツイすなぁ😂
-
QP
お天気良くてステキですね😍 玄関マット、たしかに懐かしい…😆 三ツ矢サイダーは最近箱買いしたのをすぐさま取りに行って飲みながら拝見しました😊 5〜6時間は想像するだけでキツいです😅
-
hirozou
こんにちは😃 テントがカラフルで綺麗ですね ちょっと密密密で自分も引き気味ですけど 山に炭酸欠かせませんね。。。
-
кочапо
鍋旨そー マイさんもバテるんだと、ちょっと安心😁