裏山の源流を求めて

3/5 いつもの裏山。

今日の目的はポール用の長い木の調達。

いつもポールは現地調達しているけれど、手に入らない場所もあるだろう。

流木ポールを自作しているお洒落キャンパーを見習い、自分も作る事にしたのだ。

いつもは入り口付近の場所に陣取って遊んでいる。

唯一の陽が当たる場所であり、携帯の電波が入るか入らないギリギリの場所。

1xと圏外を行ったり来たりしている。

大きな杉の倒木。

作業用の丸太が欲しい‥

歩きながらふと思った。

この沢の水は何処から？

裏山歴は30年以上だけど、源流は見たことない。

行ってみようか‥

この小さな滝までをいつもの散歩コースとしている。

何故なら行き止まりだから。

上段にもう１つ滝が見える。

滝を迂回する為に、少し戻って山を登る。

上段の滝の上に出た。

倒木を乗り越え

崩れかけた道を進む。

落ちたら痛そうだ。

かなり奥に来たけれど石垣がある。

林業が栄えていた頃の名残か‥

少し開けた場所をベースとし、荷物を置いて行くことに。

ここは水場も近く、木の間から陽が射し込み、野営に良さげな場所。

いつか泊まりで来たい。

この場をすぐに離れるので、アルコールストーブでコーヒー休憩。

五徳はダイソーのかき揚げ器を切り出した物。

アルスト、五徳、カップ、燃料20ccは全てスノーピーク ソロセット焚に収まる。

少しの休憩後、身軽になったのでどんどん進む。

岩が大きくなり、源流っぽくなってきた。

登り勾配もきつくなってきた。

両側は断崖で、これ以上は沢登りしないと進めない所まで来た。

今日の装備では断念するしかないが、楽しみはまたの機会に残しておこう。

ベースに戻る途中、思わぬ拾い物。

そろそろ落ち角が拾える時期になるので、少し気にしながら歩いていたが、両角が揃った頭骨は意外だった。

嬉しい誤算というヤツだ。

ベースに戻って腹ごしらえ。

山歩きはお腹ペコペコになる。

小さな焚火を起こし、バノックを焼く。

SAMURAI騎士のケースとお揃いで作った、折り畳みスコップのケース。

スコップは何かと役に立つ。

焚火の後片付けをして帰路へ。

帰り道、来る時に見た倒木の丸太が無性に欲しくなり、悩んだあげく切り出す。

SAMURAI騎士でも手強い相手だった。

これを抱えて下山したので、ポール用の木どころではなく、この先の写真もありません（笑）

帰宅後に計ると11kgありました。