小さくても頼れるナイフ

山にも持っていけるくらい小さくて、何にでも使える。そんなナイフが欲しかった。

ナイフの事がはまったくわからない。ここはひとつ、達人に聞いてみることに。

達人は時には図解し、時には実物を見せて詳しく説明してくれる。

「登山に持って行けるくらい小さくて、でもバトニングもできる、そんなナイフありますか？」

素人を良いことに無茶な要望を出したはずなのに、スッと一本のナイフが出てきた。

そして手に入れた、ESEE IZULA。
タンカラーに包まれたこのナイフは、シルバーや黒い刃と違って、刃物特有の物々しさがあまりない。
刃物というより文房具の延長のようなところが良かった。

フェザースティック作りもこなせる。

生魚の弾力ある身もうまく捌ける。

刃に厚みがあるからバトニングも大丈夫。

そこらへんの枝を削って、ソーセージを焼けば最高。

たまに手入れをする。研ぎたい部分をマジックペンで塗ると、研げた場所がわかりやすい。

砥石を刃の黒幕に変えてから、研ぐのがとにかく早くなった。これはいい。

キャンプや登山に持っていける頼もしいナイフ。これからも使い込んでいきたい。