どうやって保管？

「フンフンフン、ルンルンルン」
「気持ち悪いくらい上機嫌ですね社長、なんかあったんですか？」

「お、いいところに来たな〜。ちょっと見てくれよ」

「これこれ〜」
「でかい袋ですね〜。あ、もしかして新米ですか？ そーだ、実家でかぶら寿司漬けてくれたんですよ。早速炊きましょう。わたし、白米にはうるさいんです」
「いやそれ美味そうだなぁおい……って違ぇよ、落ち着けって」

「なんとこれが全部薪とは」
「すごいだろ〜、ざっと30〜40kgってとこだな」
「また無駄遣いしてー！」
「だから落ち着けって、昨日キャンプ場で『ただ』で貰ってきたんだよ」
「本当ですか⁈ いやそれにしても、もう少し遠慮した方が良かったんじゃ…」
「お言葉に甘えてこれだけ持って帰りますねって冗談交じりに言ったら、えっ？ そんだけで言いのか？ って言われたぞ」
「なんとまあ優しい世界」

「ところで、こんな大量の薪、どこに保管してるんです？」
「そりゃ自宅の押入れの中よ」
「えっ⁈ カビとか虫とか大丈夫なんですか⁇」
「いやだって今日は雨予報だったし、それにな、」

「ちゃんとパラゾール入れてるもん。虫にもカビにも、やっぱりこれが一番だな」

「いやいやいや、無理でしょ！ てか懐かしいなぁこの臭い…まだ売ってるんですね……じゃなくて！ あくまでも衣服用の防虫剤なんですから、湧いてくる虫には効かないでしょ、だって殺虫じゃないんですもん。あと、絶対カビますって」

「マジかよー！ やだやだー、虫とかきらーい！ カビとかヌルヌルもきらーい！ 怖いよー怖いよー！」

「ああああ神様、どうかお護りください」
「現実的に考えましょうよ……」

てことでテンション上がって貰ったはいいものの、どうやって保管すればいいのか困っています(￣▽￣;)
部屋の中はやっぱり問題だろうし、しょっちゅう行くとはいえ常時車に積んでおくのもイマイチ。
やっぱりラックとか組んで、ベランダに置くのがマストなのかなぁ……
改めて薪って、どうやって保管すればいいんでしょう(>_