DODしまなみ海道ー芽吹きの時ー

「DayOutDay」

関東や関西での開催を投稿で見ていて、遠いところの出来事だと思っていた。

いつかは…なんて妄想にふけっていたけど、実現はまだまだ先、と思っていた。

ましてや四国での開催。

当日がやってきても、開催地に向かっていても、フワフワして現実感なんてまるでない。

向かうは、しまなみ海道の大島にある「カレイ山展望公園キャンプ場」

実は去年夏、同じくしまなみ海道の伯方島「鶏小島キャンプ場」でキャンプした時、「しまなみ海道でDODが開催されれば、四国・中国地方両方のユーザーが参加できていいな…」と、おこがましく妄想までしていた、けど。

あれから1年もたたない今、それが目の前にある。

到着が遅かったので、 出遅れた感からテンパり、daimaruさんからこちらに挨拶にきてもらったことをはじめ、反省点は書ききれない。

楽しそうな笑い声が聞こえると気になる。
でも積極的に和に入れるタイプじゃない。
無理すると余計にうまく話ができなくなる。
結局夕食会まで静かに過ごした…内心ソワソワしながら。

ランタンの灯りに照らされる空間。
思わず声が出るおいしい料理の数々。daimaruさんのゆるやかな進行。
無理を言って参加してもらったのに、一生懸命動いてくれる相方。

行動には表せなかったけど、少しずつ緊張がほぐれていくのを感じた。

ようやく少し皆さんと話すことができたのは撤収前後。
もう一泊できたなら…と名残惜しい気持ちはあるけれど、DayOutという繋がりはこれからも続く…そんな安心感があった。

今までは相方と2人で楽しい時間を過ごせれば十分だった。もちろんそれはこれからも変わりない。

でも。

画面の向こうの皆に本当に会えた。
皆とシェアすることを考えて料理を作った。
寒い夜に皆で囲む焚き火の温かさを知った。
皆のキャンプを垣間見ることができた。
いつかまた、と言ってお別れすることができた。
そして、またいつか皆に会いたいと強く思った。

今までにはない思いが芽吹いた私の「DayOutDay」