震災　能登半島ドライブ

GWの2泊3日、具体的な目的地も宿泊地も決めず
静岡県から石川県までの車中泊一人旅

キャンプじゃないです！長文注意

下道で往復20時間
初日は夕方発なので、実質なか1日しか観光する時間がない
初日は静岡を出て、愛知を超えて岐阜へ

夕食は岐阜タンメン
関東の人間なので知りませんでした
何とも表現しにくい味ですねー🤔

豚肉と野菜から旨味を抽出した塩出汁ベースのあっさりスープ
なのに炒めた豚肉や辛味が刺激があって最高です

初日の夜は、岐阜山中の道の駅
フラットになる車ではないので、新しく購入したエアベッドで寝てみた
軽自動車なんで、ハンドルにぶつかるぐらいぎゅうぎゅうだけど、いつものテント泊より広くて快適でした

目の前が川になっていたので、朝の散歩

冷たい川の水で顔を洗う
気持ちいい☀️
せっかく道の駅があるのに、結局は川の水😅

国道なのに、目の前に滝が見える！

そのまま吸い込まれるように車を止めると、0秒で滝

なかなかの水量と落差
なんか得した気分です

途中にあったみぼろ湖キャンプ場にも寄ってみた

きれいな湖が見渡せる良いキャンプ場ですね

私なら誰も寄り付かないこの辺りに張るかなぁ…などと無駄な想像をしてみる

通り道なので、合掌造りで有名な白川郷にも寄ってみた

天気の良いゴールデンウィークと言うこともあって、ものすごい多くの観光客で賑わっていました
外国人の満足度ランキングでも、常に上位の観光地ですね

駐車場からの吊り橋が渋滞するほどの混雑ぶり🫨

自然に興味はあるけれど、古い建物には興味がない私

来る前から薄々は気づいてはいましたが、ここの良さが分かりません😅

観光用に改装された建物
舗装されたあぜ道
整備された用水路
管理された池

古いまま残る日本の原風景...というよりテーマパーク感がすごい😅

人口密度が最も高いこのエリアで、わざわざ小さな畑を維持されている方

なんだか、キャストの方が観光客用にしていただいている演出に思えてなりません⤵︎

もちろん観光地として世界的に大成功しているので、批判するつもりは毛頭ございません！

自分の趣味嗜好を忘れて、ノコノコと遊びに来た私がアホなのです🙏

少し離れた何の変哲もない農村や、360度囲まれた山々の美しさには、心を打たれました

岐阜を出て富山を超えて石川に突入

2日目の昼は、金沢のご当地名物ゴーゴーカレー
ボリューミーなカツカレーおいしかったです

能登半島、千里浜の海沿いドライブ🚗

間近にせまる波打ち際
眼前に広がる水平線
どこまでも続く直線道路

とんでもなく美しい光景にシビれた✨

海を見ると、必ず上がってしまうテンション
海無し県民の性は一生抜けません

能登半島に入ると、急に道路のあちこちに、震災の爪痕が

震災から4ヶ月
何キロも続く道路の補修跡

過去最高の音質で奏でる音の道
低音から高音まですごいキレイ😍

ですが、ツギハギだらけの道路なので曲にならず😢

時速20キロ位のノロノロ運転が延々と続く
渋滞ではなく、スピードが出せない

パーキングエリアもなく、尿意の限界を迎える😰

緊急用の携帯トイレを見ながらしばし迷う...

片側1車線かと思ったら、対向車線は工事中
帰り道がないことに気づく∑(ﾟДﾟ)

津波被害のあった先端まで行きたかったが、時間的にもこれ以上の北上は断念😞

命からがら道の駅穴水に到着🚾

建物はあちこちダメージを受けていましたが、写真は震災前(公式ホームページより)

トイレのお礼に必要以上にお土産を買って、少しでもお金を落とすことしかできません

震災に遭われたお宅はたくさんありましたが、写真を撮れないのでありません
あちこちで崖崩れも

巨大な七尾湾の中心に浮かぶ能登島
デカい‼️

島と岬の間から外海が見える😍

仮設住宅は空き家になっていました

能登半島の東側
七尾湾をぐるりと南下して帰路へ

この地域の特産品のウニ漁に影響が出ないことを願います

単線1両編成のローカル列車と追いかけっこ

雲の隙間から時折見える飛騨山脈の雄大さ⛰️

関東平野で育った自分には、山は遠くに霞んで見えるもの
目の前にいきなり現れる雪山は衝撃なんですよ

夜道に怪しい光がたくさん反射したので急ブレーキ‼️
写真は撮り忘れましたが、鹿の群れに囲まれて進めなくなりました🦌
以前にもありましたが、あいつら車に跳ねられることが怖くないのか(-｡-;

岐阜山中の道の駅で最終日の朝を迎える☀️

せっかくなら下呂温泉♨️に入りたかったのに、近くに車中泊できるところがなく断念

これが計画性のない旅の残念なところ

自分が見たい場所だけを巡ったり、好きなときに好きなだけ過ごせるのが一人旅の良いところ

誰かと一緒の方が楽しいくせに、そう思うことで自分を慰めているだけです

いい旅でした