帰省2019②－平湯で過ごす－

富山から下道で1時間半。

お盆休みを利用した帰省旅。
後半は平湯で過ごす計画。

立山から下山した身には
富山は暑すぎて(´-ω-`)

移動距離や周辺環境、利用料金などを考えて
平湯キャンプ場がベスト！と判断。

ずっと利用してみたいと思っていた
キャンプ場でした。

8/15(木)午後、平湯着。

でも1日目はキャンプではなく、宿泊り。

本当は平湯キャンプ場で2泊したかったのだけど、
予約の時点では、15日は満サイト。

代わりに「穂高荘倶楽部」を予約しておき、
隙あらば、キャンプに切り替える体制にしました。

場所は平湯民俗館の斜め向かい。

台風が近づいていることもあり、キャンプ場は
キャンセルで空きが出ていたようですが、

この日の夕方から翌日午前中にかけて
かなり荒れ模様のお天気らしく、

安全優先でそのまま穂高荘倶楽部泊りとしました。

ここは日帰り入浴施設で宿泊も可能というお宿。

2人用の"男女共用特別休憩室"を利用しました。

料金は1人1900円！
12:00〜翌日10:00の最大22時間滞在可能で、
温泉は12:00〜翌日9:00まで入り放題！！

平湯は上高地や乗鞍、西穂高への拠点となる立地。

私達のような遠征者にとっては
前泊にもってこいな施設です。
(3人以上で利用できる個室がないので、
ファミリー向けではありません)

今回は山登りの予定はないんだけども、
興味もあって利用してみることにしました。

※レイアウト図は公式HPより

特別休憩室といっても、しきり壁があるだけの
ネットカフェのようなスペースで、
鍵がかからないので、荷物や貴重品のための
ロッカールームがあります。

チェックイン時にバスタオルか浴衣を選ぶことが
できて、バスタオルを持ってきていた私達は浴衣を選んだのだけど…

この特別休憩室の通路側の壁が結構低めで、
自分が起き上がっている状態だと、通路を通る人
(主に男性)と目があうことがしばしば…

浴衣姿だと寛ぎづらく
もっぱらワンピースで過ごしてました。

女性専用の個室があるので、女性はそっちの方か
良さげです。

温泉へは連絡通路を通って本館「山がの湯」へ
(穂高荘倶楽部は東館という位置付け)

※温泉の写真は公式HPより

廃業した温泉旅館を買い取り、営業しているので
温泉施設はとても立派(๑˃̵ᴗ˂̵)
1900円で入り放題はお値打ち♪

特別休憩室は常に暗いので、フロント横の大広間のリクライニングシートで寛いでました。

ここ、もしくは座敷(相部屋)での宿泊なら
1200円で済みます。
寝るだけならこちらの方が快適かもしれません。

特別休憩室は会話とか
結構周りに気を使うんです。
あと、枕が竹製で硬い(笑)

案の定、夕方から雨が降り出したので、
夕食は館内の居酒屋へ。

牛すじのどて煮(∩´∀｀)∩
色も味もしっかり濃い。

漬物ステーキ(∩´∀｀)∩

これは自分が大好きで、
家でも酸味が強くなった漬物があったら作ります。
でも相方にすこぶる不評(笑)

このお店のは酸味がなくて美味しいって。
かろうじて漬物ステーキの
美味しさがわかってもらえたけど、

加熱するから酸味が和らいで、古い漬物もおいしく
食べられるのが、漬物ステーキ
…という認識なんですが。

飛騨牛コロッケもいただいて、
ご飯セットで締め(∩´∀｀)∩

飛騨牛はキャンプでのお楽しみにしました(ΦωΦ)

8/16(金)朝。

まだ雨は降り続いています。
午後にやむ予報。

もう一度、温泉を堪能してから
穂高荘倶楽部をチェックアウト。

最終日に立ち寄る予定を前倒しして、
高山に向かいます。

平湯キャンプ場のチェックインは8:00だけど、
雨の中の設営は避けたいし、
おそらくキャンプ場は荒天でキャンセル多数、
連休中日(アウト12:00なので、まだ前日泊の方が滞在中)だから、場所取りを急ぐ必要はないかな、と。

朝ごはんにパンが食べたくて
何年かぶりの「トランブルー」へ(∩´∀｀)∩

休日には開店前から行列ができるお店なので
お盆時期なんて間違っても近づかないんですが(笑)
天候が悪いので、まだ少ないかも…と期待して。

駐車場には警備員さんがいるので安心です。

開店時間に遅れてしまったけど、前には4、5組程度で15分待ちぐらいで入店できました。

スイートロールマウンテン
パン バニーユ(有塩バター入り)
プチレーズン
クロワッサンオザマンド
クロワッサンソーセージ
バトン
ショコラ

デニッシュ系の美味しさは言わずもがなですが、
初めて食べたパン バニーユが絶品でした！(๑° ꒳ °๑)

