横岳　硫黄岳　テント泊

双六岳→槍ヶ岳に続き
三連続のソロ登山。

蝶常念縦走を予定していたが、天候が怪しくなってきたので計画を練り直す為サービスエリアで休憩を。

サービスエリアのベンチで登山計画を練り直していると、野良猫が近づいてきた。
パンを食べていたので貰えると思ったのだろう。
貰えないと分かると威嚇。
怖くなったので車へ避難した。

晴れる確率の高そうな#八ヶ岳 へ変更することにした。本沢温泉→横岳のテント泊の計画を立てた。

どんよりした天気。
雲が多く、小雨も降り出したので天候が落ち着くまで麓で過ごすことにした。

道の駅で足湯に浸かりながら時間を過ごそうかなと思ったらコロナで休業。

スーパーで買い出ししたりと時間を潰す。

dayoutの投稿で度々登場していたアルプス食堂。
営業時間とタイミングが合わず、いつも行けなかったがついに入店。

シンプルなラーメンでとても美味。

道の駅で購入したゴールドラッシュ。
今年は食べれないかなと思っていたが無事に有り付けた。
生のゴールドラッシュを食べながら車を運転し、登山口へ。

昼過ぎに到着。
10台停められるか停められないか位のキャパの駐車場は、最後の一台で何とか停められた。平日なので空いてるかと思ったがそうでもないらしい。甘くみていた。

ここから本沢温泉までは2時間半のコースタイム。

特に難所も無ければ、お世辞にも見所は特にないような気がします。黙々と歩く。

八ヶ岳らしい苔が登山の彩りを添えてくれますが、林の中なので展望は殆どなし。

時より空を見上げると晴れ間も見えたが直ぐに雲で覆われてしまう。

盆栽のような倒木。

躍動感のある倒木。

微妙な登りと平坦な道の繰り返しなので凄く楽。
もう着いてしまう。
最近はコースタイムが長めの登山が多かったので少し物足りない。

道中、登山道が崩落していたので迂回路へ。

林の中の迂回路は思ったより短くて5分も掛からない程度。

小さい沢がいたるところに流れる。
マイナスイオンサウンドが炸裂。癒される。

スタートから２時間くらいで本沢温泉のテント場へ到着。

思ったよりテントの数が多い。
30張位はあったと思う。

水は引いてあるが、煮沸して下さいとの表示あり。

本沢温泉へ到着。

初めて訪れたけど、なんだか懐かしさを感じさせる山小屋。

ザックを降してテントを設営開始。
ここでトラブルが発覚。
ザックに入れたはずのビールがない。
車に忘れてきたようだ。
今日はテン場でゆっくりしようと思って沢山持ってきたが、全て忘れてしまった。
文に起こしている今も思い出すと悲しくなる。

ショックの癒えないままテントを建ててから近くの沢へ。

ビールを忘れたが、コンビニで追加で買った檸檬堂は入っていたのでとりあえず沢で冷却。

ビールを忘れた事を忘れる為にビールを買う。

ひまわり市場で安さに惹かれて買った味玉。
ウーロン茶味はどんな味だろうと思って楽しみにしていた。食べてみたが普通の味玉で肩透かし。
でも美味しい。

めいっぱい
という表現が気になり購入。
めいっぱい入ってました。

ゴールドラッシュも持ってきた。
一本は生で食べたので、もう一本は茹でようかと思っていたが、こちらも結局生で食べた。美味。

お腹も満たされたので、本日のメインイベントの露天風呂へ。

夫婦らしき方々と入れ違いになり貸し切りになった。
湯量が少ないように見えるが、ギリギリ入れますよ。っと言われました。笑
確かに足湯かな？って思う位の湯量だったけど、身体を丸めれば何とか入れた。

硫黄岳の爆裂火口が見えるらしいけど、雲で見えない。

まさに雲上の湯の名の通り、雲に覆われっぱなしだった。
長湯は苦手なので早々に湯から上がった。

明日はここから夏沢峠、硫黄岳を通り、横岳へ。

手ぬぐいを乾かしながら晩酌の楽しんで次の日に備えた。

朝4時登頂開始。

朝駆けしてる人は殆ど居ない。
クマも遭遇率も最近は高いみたいだし少し不安になりながら登り始めた。

日の出前には夏沢峠へ着くことが出来た。
ここにはヒュッテ夏沢とやまびこ荘がある。
やまびこ荘では木の実が外に常備してあり、運が良ければモモンガを観察することが出来るらしく期待していたが、今年はもう小屋を閉めてしまったようだった。

オーレン小屋から上がってきた登山者と情報交換をしつつ、硫黄岳へと向かった。

朝日が差し込んできていい感じ。

なかなかのガレ場で浮石が多く、登るのが大変だった。

振り返るととても良い景色。

硫黄岳までは夏沢峠から１時間位。
もうすぐ到着。

北八ヶ岳方面。
気持ちのいい稜線。

景色も良くて振り返りながらだったので思ったより時間がかかってしまったが、無事に硫黄岳に到着。

朝ご飯は食べていなかったので、朝ラー。

２年振りの硫黄岳。以前は爆裂火口の先には行って無かったので先っちょまで歩いてみた。

硫黄岳から横岳までは１時間くらい。
少し雲行きが怪しくなってきた。

本来であれば、赤岳が望めるであろう横岳もまたしても雲に阻まれる。

30分程、横岳の山頂で粘ったが抜けそうになかったので下山開始。

帰りは硫黄岳山荘へ寄り道。

ヨッシャ！アイスある！
って思って開けたら中は空でした、、、

硫黄岳に戻った頃には辺りはガスガス。

本沢温泉へ戻り帰り支度。

テントを毎回、付属品のピチピチスタッフバックに入れるのがストレスだったので今回から導入した。オスプレーのコンプレッションバック。

撤収のストレスから解放されました。

今回はザックも新しくしました。

exped thunder50

かなりの汗っかきなので、背中はメッシュじゃないと嫌でしたが、こちらの背面のパットは通気性も良くメッシュには劣りるが、思ったよりも快適でした。

エクスペドのLightningは情報量が多いけど、こちらのザックは少ないので別の投稿にまとめたいと思う。

トレッキングポールのストラップがぼろぼろなので、交換部品を探さないと。

帰りはサクサク降りて無事に帰還。

八ヶ岳のメジャーなピークは全て登頂したので自分の中では一区切り。

#八ヶ岳

※2020.8.28-29 total 31.2km