Chinook 1.5P(一年間使用)

Big Sky International

チヌーク1.5P[Chinook 1.5P]

テン泊用テントを購入して一年が経ちました。
色んなテン場やキャンプ場で使用してきました。
あまり情報量がないテントメーカーなので素人目線ですが、購入した際には気がつかなかったこと(良かった点、いまいちな点)を情報としてまとめてみました。

①設営と撤収がとても簡単

フライとインナーが一体式で設営も楽なのですが、歩き疲れた状態でテント解体が楽なのは気持ち的に凄く大きかったです。

②自立式であること

このテントに限らず、ごくごく当たり前のことだとは思うんですが、山の上ではとても重要なことなのかなと感じました。
一度行ったことのあるテン場であれば、地面の硬さはある程度はわかりますが、自分の場合行く場所行く場所が初めてなので、もしもペグが刺さりにくい場所などしか設営ポイントが空いていない状況だったらと考えると地味ですが、重要なのかなと感じました。実際にテン場で非自立式のテントで設営に苦労されている方も見かけたことありました。

③前室の有無

このテントはインナーのフックを外すと前室を作ることが出来ます。

確かにいざという時は便利ですが、今はテントの機能として付いているので使用していますが、自分の使い方的に前室がなくていいような気がしてます。

テントを購入する際に前室は必ず欲しい！っと思っていました。今は無くても全然気にならないです。一年前の自分に教えてあげたいです。笑

④地味に色が目立つ

赤は良くも悪くも目立ちました。
赤いテントの遭遇するのは滅多にありませんでした。

⑤物干しに使えるポール

テン場へ行くと汗で濡れた衣類を木に掛けたり、テン場の区画ロープに掛けたりと皆さん工夫していました。
自分はテントのポールを物干し竿替りに使っていました。余程の重量物で無ければ問題なさそうです。
地味ですが役立ってます。
耐久性は不明です。

⑥フライのテンションが異常

テントのクロスではない前室部分のポールのテンションが一部異常なくらい掛かってます。フライが千切れそうです。
これは設計なのか？個体差なのかは不明ですが、マイナスポイントだと思います。一年たったら馴染むかと思いましたが全くのワガママボディで、この部分にポールを通す時に千切れないか心配です。

※今は対策として、ナイトアイズのカムジャムを使いテンションを和らげて使用してます。ポールへのテンションが均一になりました。
※追記 後日確認したら均一にはなっていませんでした、、、

⑦フライのジッパーを開けた際のダラーン

他の方のレビューで知ってはいましたが、フライを捲った際にダラーンとなります。

しかし、ジッパーの先端ベルクロとベンチレーションのベルクロをくっ付ければ改善されるので問題なしです。※写真なし

⑧シェルターとしての使用感

雪山ではインナーを外してシェルターとして使用することが出来ると記事でみたことがあり、先日やってみました。
インナーを外すと隙間風と雪が入って来るので寒いです。笑
たぶんもうやらないです。

⑨裁縫の耐久性

一年間それなりに使用したのでしょうがないですが、ベンチレーション部分がほつれてきました。
平縫いで直しました。※画像なし

⑩テントの形状について

ポール３本で織り成す造形はとても気に入っています。
室内空間を少ない面積で広くする為に風の抵抗を受けやすい形状になっているかと感じました。極地での使用は少し心配です。

[11] 謎の修正

made in China 言いたことがありますが、黙っておきます。

---設営場所---

美ヶ原＊ミヤシタヒルズ

上高地＊横尾山荘

八ヶ岳＊赤岳鉱泉

鳳凰三山＊鳳凰小屋

火打山 ＊高谷池ヒュッテ

八ヶ岳＊青年小屋

九重連山＊坊ガツル

＊ワイルドフィールズおじか

谷川岳＊一ノ倉沢

＊ふもとっぱら

修理や工夫が必要な癖のあるテントですが、愛着も湧いてきているので大事に使って行きたい所存です。