トランブルーを出ると雨が上がっていました。

陣屋近くのお店へ↑この子を迎えに(๑′ᴗ‵๑)

民藝や工芸、郷土玩具に惹かれて
ここ数年、正月飾り用に干支のモチーフの
小さな置物をを買い求めています。
来年、子年用に選んだのは
小さな手染のぬいぐるみ。

ネットでも買えるけど、手仕事モノは
なるべく手にとって選びたくて。

もし年越しキャンプできたら連れて行く予定♪
普段のキャンプではサイトの飾り付けはしないけど
お正月ぐらいは雰囲気出したくて。

お昼は地元民にも愛される食事処へ(∩´∀｀)∩

おいしくて、良心的なお値段。
餃子定食なんて500円。
たくさん食べる人ほど、
コスパの良さを感じるはず。

駅前なのに駐車場もあり、
駐車料金お高めの高山中心部では
ありがたいお店です。

細縮れ麺〜♡
山口はほぼストレート麺なので、里帰りしたら
ラーメン食べねば！(๑´ڡ`๑)

午後、平湯に戻って、キャンプ場に
無事チェックイン･:*+.\(( °ω° ))/.:+

天候次第ではキャンプを諦めて
山口に戻ることも考えていたので、
ほんと嬉しい(*´ω`*)

ようやくキャンプ！
ようやく本題です！！

サイトは1／3程度ぐらいしか埋まってなくて、
逆にどこにしようか、迷うくらい。
(最終的には1／2ぐらいになったそうです)

かなり奥地だけど
広葉樹だけに覆われた広々サイトを発見。

午前中までの雨でもぬかるんでおらず、
万が一雨が降っても安心して過ごせそう。

車中泊でタープしか張らない私達には
とっても贅沢な広さ。

晴れていたら満員御礼で、きっといい場所は
とれなかったはず。

その点では台風さまさまです(ㅅ˙ ˘ ˙ )

毎度、こじんまりサイトですが

移動中の車中泊があったため、
デイキャン程度の装備しか積載できず

いつも以上にこじんまり((((( 'ω' )( 'ω' )))))

でも七輪は健在←相方に持って行きたいと
懇願された。

気温は20℃前後。

直火で焚き火できるのが楽しみ！

この旅唯一のハプニング。

バキッ

という良からぬ音がしたと思ったら、

バサバサーーーーっと上から落ちてきました。

結構ゴツイ枝が。

昨晩の暴風(だったらしい)に耐えられなかったのか

幸い被害は何もなし。
人やタープ、車の上に落ちてきていたらと思うと
((((；ﾟДﾟ)))))))

夕ごはんの買い出しに行ったときの道中に
倒れた木々が電線に覆いかぶさり、その撤去作業で片側交互通行になっている箇所がありました。

台風はやり過ごしたけど、
その爪痕にも危険がはらんでいる…

あービックリした(´-д-)-3

とりあえず通路の目印にがわりに…

キャンプ場最寄りのひらゆの森へ。

たくさんの方が訪れてるのに
洗い場が混み合うこともなく、ゆったりお湯を
楽しめました(*˘︶˘*)

これで400円(キャンプ場で購入した場合)は嬉しい。

車で15分程度のところにスーパー2つ。
観光地という立地なのに食材が手に入れやすい。

直前までキャンプできるかどうかわからない状態
だったので、事前に食材は購入しなかったけど、
この2つのスーパーで十分事足りました。

などなど。

平湯キャンプ場が人気の理由は、
他のデイアウターさんの記事で伝わっていると
思いますが、個人的に嬉しかった点を
もう少し紹介させて下さい(・∀・)

森林香やらお米やらが小分けで売ってるんです！
写真ないけど電池もバラ売りだったり。

足りないものや忘れたものを買い足して行くと、
結構な出費になったり、余分な荷物が増えたりするから、小分けで売ってくれるとすごく助かります。

デュオやソロならなおさら。

スタッフさんも気持ちの良い対応。

サイトの炉に置きっぱなしにされていた網を
すかさず回収してくれたり。

炊事棟のシンクも残飯ひとつなく。

キャンパーさんも平湯キャンプ場が好きで、
マナーの良い人が多いんだろうなぁと
思いました。

遠征者にも嬉しい設備いろいろ。

自然溢れる、
200サイトと大きなキャンプ場なのに、
細やかに、行き届いている！と感動しました。

単に標高が高いキャンプ場であれば、
富山にもありますが、ここまで好条件が揃っている
キャンプ場はない…と思う(リサーチ不足だったらごめんなさい)

