お絵描きランタンを作る

dayouterの皆さんこんにちは。

前回の投稿に引き続き、今回もランタンいじりです😜
前回はタンクをメッキして、余ってるパーツを使って真面目に一台のランタンを組み立てましたが、今回は遊び半分です。

もう使い道のない236のタンクが余ってましたので、今回はそれを使ってみようと思います。

ちなみにそのタンクはこちら。

若干バルブ周りはメッキが剥がれています。

※ちなみにオークションなどでコールマンのランタンを売る際に、鏡面ブラス仕様！や貴重なゴールドタンク！などと書いてあるものがありますが、これは全部嘘です🙄笑
厳密に言えば嘘ではないですが、そのようなモデルは存在しません。
真鍮素材のタンクに塗装やメッキがされているのですが、それを剥がして磨いてるだけです。

ちなみに今回のタンクもメッキを剥がすとこうなります。

うっすらと金色の下地が見えてきましたよね？

さらに磨くと…

全体が金色に。
これを磨き上げればオークションで見かけるゴールドタンクに早変わりです。

ですので、このタンクに憧れてる方はブラス仕様のモデルを購入してDIYすれば、簡単に金タンクに変えることが可能です🙂

ちなみに今回の目的はゴールドタンクではないので、サクサクと次に進みます。

今回はタイトルの通りお絵描きランタンですので、タンクをキャンバスにすべく下地を塗ります。
上の写真はマスキングをしたところです。

そこにサフェーサーを拭きます。

今回はタンクのボトムの荒れも酷かったので、軽く研磨した後にボトムにもサフを吹きます。

ちなみにいつもの塗装と違いサフの上にそのままお絵描きしてもらうので、下地をかなり厚めに吹きました。

途中の工程はすっ飛ばして乾燥後がこちら。

この状態でお絵描きしてもらいます。

ちなみに今回お絵描きを依頼した画伯はこの方達です。

※大人の事情で某キャラクターにはモザイクをかけさせていただきました。

今回の画伯は2人の息子です🤣
まともに絵を描けないのは百も承知ですが、ピカソに勝るとも劣らない理解不能なアートをしてくれると期待しましょう。

お絵描きに使うのはこちらのペンです。

どうやらアクリル系の塗料を使用した油性ペンのようです。
ホームセンターで埃をかぶって売られていたので、恐らく誰も買わないのでしょう。
詳細は分かりませんが、ひとまず5色購入しました。
確か1本250円程度だった気がします。

サフェーサーがアクリルラッカーなので、その上に使うには大丈夫だと思います。
このペンでお絵描きをして、最後にクリアーで仕上げる予定です。

とりあえずお絵描きは終わりました。
想像通りでしたが、とりあえずこれで良しとします🤣
謎のアートだけでは寂しいので、リムの部分には嫁の協力を得ました。

そしたらこのままクリアーで仕上げます。

クリアーを吹いているところですが、元々つや消しのサフェーサーの上にクリアーを乗せてもあまりツヤが出ません。

しかも、思いの外この日は湿度が高かったようでややカブリ気味です😱

↓とりあえず3度塗りくらいしたので、1度乾燥させます。というより湿度が高いのでこの日はこれでやめました。
とりあえず2000番で1度磨いて、後日改めてクリアーを吹くことにしました。

そして後日。

今回は子供が描いてくれたタンクですので、万が一にも塗膜が溶けないように2液タイプのウレタンクリアを吹きます。
ウレタンクリアは耐候性・耐ガソリン性に優れているため、塗膜が強くなります。

途中の工程は撮り忘れましたが、完成後はこちら。

そしてそのまま乾燥させて取り付けます。

ベンチレーターはバーガンディしかないのですが、まぁこんなものでしょう。
画伯達も自分たちの描いた絵がそのままランタンになった事をとても喜んでいました。

ビンテージでこれをやるのは勿体無いと思う方も多いかもしれませんが、現行機種の中古をオークションやフリマで見つけて加工するのも楽しいと思います。

家族みんなでランタンをデザインして、それを持ってキャンプに行くのも一つの楽しみではないでしょうか？
興味のある方は是非トライしてみてください😄