安定のこの場所へ.

バックパックで氷川に2泊。

前夜、当初行く予定だったキャンプ場から完ソロだし雨だからという理由で、夜21時過ぎに突然の閉鎖の告知が。

前日のそんな時間に急に言われても‥

突然の変更で他に何も調べていなかったので、近場で当日朝からイン出来て、平日は予約のいらない所という事で氷川に来た。

温泉もあるしね。

二日酔いの代償に電車を乗り間違える。

Flex Fire6のオプション、グリルプレート縛りの今回の食事メニュー。

夕方から翌朝まで雨予報だったので、夜の献立を昼間に変更してサンマを焼く。

サンマには少し焚き火台が小さい。

今年もサンマは高く昨年の2倍以上。

もう庶民の味方ではないのか‥

昼ご飯はサンマを焼いてきのこの炊き込みご飯と豚汁。

秋の味覚を楽しんだ。

氷川のシンボル、赤い昭和橋は改修工事中。

釣りにも良い季節で、放流後という事もあり釣り人がいつもより多かった。

ちょっと散歩して昼寝をして充電。

予報ではもう雨は降っているハズなのに、まだ降らないので外でご飯とか炊くかーと思ったら、パラパラと降り始めたのでテント内へ。

昼飯予定だったブリの刺身としじみの味噌汁をテント内で。

お新香で1番好きなのはキュウリか野沢菜かなぁなんて考えながら、

さて、いただきますという所で雨が止む。

何だよ外で食べりゃ良かったなぁなんて思いつつ。

じゃ、せっかくなので外に出て焚き火でもーと、焚き火を始めると降り始める。

雨ってやつはもう本当に‥

早寝して4時に起きるが、まだ雨は降っていたので朝活せず二度寝。

7時前には雨も止み晴れ間が広がる。

今日は良い一日になりそうだ。

朝食はもう一度豚汁を作り、昨日多めに炊いた炊き込みご飯で焼きおにぎりを。

おにぎりを初めて握った訳なのだが、おにぎり初号機はプレート上で焼いてる最中に半壊。

2号機もコゲが早く付き始めたので直接食べてしまった。

おにぎりって奥が深いなぁと、いつも作ってくれる妻をリスペクトした。

奥多摩の紅葉は少し色づき始めたくらい。

それでも雨からの晴れは清々しく、秋風もまたとても気持ち良い日中を過ごした。

今回は氷川の1番端の静かな所へ張ったのだが、ここはこの時期まったく日が当たらないダークサイドだった。

おやつにどら焼きとコーヒーを。

モーラナイフ。

バークリバーに憧れるけど、僕にはファミキャンからずっと使っているこのモーラで必要十分。

しかしナイフには拘りたい。どうしよっかなぁと悩んでいる時が、きっと楽しい時間なんだろうなぁ。

月日が経つ事に、女性ソロキャンパーが増えたなぁと思うのだが、今回は本当に多かった。

約1/3くらいは女性ソロだった感じ。

中にはピカピカだったけど、薪ストーブを使っている女子猛者まで。

頼もしい世の中になったもんだ。

日が落ちるのもだいぶ早くなった夕方、夕食の支度を。

白米炊いて、

ワカメスープ作って、

焼肉を。

何だかんだ言っても、肉を焼いて米を食う。

結局これがキャンプで1番美味いと思う今日この頃。

特に何をする訳でもなく、黙々と焚き火を。

サイトによってレイアウトを器用に変えるオシャレキャンパーってすごいなぁと思うけど、僕はいつもの物がいつもの場所に。

これが1番落ち着く。

この夜は珍しく夜0時まで焚き火を。

翌朝は4時半に起きて朝活。

特に何もせず焚き火と川の音を聞くだけ。

ただ、これだけで心の汚れは燃えてなくなり、水で洗い流されて行くのが感じられる。

朝食はマイブームのマフィンを。

ベーコンエッグチーズとハンバーガーにポタージュを。

今回は急遽ここへ来る事になり、特に何もしなかったキャンプ。

だがキャンプ出来る事自体が贅沢であり、特別なんだと思う。

こんなにキャンプが好きなら毎日キャンプでも‥ってのはまた違う。多分キツい。

普段仕事を頑張って、ふと一息入れるから楽しいのであって癒される。

いつも家族と一緒に居たいけど、たまには離れて遠くから家族を見てみる。

すると家族の本当の暖かさや、違った側面から見た良い所が見れるようになる。

光と影のように、悪いがあるから良いがある。

そんな事をクドクド考えながら、締めの温泉に浸かって帰宅。

さて、また仕事頑張ってキャンプに行こうっと。