Xペグのレビュー

[その他] HILLEBERG

とある機会でヒルバーグのXペグを単品で大量に入手することができたのでレビューします
ヒルバーグのXペグについては要はスタロンxlの付属ペグになります
スタロンには気前よく40本付属するそうですが、とはいえ日本のa&fの値付けは高すぎるのでお得感はまるで無いですね
ペグ単品の価格も現状どのメーカーより高価だと思います

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まず長さは30センチ
比較としてMSRサイクロン(25センチ)、グランドホグ(19センチ)を並べました
わたしは保持力の高さからMSRサイクロンを常用していますがそれでも長いと思うときがしばしばあります
xペグの長さは普通不要かと思いました

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断面はXというより四角に近い形状です

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フックがあり、テント側とペグのガイラインを分けて利用可能です
なおフックは片側から叩くと出てくるので溶接ではないということですね

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このようにフックを下にしてすっぽ抜けを防止します
が、ペグが長すぎるため根元まで打ち込むのは非常にめんどくさい
ニーモヘキサライトのTペグ(過去一番嫌い)を打ち込んでいる時の記憶が再生されます

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ただ要はピンペグなので手で簡単に数センチくらい打ち込み、ペグの仮止めできるのは良かったと思います
仮止めしておいて設置場所が決まってから打ち込むという使い方ができます

ところでヒルバーグはアラック以外買ったことがないのですが、ピッチング動画は大体見ています
その中で感心したのがペグの打ち込み角度で、大体30度くらいを狙っています
角度を深くすることで地面から深さが浅くなりその分打ち込みの抵抗が少なくなることと、すっぽ抜けの懸念が少なくなります
それを見てわたしも40度より下を狙うようになりました

最後にX形状(というかボックス形状?)ですがたしかに保持力には効果がありそうでした
ふもとっぱらの強風8m下ミッション4pに使用して、Xペグが風で揺られて回転することや緩むことはありません
また抜きの際はピンペグであり表面をポリッシュ処理してあるため非常に抜きやすいと思います
ただやはりXペグは長すぎるのと保持力がサイクロンを上回るとは思えないため、やはり今まで通り大型テント設営にはMSRサイクロンを信頼して使っていきたいと思う次第です

ドームテントは楽しい
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