キャンプは楽しいけど、やっぱり
それなりに疲れるもので。

翌日には山口まで800㎞超の帰路が待っているので
なるべく快適に過ごせるキャンプ場で
過ごしたかったんです。

虫が苦手で林間のキャンプ場の経験が少ないのですが、平湯は林間にしては少なめ…と思いました。

森林香とシトロネラキャンドル、
あとは極力肌を隠すぐらい。

刺されなかったとは言えませんが、
アブとかブヨとか怖いのがいなかったので良し。

無事、キャンプにありつけたことに乾杯！

お風呂も入ったし、あとはのんびり過ごすだけ。

調理器具と調味料は最低限。
(七輪は別として。シェラカップは2個で十分でした)

焼くだけ
温めるだけ
お湯沸かすだけ

飛騨牛は肩肉をチョイス。

焼くだけなのに、
どうしてこんなに美味しいんだろう。

答えはわかっているのに、その旨味を味わうと
あえて問いたくなる(*´ω｀*)

明宝ハムは量が多すぎたので、スティックタイプのハムトンにしました。

魚肉ソーセージみたいと思ったら、食感も旨味も
ギュギュっと詰まった重厚感が素晴らしい
まごう事なきハム！でした(*´艸`)

かろうじて野菜も。

炭火と塩。

極力シンプル、なんの労力もないのに
とてつもない満足感。

いろいろ作りたいときもありますが、

なんというか、
これが原点にして頂点な気がします( ✧Д✧)

レトルトご飯はみくりが池温泉でもらったもの

富山県イチオシの新品種「富富富(ふふふ)」使用

郷土愛強めの私ですが、
格別美味しいということはありませんでした笑

でもお肉と一緒にかっこむと最高です！

久しぶりのキャンプ。

なにも大したことはしてないのに、
楽しくて楽しくて。

「キャンプ楽しいねー(*´ω｀*)」
「楽しいねー(*´ω｀*)」

キャンプできる嬉しさを噛みしめるように
呟きあいました。

お楽しみの焚き火タイム！

しかし直火に手こずり、

使い終わった網で簡易焚き火台化

朝、食べきれなかったパン達

夕食後のお腹にはボリューミィですが、
さすがトランブルー！

デニッシュ生地の軽さ。
チョコレートのバランス。

完璧です(๑´ω`ﾉﾉﾞ✧

しばらくほかのお店でデニッシュ系は
食べられないなぁ。

風の方向が安定せず、何度も移動。
しまいには面倒くさくなって、
スタンディング焚き火。

夏だというのに
焚き火の暖かさが心地よい。

そんな贅沢に満足して眠りにつきました(車中泊)

8/17(土)

早起きして平湯民俗館へ。

お目当ては敷地内にある「平湯の湯」

寸志(300円)で源泉掛け流しのお湯が
6:00〜21:00まで楽しめるところです。

鉄分豊富なにごり湯。

ご一緒したご婦人と、やっぱり平湯は涼しいねーと
しばし盛り上がりました。

設備が整っている上に気軽に利用できる
ひらゆの森の存在もありがたいのですが

温泉地に来ている！ことを実感できる
この鄙びた風情がたまりません。

しかも朝風呂。至福♪ (ｎ´ω`ｎ)

休憩所は合掌造りの古民家。

もうひとつのお目当て
敷地内にある居酒屋「禄次」

朝6:00からの営業で
朝ごはんメニューが用意されています。

キャンプ場での朝ごはんもいいけど、
利用しない手はありません(*´罒`*)

定食、パンセット、湯付けうどんの中から
うどんをチョイス。

野外で過ごした翌日の朝、
出汁の優しい味が沁みます(ｎ´ω`ｎ)

キャンプ場に戻って一息。

時折日が差し込む森はとっても気持ちいい。

雨あがりの初日の平湯キャンプ場は
少し鬱蒼とした雰囲気で、開放感を求める相方には
イマイチ響かなかったよう。

でも過ごすうちに、2人とも
また再訪したいキャンプ場になりました(*˘︶˘*)

夜から朝型に通り雨があるかも、と張らなかった
ハンモックを急遽張ってしばし楽しむ。

ハンモックが張れそうな木があることも、
このサイトにした理由。

富山土産の定番を食す。
萩の月とほぼ同じかな？

慣れ親しんだ味。

奥地でひっそり掲げてました。
しかも自分達に向けて。

コッソリ体質な2人…

平湯は実家から日帰りで訪れることができるので
もっぱらドライブコースになる事が多く、
泊まりは冬の温泉ぐらいでした。

平湯での初めての夏、
初めてのキャンプでしたが

宿で前泊の上、登山や観光、周辺散策等々、
予定をあれこれ詰め込まなかったことで

1泊とは思えないほど、ゆっくりとした時間が流れを
感じながら過ごせました。

また里帰りがてら訪れたい。

いや、キャンプがてら里帰り、になるのかも(笑)

最後にココ！

反対たまご♡
お塩つけなくてもおいしい(๑´ڡ`๑)

お店のオープン(8:00)に合わせて来たら、
たまごは9:00から。

張り切りすぎました(笑)