見ろ!人がゴミのようだ。
さてさて、2度目のファミリーキャンプです。
本当は兄貴一家との合同キャンプの予定でした。
しかし、北海道に緊急事態宣言が出された為
予定していた道央にあるキャンプ場が閉鎖。
離れた地域を跨いでの行き来も
控えた方が良さそうと考えたので、
合同キャンプは中止にしました。
道内のキャンプ場で閉鎖している所が多いそうですね。
道南のキャンプ場は条件付きで
営業している所があったり、
居住地域を限定してお客を受け入れたり
サイト数を半分に絞ったりしながら
営業をしているキャンプ場があり、
私達はキャンプ場に直接電話をして相談したりなどして、
我が家だけで道南の八雲のキャンプ場で
平日にかけての利用客が少ない日の
ファミリーキャンプに変更しました。
前回よりも持っていくアイテムが若干増えましたが、妹の立体テトリス能力によりクリア。
今回は荷物を縦に入れて、取り出しやすくしてみたそうです。
車で行く事1時間半、白樺並木が見えてきたら、もう八雲噴火湾パノラマパークに到着です。
道中妹は…
「お姉ちゃん、今回も沢山焚き火しようね」
「薪は2束買っちゃおうよ」
「今回のサイトは直火出来ないの?」
「スウェーデントーチって知ってる?」
「何もしないで、ひたすら焚火だけしたい」
「焚き火の炎を何も考えずにボーッと眺めたい」
焚き火へ対する、鬱陶しい程の情熱を語ってました。
妹は前回のキャンプから焚き火の魅力に取り憑かれたみたいですが、
状態がさらに悪化したようです。
最近、忙しくなった仕事の
ストレスのせいだろうか…
早く焚き火をさせてあげないと
そこら辺の街路樹を燃やし出しそうな勢いです😅
…なんて、物騒な事を思っていたら、キャンプ場到着。
キャンプ場のゲートは閉まってました。
私「あれ、これって、どうすればいいの?」
妹「ボタン押して予約した旨を言うってネットで見たよ」
私「このボタンはインターホンなの?」
ボタンを押すと応答があり、名前を告げるとゲートが開きました。
私「なんか、ハイテクなシステムだね」
オラ、わくわくしてきたぞ!!(by悟空)…という気分になりました。
道南屈指の高規格なキャンプ場と聞いていたけど、まさにその通りで、ちょっとビックリ。
サイトも広い。
管理人さんに車を誘導して頂き、他のお客さんとは一切接触しない状態でチェックインの手続きをしました。
コロナ対策もかなり気をつけている印象です。
さて、私達に割り当てられたサイトは画像に載っている部分、全部です。
広い。
広過ぎです。
遥か遠くにお隣さんが見えます。
今回はタープの延長ベルトを購入していたので、小川張りにチャレンジしてみました。
タープポールも中央だけではなく左右に使用して広々空間に。
テーブルや椅子をセットした時点で2時間近く経っていました。
なかなか素早い設営は難しいですね。
9月で少し涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑い。
設営が完了した頃には汗だくになってました。
妹「やっぱ、男手が欲しいわぁ」
(妹はシングルマザーです)
(私は独身です)
私「私達、設営にまだ慣れていないだけだよ、女だけでも何とかなったでしょ」
妹「違うの。設営は男の人に任せて、楽したいなぁって思って」
(テントなどの設営もキャンプの醍醐味じゃないの)
私「…再婚しろ」
