「ちょっとしたメンテナンス講座【付録】  | [ランタン] Coleman」の1枚目の写真
03
2018

ちょっとしたメンテナンス講座【付録】

[ランタン] Coleman

dayouterの皆様こんばんは。

先ほど③の記事を作成していて気付いたのですが、根本的なことを説明をせずに記事を書いていました。

そこで、③を投稿する前に【付録】として投稿させていただきます。
お時間のある方は読んでみてください😊

「ちょっとしたメンテナンス講座【付録】  | [ランタン] Coleman」の2枚目の写真

一応メンテナンス講座に関しては、こんな風に面倒くさがりの方でも今回の投稿を読まずに理解できるように書いてるつもりですが…笑

このメンテナンス講座は一般的にネットで調べれば手に入るような知識については解説しないつもりです。
今は素晴らしい時代ですので、ネットで検索すればたくさんの情報が手に入ります。

ランタンの分解の仕方や簡易的なメンテナンスの方法などは是非ともそちらを参考にして下さい😳

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そして、この記事で書きたかったことはトラブルの判別方法です。
その辺をある程度書いておこうと思います。

まず大前提として、全ての手順が正しく行われている必要があります。
・燃料はしっかりと入っている
・ポンピングは正しい手順で行なっている
・マントルは推奨サイズを使用している
・全てのパーツが正しく取り付けられている

✔️燃料が完全に満タンまで入っているとポンピングをしても空気を溜めるスペースがなくなってしまいます。
8分目を目安にしましょう。

✔️ポンピングの正しい手順は
プランジャー(持ち手)を左に2回転ほど回してから、真ん中の小さな穴を親指で塞いで行います。
指で穴を塞がないとポンピングした空気が全てその穴から漏れます。
目安は回数ではなく、硬くて押し込めなくなるまでか指がもげるまでです。

✔️サイズ違いのマントルはランタンの明るさを引き出せません。
必ず適合するマントルを使いましょう。

✔️ジェネレーターの根元やバルブassyの付け根、バルブステムのナット、クリーナーステムのナット、この辺りが緩いと燃料やエアーが漏れてしまいます。
正しく締め込まれているか確認して下さい。
バルブステムとクリーナーステムにはグラファイトパッキンが入っています。
これは締め込むことによってパッキンを潰して密閉を保ちます。
しかし厄介な事な締めすぎるとバルブホイールやクリーナーステムが固くて回らなくなります。
適度な加減を探しましょう。

と、これらが問題ない前提でのトラブルの判別方法を見ていこうかと思います。

文章のみで読む気が起きない方はこちら↓から退出できます。

「ちょっとしたメンテナンス講座【付録】  | [ランタン] Coleman」の7枚目の写真

もちろんここからは出られません🙄笑
まさかタップした人なんていませんよね?

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全ては解説しきれないので、よくあるトラブルのみにさせてもらいます。

😞何回やっても炎上する😞
→主な炎上の原因は液状の燃料が噴射されているためです。基本的にはジェネレーター内でしっかりと気化していない事が原因です。
ケロシンの場合はプレヒート不足や、灯りを絞ったことによる燃焼温度低下で必ず炎上します。

→時折フレームが炎上している方がいます。
この場合はバルブassyの付け根、ジェネレーターの付け根を確認しましょう。そこから漏れた燃料に引火して火が出てる可能性があります。

😞点火してもすぐ消える😞
→タンク内の圧力は適正でしょうか?
なんらかのトラブルにより加圧出来ていない場合はそのような症状が多いです。

→しっかりと加圧出来ていてもエア漏れによってタンク内が減圧されているケースもあります。
ポンピング直後にフィラーキャップを開けて、勢いよくプシュッという場合は加圧は出来てます。
その場合はポンピングして少し時間をおいて、再度フィラーキャップを開けて確認します。
その際に勢いよくプシュッとならない場合はエア漏れです。
漏れてる箇所を特定しましょう。

→そのどれにも当てはまらない場合は燃料の供給にトラブルがある可能性があります。
次回のメンテナンス講座③で解説します。

😞光量が安定しない(息継ぎ・チラツキ)😞
→これは大抵の場合ジェネレーターの詰まりが原因です。
一旦クリーナーステムを何回かくるくる回して、ジェネレーターの先端をクリーニングしてみます。
それでも改善されない場合はとりあえずジェネレーターを外して中を見ましょう。
紙筒(ケロシンには無し)やコイルは綺麗ですか?
コイルの隙間にカーボンが付着してませんか?
ジェネレーターの外筒の中は綺麗ですか?
ジェネレーターが汚れている場合はジェネレーターを交換してみましょう。

→ジェネレーターが原因ではない場合はフューエルチューブが怪しいです。その場合はバルブassyを取り外して確認する必要があります。
詳しくはメンテナンス講座③で解説します。

→燃料不足や加圧不足でもチラツキや息継ぎをします。基本部分はしっかりと確認しましょう。

😞安定してたのに突然炎上した😞
→特にケロシンランタンに多いですが、まず初めに全開運転していますか?
全開で燃焼させないと、ジェネレーター内の燃料を気化させるのに必要な熱量が得られません。

→ランタンの燃焼具合はこまめに確認しましょう。
ケロシンは全開運転しててもジェネレーター先端が詰まりやすいです。光量が少し落ちてきたらクリーナーステムをクルクルしてクリーニングしましょう。
そしてこまめにポンピングしてあげましょう。

→燃料不足や加圧不足で熱量が足りなくなると燃料が気化しにくくなります。基本の部分をしっかりと確認しましょう。

😞何も問題ないはずなのに暗い気がする😞
→気のせいではないですか?
気のせいではない場合、ビンテージランタンは個体差が大きいです。
ある程度のメンテナンスと調整で個体差を埋めることは出来ますが、完全には無理です。諦めましょう。

→ごく稀にバルブassyが詰まってる場合があります。
その場合は一通りの手順を行なっても改善されません。バラしてクリーニングが必要になります。

→マントルにも個体差があります。
実はハズレマントルもあります。
ダメ元で交換したら直る場合もあるので、余裕のある方は交換する価値があります。

😞暇とお金が欲しい😞
→それは私も同じ悩みです。
宝くじ当たる方法教えて下さい。

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さて、今回は文章のみだったので途中で非常口から帰られた方も多いのではないでしょうか?

大抵のトラブルは↑で解説しました。
まだまだ他にもトラブルはありますし、↑で書いたトラブルの原因や解決方法も他にあると思います。

ただ、とりあえずといった形でまとめてみましたので、よかったら参考にしてみてください😊

最後まで読んでくれた方はどうもありがとうございました。

  • お花屋さん
    ポンピングし過ぎて指がもげた場合の対処はどうしましょうか?🤣🤣 冗談は置いておきまして…やはり基本は大事ですね。 自分も最初の点火は説明書や動画を見てしっかりやったら問題無く点きました。 丁寧に一つづつ…が大事ですね
  • CHAKU
    200Aが何回やっても炎上中です😅 去年の11月までは普通に使えてたのに今年になってから急に炎上しまくりです😂 投稿を参考にして確認してみようと思います😄
  • fu.u
    いつもすごい解説ですね。為になります!フォローさせてください😄 不調時の症状、故障箇所にすごく詳しいですね👍
  • ビッグバード
    うーん 分かりやすい。いろいろと勉強になります。
キャンプ場に出没するマジシャンです。
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