帰省キャンプ2018夏②
2日目には、何とか体調も回復。
朝カレーで力をつけます( ー̀ωー́ )و
お盆休み中で混雑しそうな雄山は避け、
別山に登ろうと計画していました。
余裕があれば真砂岳へ…
ぐらいに考えていたのですが、
結果、雷鳥沢→別山→→富士の折立→大汝山→雄山→一の越→雷鳥沢と縦走してきました(ง ・̀_・́)ง
浄土橋を渡り、木道を進む。
別山乗越への直登ルートではなく、新室堂乗越経由の緩やかなルートを選びました。
新室堂乗越までは眼下が箱庭のように
見渡せましたが、
どの山もすっぽりガスの中。
奥大日岳が見え隠れ。
奥大日岳もとても惹かれる山。
別山とは逆方向なのでまたいつか(´・ω・ `)
剱御前小屋までくると、もう真っ白。
でも欲しかった手ぬぐいを手に入れ
にんまり(*´꒳`*)
立山で購入できる手ぬぐいは
多々ありますが、ハイマツの中に
ちょこんといる雷鳥の姿。
このデザインに一目惚れ。
奥大日岳ではなく、別山にしたのは、
この手ぬぐい欲しさだったり(笑)
3色大人買いしたら、周りから「全色!?」
と突っ込まれました(笑)
温かいココアで一息ついたら、
別山まであと少し。
見事に真っ白で頂上感全くなし(笑)
真砂岳方面へ下る途中、
トランスジャパンアルプスレースの選手に次々と遭遇。
私達が昨夜寝ている頃にスタートし、
剱岳を越えてきた選手たちが目の前に!
このレースの存在を知ったときには
いろんな意味で衝撃でした。
レース序盤に剱岳とかクレイジー過ぎる。
過酷なレースに挑む選手達の一瞬を
垣間見れて、なんだか感動です。
さて、私達と言えば、真砂岳の手前で今後のルートを思案していました。
この時点での私達の心境は
①剱御前小屋や別山からの剱岳の眺望を
得られず、不完全燃焼気味。
②大走りルートでの雷鳥沢への下山は
気がすすまない。
③かといってピストンでは物足りない。
ガスのおかげで苦手な直射日光を浴びずに済み、涼しいので体力の消耗は最小限。
なぜか膝も元気。
まれに見る(自分的に)快適な状況に、
これは雄山まで縦走するしかない!
ということになりました。
ただし真砂岳はエスケープできるので、
ここは欲張らず、スルー。
立山は、とても歩きやすい。
岩場もこうやって見ると、ルート上の岩は綺麗に並べられて、足の置き場に困ることがありません。
富士の折立に向かう途中に
雷鳥がいましたよー\(°∀° )/
後ろ姿でほぼ岩と同化していて、
撮った本人ですら、
判別に時間がかかりましたけど(笑)
↑富士の折立。
↑大汝山で登頂感を味わえました!!
( 'ω' و(و" ※岩をよじ登るので。
ちょっと角度は違うけど、
晴れてたらこんな景色↑
たまにガスが途切れて垣間見える景色で
さえ、雄大です。
最終参拝になんとか間に合いました!
さすがに達成感がこみ上げます〜
\(°∀° )/\(°ω° )/
しかし、ここからが長かった…
雄山から一ノ越までの下りが長い。
なかなか一ノ越に着きません。
一ノ越からは室堂を経由せず、
雷鳥沢へ直行ルートを選びました。
(一ノ越山荘の方に室堂経由を勧められたにも関わらず)
少しでも早くテン場に戻りたかったのと、
地獄谷からの硫黄臭を避けたくて…
これが素人の浅はかさというか、
完全に判断ミス。
このルートの前半はひたすら歩きづらい
岩場の下り。(緩やかだけど、メインルートに比べて歩きづらい)
明るいうちに岩場を歩ききってしまわなくてはと、にわかに焦りだします。
もちろん写真を撮る余裕もありません。
岩場が終わって安堵するも、
まだまだ道のりは続いていて、
雷鳥沢も一旦見えなくなり、
あたりはどんどん薄暗くなっていきます。
雷鳥沢が見えるところまで来たけど、
まっすぐ道が伸びているわけもなく、
一体あとどれだけでたどり着けるのかと
不安が大きくなります。
室堂経由だったなら、初日に歩いているからまだ不安は小さかったでしょう。
しかもヘッデンをテントに
置いてきていました。
もちろん、私達以外に歩いている人は
いません。
テン場に到着したのは、19:30!
