日高山脈の麓にて。

三連休の初日から一泊。このところ、道南の仲洞爺キャンプ場がお気に入りだったのですが、洞爺湖は禁漁期間のため、日高山脈の麓、沙流川オートキャンプ場へ。

(結果的には、雨で河が増水、ダムの放流警報鳴りっぱなしで釣りは無理でした。。)

日高山脈は北海道の背骨。南北150キロに渡り、標高2000m級の山々が連なる国内有数の山脈。

きっとすごい寒いだろうということで、各人準備。私は家族で一番寒がり。快適温度15度までの寝袋で夏でも震えてたので、秋用を会社帰りに購入。分厚くて肌触り良く、布団みたいで最高でした。

せがれは、お気に入りのソファの座面を剥がして持参するという荒技に出ました。。

運転してて写真撮れなかったけど、山頂がずらっと続く山脈を間近に見ることが出来て圧倒されました。航空写真をご参考までに。

道の駅樹海ロード日高まで来ると、キャンプ場まではあと5分ちょっと。セコマのほか地元商店が集まっているので最後の買い出し。リアルかぼちゃが、札幌市内の1/3くらいの値段で並びます。

薪を追加購入した折、丸太キャンドルを発見。きこりのロウソクというやつ。夜の目玉としてこっそり購入。焚き付けが、白樺の皮というところがなんとなく素敵な感じで。

キャンプ場へ到着。雨予報のためか、バンガローは満室ながら、テントサイトは20%くらいしか埋まっていない感じ。おかげで、予約したサイトの隣の広さ倍のところを選ばせてもらえました。

早速、変わり種自転車で発進。タンデム自転車やアスレチックやドッグランや小川があったり、道すがらフリーサイトもいい感じに配置されていて、そそられます！

木のあるサイトでお願いします、なんとしてもお願いします！！とアピールしていたせがれ。憧れのハンモックのためでした。買い物のおつりを貯めてモンベルで2,000円強で購入したらしいです。

虫は殆どいない。でも、1種類だけ、フワフワと舞う虫が。北海道で雪虫と呼ばれる虫で、これが飛び始めると1週間以内に雪が降ると言われてます。

右は、GOOUTさんに載っているような自作道具に憧れたせがれの第1号作品ローテーブル。釘を打たず、キリで穴を開けて、ボルトで締める作業をコツコツと。軽くて意外と使いやすくて重宝。

山の天気は変わりやすい？曇りのち晴れの予報が、雨予報になったり、曇りに戻ったり。。で、結局、雨。ずっと雨。タープの中に、アメドのインナーのみ設営。インナーに毛布、ブランケット、ソファ座面(笑)を運び込み、ごろごろスペースに。

車が近いとやっぱり楽ですね。殆ど、トランクに積んだまま使い。

いつもの焚き火で焼肉で晩御飯。そのあと、そばにある日高高原荘という宿の温泉に。いい湯でした！そのあたりの写真が無いあたりに、雨に苦戦したのが分かります。笑。

その後、お楽しみの、きこりのロウソクを投入。丸太にチェーンソーで切り込みを入れたものだそうで、切り込み部分に火のついた樹皮を差し込むと、自然に空気を取り込みながら、綺麗に燃えていきます。20分もすると火柱。その前あたりが一番綺麗でした。1時間弱炎を見つめて癒されました。

夜中の雨と風は凄かったですが、気温は下がらず、15度あり、テント内は快適。朝はすっかり穏やかで晴れ間も見え始める！

ねぼすけの私もキャンプ場ではなぜか5時起き。軽く散歩。

モーニングコーヒーは、モーニング焚き火、モーニング汁粉とともに。いつもはなかなか起きてこないせがれも起きてきたので、モーニングミルク追加で。

と、このあたりから、雲が切れて、強い日差しが！撤収時晴れオトコか晴れオンナがいる。

とはいえ、慎重派のわたくし。天気雨や急変に備えて、タープ乾燥するやいなや撤収し、BBQスペースへ移動。

連休前の函館出張で仕込んだラッキーピエロのレトルトカレー。何種類か持参しましたが、どれもエッジが効いていて旨かったです。

完全にせがれのものになったfamさんのおまけ。テンマクさんは故郷の企業でもありシンパシー。ボンカレーさんすいません。次回は必ず御社のを食べます。

ピザ窯併設。このあといい感じの炭になったあたりで利用時間に入ります。早くから雨の中、火入れされてた管理人さんたちにみんな感謝。

ピザでなくてすいません。笑。シエラカップでカレーを食うという企画。

いい感じに晴れ間！アスレチック、タンデム自転車など遊びたおして、仕上げのキャッチボール。

プライバシー配慮のため、よそ様が写らないアングルばかりなのですが、このとき周囲では、急上昇し始めた気温に対し、フルクローズだったテントをオープンしたり、灯油ストーブを止めたり、みんな嬉しい悲鳴をあげていらっしゃいました。ドッグランやアスレチックも賑わいはじめます。

ご挨拶して退場。沙流川にも挨拶。今度は新緑の頃に参ります！

紅葉ドライブに出発！

帰りは、高速使わず、樹海ロード日高を通って一般道で札幌まで向かいます。途中、雰囲気良さげなキャンプ場の看板を見つけ立ち寄り。穂別キャンプ場。

ドラクエの村のような雰囲気。センターハウスも地元の物など品揃え豊富で、あとで調べたらツリーハウスもあったり。次回、泊まりに来たいと思います。

今年は張り納めかなということで、泥んこのスクリーンタープを風呂で洗濯。仕上げの乾燥にかこつけて部屋張り。三連休の最終日は部屋キャンで過ごしました。

あぁ、もうすぐ雪の季節だけど、その前に近場でいいから、もう少しキャンプ行きたい。