中華飯盒カスタム

ミリタリー系キャンティーンは幾つか持っていますが、便利な物が多くバックパック野営に重宝しています。

こちらは人民解放軍78式水筒
（通称 中華飯盒）

ギミックは面白いのですが、品質が悪過ぎて使えず、カスタムしてみる事に。

水筒は金具が付いた飯盒とセットになっています。

水筒の容量は約1リットル、飯盒は2合炊きでソロに丁度良いサイズ感。

飯盒の金具は変幻自在で、ハンドルになったり吊るす事も出来ます。

しかし流石は中華製。

金具の取り付けがガタガタで、リベットから水漏れします。

飯盒のバリも酷く、キャップのパッキンは匂いがヤバイ‥

取り敢えずリベットを飛ばして分解しました。

まずはキャップから作り直しです。

このポンチキットは２つの刃を同時に取り付けられ、円形をくり抜くと同時に中心に穴が開けられます。

無臭の国産ゴムシートからパッキンを作り直しました。

キャップ紛失防止の紐はチェーンに交換。

水筒を直火にかける場合、キャップを簡単に外せるようにしてあります。

簡易フライパンになるように、飯盒のフタを細工。

ステンレス丸棒でハンドルを作りました。

ハンドルにはレザーカバーを作製。

飯盒の金具を外した穴はアルミ板で塞ぎ、脱着式ハンドルを付けられるように細工しました。

ハンドルはアルミのＬ型ステーをカットして作製、こちらのハンドルにはパラコードを編み込みました。

飯盒は吊るせる細工もしたので、フック付チェーンを用意。

水筒も吊るせるように、ボトルハンガーを百均のティーストレーナーから作りました。

トライポッドで飯盒を吊るしたり

水筒を吊るせます。

ソーセージを焼いたり、コンビニおでん温めたり

湯を沸かしたり、炊飯も問題なく。

付属品が増えたので、ケースをポケット付きのダンプポーチに交換。

モンベルの野箸やオピネルも全て収まります。

クッカーのカスタムは少し勇気が要るけれど面白い。

補欠ギアが１軍ギアに昇格した話でした。