テントに入った途端、
強い雨が降ってきました。
歩いているときに降られたかと思うと
ゾッとします。
天気、よくぞ持ちこたえてくれましたーーーーー!(*´д`)
この日の夜は…フリーズドライの雑炊?
多分放心してたんでしょうね。
もう食べた記憶すらない(笑)
次の日は雨。
少しでも荷物を軽くするために食べる(笑)
やっぱり美味しいものが食べたいと選んだレトルト食品が、もう重くて…だからこそのフリーズドライなんだと再認識。
撤収作業中だけ
奇跡的に雨があがりました( ー̀ωー́ )و
レインウェアを着て出発。
10年前に買ったモンベルのレインダンサー
ちょこちょこ使ってはいましたが、
上下しっかり着用したのは初めて。
ようやく本来の使い方ができました☺︎
この登りがもう憂鬱のタネ。
(初日に相方に荷物を
持ってもらった箇所です)
遅いながらも、今度はどうにか
荷物放棄せずに歩けましたが…
室堂⇆雷鳥沢は問題なく歩けるだろうと思っていたけど、もっと軽量化しないと
私には辛いものでした(´ฅωฅ`)
悪天候でも人でごった返す室堂ターミナル
バスの出発までホテル立山のティーラウンジでゆったり、まったり。
標高2400mでいただくホテルクオリティ。
身に余る贅沢です。
登山の投稿とは思えない写真(笑)
帰りも富山駅まで直行バスで。
行きはガスで見えなかった
日本一の落差を誇る称名滝がチラリ。
そんなこんなで
帰省先での山歩きがなんとか終わりました
\( *´ω`* )/
そもそも私は
立山アルペンルートが苦手でした。
まず、乗り物に酔う。混雑してて、
富山側から黒部ダムまでは
何度も乗り換えがあり、順番待ちもある。
幼い頃に連れられていったときの
楽しくなかった記憶がずっと残ってて、
大人になってから
立山登山に誘われた時も断っていました。
なのに富山を離れた途端、登りたくなる…
しかもいきなりテント泊なんて、
相方は呆れていたことしょう。
今回、体調が悪かったり、
荷物が重かったり、硫黄臭かったりで、
もう雷鳥沢には来ない!と
衝動的に思うこともありました。
でも室堂までなら直行バスがあるし、
せっかく今回経験したことを
次につなげないのはもったいない。
何より立山の景色は最高でした。
「登った山は友達」と教えてもらったけど、まだその感覚は掴めてない自分。
でも立山ともっと仲良くなりたいと
思う自分がいました。
そして富山市街におりたときのあまりの
蒸し暑さに、立山に戻りたい!と思いました(笑)
次の帰省でいろいろリベンジするぞう
( ー̀ωー́ )و✧
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Takelt400
雷鳥は本当に岩と同化して拡大しても見えづらい(゚ロ゚)…暗闇になる前にたどり着いてよかったですね〜\(°∀° )/ 身近な山の時は興味がなく、離れたら興味が出てくる…(´ー`*)ウンウンよく分かります! 私も20代の頃に白馬の峰々を登っておけばよかったと思い返すくらいです(´▽`;) '`'`
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あっちん
全色コンプリート!👏😆 体調戻ってよかったですね〜 雨のタイミング…やっぱりトモさん持ってますね! 山に好かれてるんですよ、きっと☺️ 最後の方はドキドキしながら読み進めました。 無事テント場に戻れてホッとしました😆 からのホテルクオリティな飯テロにノックアウトされました🤣
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Satoru
3000m級の山々の縦走。ガスが出てなければ、さぞかし雄大な景色が楽しめるんだったんでしょうね。 憧れますが相方共々、体力に自信がないです。笑
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pirochi18
富山とか正直憧れます。街中から立山や劔が拝めるんですからね。 しかし、劔午前小屋からの眺望は残念でしたね😢 また来る理由が出来て良かったっす💪🏾
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hirozou
美しい山々! テント泊してホテルご飯したいです。。。
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kuma
春を背負ってのロケ地でしょうか 立山いいですね✨