妹「再婚はテントの設営よりも気力&体力使いそうだから遠慮しておくわ」
不毛な会話をしていたら虚しくなったので、
設営の疲れを癒す為シフォンケーキタイム。
普段、体を動かさないので
少しでも体を動かすとお腹が空いて、
食べ物が滅茶苦茶美味しく感じます。
焚き火の準備もバッチリです。
コールマンのファイヤーディスク
直径45センチサイズをこの日の為に購入。
直径30センチのソロサイズは
持っていたのですが、
ファミリーキャンプだと
盛大に焚き火したくなって買っちゃいました。
あと、少しでもテント周りを
オシャレにしようと
木製のラックを購入しました。
木製ラックは置くだけでサイトが
オシャレになるとネットで見た言葉を
鵜呑みにしたからです。
…か、しかし。
そんな姉のお洒落心を知らない妹が
「あっ!これ、ゴミ袋引っ掛けるのに
良いじゃな〜い。
クーラーボックスも隣に置けばいいね」
せっかくのお洒落アイテムはゴミ袋と
母が20年前位に買ったメーカー不明の
ダサいクーラーボックスの威力で
霞んでしまいましたとさ。
ー完ー
夕飯はキャンプ場の側にある
ケンタッキーファーム
ハーベスター八雲で購入したチキンとパスタやポテトなど。
そう、今回はとにかくゆっくり過ごす為に
夕飯を作る事を一切放棄したんです。
前回初めてのファミリーキャンプは
気合いを入れ過ぎて、余裕が無く
バタバタしているうちに終わってしまった為
今回は余裕を持ったゆとりある
のんびりキャンプにしたい…と。
いえ、決して手抜きでは無いのです。
全ては初心者の自分達がゆとりを持つ為に
やむ負えず、金で解決(テイクアウト)するしか
無かったのです(笑)
チキンは自分達で揚げるより
カーネルサンダース直伝の方が確実に美味しいのです。
夕食後はチビッコと散歩。
白樺の木々が美しい場内。
小さな展望台があったので登ってみる事に
写真は展望台にいち早く登って
手を振るチビッコです。
展望台は広々としたキャンプ場の半分位が見渡せます。
高い所に登った時のお約束的な(?)
ムスカの台詞
「見ろ!人がゴミのようだ」
…なんて台詞を言いたくなる世代の私ですが
広々サイトすぎて、人があんまり見えません。
これは、全サイトが満杯でも窮屈さを
感じないでしょう。
流石、広々サイトが好評だと
聞いてた通りだと思いました。
日も落ちて辺りが暗くなって来たので、
いよいよお待ちかねの焚き火タイム。
妹が活き活きとして薪を投下。
夕方になると少し冷え込んでくるので
焚き火の暖かさに心地よくなり
うとうとしてしまいました。
さらに夜が更けてくると
小腹が空いたので、カントリーマァムの
クッキーを炙ってみました。
焚き火で炙って、チョコが溶けかけたのが
最高。
焚き火のお供にマシュマロも良いですが
カントリーマァムも良いですね。
あと、前回のファミリーキャンプに
持って行ったのに余裕が無くて
すっかり忘れていた、
カラフルな炎になる奴を投下。
これは、ちょっとテンションが上がりますね。
綺麗な炎が30分位楽しめました。
焚き火にあたりながら、暖かいお茶を飲む。
幸せだなぁ。
そして、ついでにプリンも食べる。
幸せだなぁ。
(食べてばかりだなぁ)
思う存分、焚き火を堪能した後に、
さらに肌寒くなって来たので
テントに入りました。
前回は耳栓を忘れてるという、
失敗をして全然眠れなかった私ですが、
今回は耳栓を忘れずに持って来ましたよ!
