キャンプイン。

お久しぶりです。

ようやく我が家もキャンプイン。冬の間は、うちのシーズン開始は6月くらいからかなぁ、なんて思っていたのですが、折角なので雪キャンプへ。

そういえば、札幌への転勤は、3年前の、この3連休前に内示だったなぁ。もう3年とは早い。あと2年くらいいられたらいいなぁ。

さて今回は、札幌市南部の定山渓温泉街から車で10分くらい山に入った、定山渓自然の村にやってきました。ちなみに、この温泉は、東ちづるの「温泉若女将の殺人推理シリーズ」のあの温泉です。

薪ストやハイペットの貸出もあり、お湯の出る炊事場など、キャンプキャンプインの我々にはありがたい環境。

このエリアはひぐまの生息地。クマの冬眠中にしか入れない森の中へ、スノーシュー履いてナイトハイク。冬の星空を眺められるよう、晴天を祈ります。

Timesカーシェアで四駆を借りて久しぶりの雪道。駐車場からサイトまでは、ソリで荷物を運びます。

本日は、パオみたいなテントハウスに泊まります。転勤になるかもしれないこの時期、幕乾燥の手間は回避したくて。。

パオ到着！なかは広々。中央に灯油ストーブがビルトインされてる！寝るときもつけたままでいいなんて夢みたい。パオゥっ！

手早くベッドメークしてくつろぐのが早い！その辺はカミサマに似たな。

出がけに寝具一式を収納するバッグのファスナーを破損し、"こりゃ、寝具大臣辞任だな。"とか呟いていたせがれ。ピンチをユーモアでいなすあたりに成長を感じましたが、カミサマによれば、"あれ、真顔だから。(笑)"

村内を散歩します。小動物の足跡がところどころに見られます。そういえば、この前、列車で帯広出張したとき、車窓の遠くの一面に雪の積もった牧場をキタキツネが駆けていくシーンは、北海道らしかったなぁ。

そしてキツツキが、コンコンコンコンやってます。

白樺ぁ、あおぞーら。みぃなぁぁみぃかぁぜ。こぶしの花は咲いているのでしょうか。

パオのストーブが気持ち良すぎて、ちょっとごろんとしたつもりが、2時間昼寝。。夕方になったので、食事の支度に。ガスが気化しづらいようなので、焚火して炭火を作ります。

せがれも雰囲気を出しにいきます。雪のソファと天然の冷蔵庫的な。もう少しオトナになるとラベルは見せるんでしょうね。

このあと、凍って取り出せなくて掘ってくれました。(笑)

あたしが炭を作って。

カミサマがもやしのヒゲを取り。

カレー鍋の完成です！

ほどよく冷えたマグロとカレー鍋のコンビネーション。そしてバーカウンター風のイス。旨かったぁ。

そして夜。あたしのカメラではよく撮れないけど、オリオン座と冬の大三角形？がくっきり。

スノーシューを履いて森へのナイトハイクに出発。

普通に立ってるように見えるけど、1メートル以上の積雪のため、スノーシュー履いてないと、大人は太ももくらいまでずぼっといきます。

職員さんの薦めで、途中で参加者全員で雪の上でねそべり、ライトを全部消して、お口にチャック。空を見上げて目が慣れたら、、。

文字通り、満天の星。雪が音を吸収し無音の世界。

"深呼吸して、余分なものは、ここに置いてっちゃってくださいね。"という言葉も添えられて、本当にリフレッシュできました。

この3年、うまくいったこともあれば、いまいちだったこともたくさんあるけど、厄年も終わったので心機一転、新年度に臨みます。

キャンプって、ほんとに良いものですね。