熊野海道エクスペディション Pt4
Day6:木曜/この日はようやく風もなくなってきていて、絶好のカヤック日和、しかも無数の小さな湾を横断し無人の浜に上陸し放題という豪華なロケーションですが、全員疲労のため体の動きが遅くなっています。この数日、上陸が日没ギリギリになってしまっていたので、この日から出発を早めるために6時起床、8時出発となりました。
ゆっくりのペースで漕ぎつつ栃木竈(読み方がわかりません)という村の無人の浜で休憩。ここは大きめの湾ですが、船一つも人っ子一人いない辺境の地でした。
そこからすぐ横にある古和浦という漁港へ移動し、Kさんは装備を降ろし、バスに乗って帰っていきました。残念ですが、自力では漕げない状態ではやむを得ません。
共同装備などを再配分してから気を取り直して出発。風はなく凪の状態ですが、柴田さん以外は指のマメがつぶれたり筋肉痛がひどくゆったりしたペースで進みます。
錦湾という広い湾を横断し、岬を越えたところにある紀伊長島の海岸に上陸。ここはこのあたりでは大きな漁港でスーパーや飲食店があるということでテントを張った後は中華を食べに行くことになりました。
海岸で野球をしながら焚き火をしていた地元の高校生に「キャンプするんすか?」と声をかけられ、柴田さんが伊勢から来たんだよ、と言うと全員びっくりしていました。僕も岬の裏に行くためには船乗った方が良いよ!見ないと勿体ない!とアドバイスしておきました笑
高校生達からなぜかサツマイモを貰ってそのまま中華屋とスーパーへ出かけます。酸辣麺と餃子をオーダーしましたが美味でした。
翌日からも8時出発の予定で、あくまでも和歌山到達を目指すというハードコアな柴田さん。港の横で大きな焚き火はできないので全員早めに就寝。この日の漕行距離は25kmでした。
To be continued...
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QP
栃木竈… 難読地名好きとしてはガマンできず調べてみました😆 とちのきがま、らしいです。 そう来るか〜😳ですね✨ 地元の高校生、多感な時期にこんな楽しいことしてる大人を見たら、人生観変わるでしょうね✨✨