stronghold を1人で立てる方法

[テント] Mountain Hardwear

どこかの誰かの役に立つかも知れないのでstrongholdを1人で立てる方法について解説しますね

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の2枚目の写真

まずstrongholdの説明を簡単に
これは2019年度版strongholdです
2020年初め頃にmoosejawで25%オフだったので買いました(受注生産だったはずがセールとは?)
2020年度版はマイナーチェンジしているようでインナーのトップに三又のポールが付きます
strongholdは要はspacestationの小型版なのですが、私も最近までそう思っていたのですがファブリックがだいぶ違います
具体的にはspacestationのフライが180Dなのに対し、stronghold は70Dです
ただしポールは同じ本数が使われており15本です
おそらくこのサイズに対しポールが過剰な本数なので(実際ポールが十分曲がらずテントにかかるストレスは高い)、生地としては柔軟性を重視したのではないか
...負け惜しみではないっすよ

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の4枚目の写真

まず赤と青のポールを伸ばします
伸ばしたら置いておきます
終わったらテントを立てたいところにシートを引いておきます

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の6枚目の写真

シートの上にインナーを広げます
シートが真ん中に来るようにして下さい

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の8枚目の写真

赤いポールを持ち靴を脱いでインナーに上がります
シートが下に必要なのはインナーが薄いので下に石があったりすると裂けるからです
赤いポールを置くのは真ん中の五角形です

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の10枚目の写真

公式動画に従い五角形の上に立って回りながら置くと良いでしょう

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の12枚目の写真

赤ポールが交差する部分をクリップで留めます
現時点ではこれ以上留めないでくたさい

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の14枚目の写真

次は五角形の窓の上辺に沿うよう青ポールを置いていきます

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の16枚目の写真

緑で丸したところをクリップで留めます

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の18枚目の写真

そうしたら脚立を持って中に潜ります
ちなみに脚立なしでは絶対に立ちません
この時点で10kg近くあるため、lair8pのようには立てられません

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の20枚目の写真

脚立は伸縮式がいいでしょう
1.7mあれば十分です

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の22枚目の写真

インナー中央に潜り込んだら中央赤五角形の赤ポールを押し上げるようにして脚立を立てます
この作業はとても無理な体勢でやるので疲れると思います
作業中に写真を撮る余裕はとてもなかったので、これはテントを立てた後に撮った写真です
脚立のトップには寝袋や布など巻くとテントの保護になおいいでしょう

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の24枚目の写真

脚立でテントを押し上げたらそっと抜け出します
この状態はとてもバランスが悪いのでドキドキします

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の26枚目の写真

まず青ポールを金具に入れます
赤ポールは脚立に乗っているので触るとバランスを崩し倒壊します
また触るとわかりますが青ポールの方が径が太く強度があります、そのため青ポールを全部入れればひとまず自立します
コツはポールは天頂部に向かって押し込むのではなく、下に曲げて穴に入れるという感覚です、押し込むと脚立とのバランスを崩す可能性が高いのでこうやります
また、そのためこの時点のクリップは必要最小数のみに止める必要があります
なお入れるのは青い紐の内側の穴です
外側の穴は黒ポールを指す穴です

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の28枚目の写真
「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の29枚目の写真

次に赤ポールも入れます
全て入れば十分に自立します

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の31枚目の写真
「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の32枚目の写真

そして黒ポールを留めます
この時点で全てのクリップを留めてください
留め終わったらテントやポールに変なテンションがかかっていないかチェックしておくといいでしょう

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の34枚目の写真
「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の35枚目の写真

そうしたらフライをかけていきます
問題はフライの正しい向きですが入口の色で判断します
フライの青い入口はインナーの青い入口
フライの赤い入口はインナーの白い入口がそれぞれ正しいです

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の37枚目の写真
「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の38枚目の写真

1人ではフライを一気に被せられないので両端を交互に引き上げていきます
引き上げてもそのままではずり落ちるので、途中何度かポールにフライのフックを引っ掛けて保持するといいでしょう
もしくはガイラインを伸ばして引き上げます

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の40枚目の写真

最後にフライの端のフックを全てポールの根元に繋いでペグを打ったら完了です
自重が20kgあるのでちょっとの風にはびくともしませんが、心配ならフライのガイラインも展開した方がいいでしょう

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の42枚目の写真

内部の写真

(おまけ)

「stronghold を1人で立てる方法  | [テント] Mountain Hardwear」の45枚目の写真

撤収するとき、クリップを外さずにポールを抜くようにすると時短できます
コツは下に曲げながら引っ張るとポールのジョイントがばらけなくていいです
これはslingfinの公式動画で使われていたテクニックです

  • sue
    はじめまして、とても参考になりました
  • ジオデシックがお好き
    こんにちは strongholdの情報はほとんど無く買ったとき苦労したので書いてみました 参考になれば幸いです
ドームテントは楽しい
  • 投稿 6
  • フォロワー 3
  • フォロー中 3