これで、バッチリ眠れる。
…と、思ったら何だか寒くて眠れない。
なかなか眠れないなぁ
…と思ってゴロンゴロン寝返りを
打ったりしていたのですが、
私、寝袋に入るのが下手くそで、
寝袋のファスナーを全部締めたつもりが、
半分開いていて、横向きで寝ていた背中が
丸見えでした。
背中が寝袋からはみ出ていれば寒くて
当然ですよね。
寝袋のファスナーを締め直し、
再びゴロンゴロンしていたら、
いつの間にか寝てました。
翌朝、5時半頃寒さで目が覚めました。
あまりに肌寒いので…
朝も焚き火しちゃいました。
晩御飯は作りませんでしたが、
朝ご飯は作りました。
写真は、焚き火の火でホットサンドを焼く妹。
メスティンで御飯を炊くよりも、
さらに手抜きをしました。
サトウの御飯&レトルトカレーを
湯煎して、カレーライス。
適当に炒めたウィンナー。
手抜き御飯ですが、青空の下で
食べるご飯は美味しいですね。
あと、カセットコンロでシェラカップを使い
少しだけお湯を沸かしたい時に
コンロの五徳が大き過ぎてカップが倒れて
乗らなかったので、
小さい網を置いて利用したら滅茶苦茶
便利でした。
写真はジャンボサイズのシェラカップなんですが、
ジャンボサイズでも
五徳が大き過ぎてダメだったので、
どうしたものかと思っていたんです。
小さい網はホームセンターで300円位で買いました。
お値段以上の働きをしてくれたと思います。
朝食の後はおやつにポップコーンを作り、
たべました。
今回のキャンプは天気が非常に良かったです。
しかし、朝起きた時に、テントとタープが
結露?朝露っていうんですかね、
びっしょり濡れていて、
これじゃあ、前回の雨キャンプの時と
同じじゃない(泣)
……と思っていたのですが、
となりのサイトの方がテントやタープを
バシバシ叩いて水滴を落としていたので、
私達も真似をしてテントやタープをバシバシ。
面白い程、水滴が落ち、
撤収までの数時間であっという間に
乾燥してしまい、驚きました。
バシバシと太陽光の力は偉大だな…と。
チェックアウトの11時まで時間があったので
ゆっくり焚き火の後始末したり、
散歩して、謎の木の実み見つけてみたり
のんびり過ごせました。
今回は前回のキャンプの失敗を
踏まえて、なかなか良いキャンプが
できました。
休みの都合や、北海道の気温、
自分達のキャンプの装備の都合上、
今年はファミリーキャンプは
これで最後かな…
いや…
せめて、デイキャンプしたい。
妹は周りのサイトの人が何泊かしているのを見て
「今度は連泊したい」と。
こうして、キャンプ沼にどんどん
ハマって行くのだな(*´ェ`*)
なんて事を話しながら帰路につきました。
家に帰り、暫くすると
本当は合同キャンプをする予定だった
兄貴からラインで動画が送られてきました。
自分達も密にならない超安全な場所で
キャンプをしてきたと。
動画には…
もはや、キャンプ場ですらない
山奥の川岸にテントを張り
滝をバックに
「ゔぉぉおおぉ冷てぇぇ!!」と、
叫びながら、はしゃぐ兄貴の姿が(笑)
自転車や、バイクで北海道一周キャンプの旅をしたり、野宿をしてきたワイルドな兄ですが、
「水遊びしてるの?」と、聞いたら
うっかり、近くに温泉すら無い山奥まで来ちゃったから、川で体を洗っていたそうです。
兄ひとりならいいけど、
子連れキャンプでこれはワイルド過ぎるだろ……(笑)
写真は楽しそうに、パンイチで体を洗う兄です。
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M&C camp
お兄さん🤣いつも楽しい投稿ありがとうございます😍
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みつば
着々と沼にハマってますねー。 この調子だと来シーズンは更にギアも増えてますね。😆 ストーブあると、秋キャンプも楽しめますよ〜。(←と、誘惑してみる) 今時期に川入るなんて、しかもその深さまでって!🤣 お兄さんスゴイ!!🤣🤣🤣
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mayu78
すご〜く広いサイトですね‼️ 焚火🔥に魅了された妹さんの気持ちすごくすごくわかります👍 これからの季節は焚火🔥眺めながらぼーとしたくなります😆
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QP
姉妹による不毛な会話… サイトがなぜかオシャレじゃなくなっちゃう感じ… 手抜きなごはん… デジャヴかと思いました🤣🤣🤣
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mamis
オシャレ感✨頑張る感じ😊 私も同様です😅 頑張っても相棒が機能性重視なので💦 折り合いつけていくのも😆 楽しいですよね🤝🍀・・と 思うしかないです🤣 お兄さんの圧倒的ワイルド感に👑 拍手😃👏
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た〜
投稿最高っ🤣❗ 思わず過去投稿まで一気読みしちゃいました(笑) 今回マッチョなお兄さんがいれば楽々設営でしたね〜w
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tyr
お兄さんの最強感、半端ないです( ̄▽ ̄) 男手はお兄さん召喚したら解決ですねw 八雲の広さを経験してから、白石公園キャンプ場に行くとギャップに凹みますよ(^^;