蝶ヶ岳　テント泊

#蝶ヶ岳 のテント泊の記録。

同行者はkoyanoさん夫婦。
登山口で合流して、蝶ヶ岳ヒュッテを目指す。

自宅を深夜出発して朝5時に到着。
まだ星が出ており辺りは真っ暗。

先に登山口で待っているkoyanoさん夫婦のクルマを見つけて一安心して、日が登るを待った。

日が昇ってきたので辺りを散策。
夜道を車で走ってきた時は気がつかなかったが、紅葉していた。

台風の影響か分かりませんが、三俣まで来る山道は時間帯により通行禁止なようなので注意が必要です。

この看板が来る途中の山道にポツンと立っていてとても怖かった。

駐車場は6時位で半分も埋まらない程度。
ここは第一駐車場だか、第三駐車場まであるようなので、この時期は満車にはならないと思う。第二駐車場はわりと近いが、第三駐車場は遠い。

koyanoさん夫婦も起きてきたので登山の支度を進めた。

8時に登山開始。
ザックは相変わらずデカイ。

しばらく林道を歩く。

駐車場から1キロ程歩くと三俣の分岐へ到着。

道中の落葉が綺麗。

赤い紅葉が一番だと思っていたが、黄色の紅葉もなかなか良い。

台風の影響で水量が多く、登山道に流れ込んでくる。

名物のゴジラみたいな木。
通称ゴジさんと呼ばれているそう。

常念岳が見えた。
雪がついて白くなっている。

まめうち平へ到着。

適度に休憩を挟みつつテン場ある蝶ヶ岳ヒュッテへ足を進める。
さすがにこの時期はテンバ争奪戦はしなくても良さそうで安心してゆったり登れるので、気持ち的に楽です。

階段の数字を数えていたが、疲れてきたので途中から数えるのをやめた。何番あるのか結局分からなかった。

登山口から蝶ヶ岳ヒュッテまでは約5時間。
事前に調べていた時に察してはいたが、ゴジさん以外に特に目立った名物スポットはない。
難所もなく登りやすいが、少しもの足りなさを感じてしまう。

朝は晴れていたがガスガスに。

雪もあったが今のところ登山には影響はなし。朝方は凍っているかもしれないが。

今回の食事は全て山小屋で食べるというつもりだっだ。
お昼ご飯は14:00までということで間に合いそうになかったが、koyanoさん夫婦にさきに行って食べてーっという申し出があったので、途中で別れて先に蝶ヶ岳ヒュッテを目指すことに。

時計を見たら13:30だったので先を急いだ。

尾根に到着したらあと少しなので、少し小走りでヒュッテに急ぎます。

13:58に到着。なんとか間に合った。

今日の夜ご飯と明日の朝ご飯は14時00分までの予約だったらしく、急いで良かった。
テント泊とご飯の予約をしてランチメニューのカレーうどんを注文した。

暖かい食べ物がみに染みました。味付けは濃い目だったけど疲れた身体には丁度良かった。

koyanoさん夫婦が来るまでヒュッテ内を散策。建物内の炊事場もそこそこの人数が入りそう。

koyanoさん夫婦も遅れて到着。
乾杯で労う。
ビールは妻の北海道土産のゴールデンカムイ白石ジャケ。
今回は仕事で来れなかったのでお供に持って来た。

ヒュッテ内から外を覗くと、先程まで曇っていたがどんどん抜けていく。

さっきまで隠れていた槍ヶ岳も見えてきた。
雪を纏いカッコ良いです。

beautifulです。

さっきまで寒かったが、日が出ると暖かい。

ブロッケン現象は燕岳以来。隣の知らないおじさんとはしゃぐ。

テントをそそくさと建てて、夕飯を待つ。

トイレの標識は蝶ヶ岳だけに蝶。

日の入り前にもう一度。
とても良い景色。
再びbeautifulです。

気温も下がり溶けた雪がバキバキになってきた。

ヒュッテ内のストーブに暖まりながら、夕飯までビール、燻油のホタテを食べた。
これも北海道土産でもってきたもの。

夕飯は17時30分から。
ゴジさんのイラストが可愛らしい。
たしか缶バッジが売店に売っていた気がする。

夕飯はご飯が美味しかった。オカズはサバが一番美味しかったが、どれも凝っていた。

夕飯後はラグビーを見ながらまったりタイムが流れる。

光っているビックスカイよりもモスのマット感があるテントの存在感が際立つ。

星は綺麗だったが、寒かったのですぐに寝ました。
20時前で−1℃だったので、夜はもう少し冷えたと思う。

夜中は風が強く吹いていたみたいだが、耳栓をしていたのであまり気にはならなかった。

翌朝

朝日は雲で隠れて見えず、、、

05時30分から朝食。
正直なところ早すぎて胃袋が起きていないが、ご飯は三杯お代わりした。
自分で食事は準備しなくていいので楽チン。　
海苔の佃煮かと思ってそれなりの量を一口で食べたら、まさかの辛味噌で痛手を負ってしまった。

天気は良くないが蝶槍を目指すことに。
koyanoさん夫婦はヒュッテでゆっくりしているそうなので、一人で蝶槍へ向かった。

片道30分で蝶槍の案内はみたが、急ぎ足で30分だったので、実際はもっとかかると思う。あまり高低差もなく、登り返しもほぼないので楽だが寒い。

尾根沿いにある蝶槍。見えてきたが思ったよりピーク感はない。

TOP!!! 到着。

蝶槍から見下ろす。

自分以外は誰もいない。
景色を独り占め。
蝶ヶ岳ヒュッテより槍ヶ岳が近く見えてここから見える景色も良かった。

立ち止まると寒いので、蝶ヶ岳ヒュッテへ急いで戻った。

そういえば、蝶ヶ岳のピークは踏んでなかったので、忘れないうちに登頂。
テン場からは歩いて五分も掛からない。

昨日はガスっていて気がつかなかったが、槍ヶ岳もポジションによっては見える。

テントを片付けた後は、蝶ヶ岳ヒュッテでバウムクーヘンを頂き、まったりと過ごした。

手拭いをゲットして下山開始。

10:00下山開始。夕方から雨の予報も出ていたので少し心配。

適度に休憩を挟みつつ順調にゴジさんへ到着。
ここまでくればもう少し。

この階段危ないなぁ、と思いながら降りていたら滑ってしまい5、6段くらい階段を尻餅を突きながら落ちてしまった。ほぼ滑落に近い。

あと一歩落ちていたら本当に大怪我していたかもしれない。

転んだ際に小指を痛めてしまっていた。
翌日に小指の腫れが酷くなってきたので、病院行ってみたら骨は異常なかった。が、筋が伸びたか切れているかで全治4週間と言われた。

ある程度しっかりしたザックだったので衝撃は殆どなくて、小指以外はダメージは負わなかったが、いざという時の大型ザックの有り難みを知った、、、

雨に少し振られたが無事に下山。

富士尾山荘にてご飯。

山賊焼きを注文。
味付けはどちらかというとチキンカツに近くてソースを掛けて食べるタイプは初めてだった。
全体的に味付けは優しいお味でした。

来年こそは槍ヶ岳に行ってみたい。

2019.10.27-28 ※total 27.4km