メンテキャンプ.

バックパックで氷川へ1泊。

秋晴れが連日続いた週、これは行っておくかとテントメンテを兼ねて奥多摩へ。

当日は見事な太陽で、設営も汗だくになるほど。

ただ川沿いだけに、風がとても涼しくて気持ちいい。

昼ご飯は、ガーリック塩焼きそばにワンタンスープ。

キャンプでは特にニンニクを食べたくなる。

めちゃくちゃ美味しかったのだが、昼飯を作っている時に早速のハプニング。

そう‥またアイツが現れた。何でそこに張るかなマンが‥

氷川はソロ中心だし、平日のテント数なんてこんなもん。

なのにこの距離感！写真より実際はもっと近く、体感でも周りから見てもグルキャンの距離。

今時、満場の浩庵でもこんなに近くない。

隣りのマン（shunoutさんに言わせればトナラー）は設営後、

「タープ泊初めて（本当かよ）で、距離感掴めなくてすみません」と一応挨拶されたが、

事後報告されてもこっちは隣りに来た時から、グランドシート敷いた時の距離なんて絶望感だったのに‥

とりあえず苦笑いでいえいえとは返したものの。

話してみれば別に悪い人ではないのだが、良い人だろうと何だろうと、これはもうマナーの問題なのでは？とゲンナリ。

何だかなぁと、食後はテントを雑巾で拭きペットボトルに入れて来た撥水剤を塗りたがる。

思えばこの1年、豪雨や雪でだいぶテントも酷使してきたから、ようやく気になっていたメンテが出来て良かった。

この後、実は真後ろも新手のマンに取られて完全に詰将棋状態。

こんなに空いているのに何故‥

そんなこんなで、いちいち周りが写ってしまうので、過去一写真の少ないキャンプになった。

今回、メンテの他に楽しみにしていたのは、初めて手に入れたククサのキャンプデビュー。

半年待ってようやく日本に来た。孔雀をモチーフにしたこのククサを手にしたとき、素人ながらに見事な造りだなぁと感心した。

少々値は張ったが、一生物と思えば満足。

写真ではブラックコーヒーだが、僕はブラックに憧れるカフェオレ野郎なので、撮影後はすぐにミルクと砂糖を投入。

真夏の残党、音楽ガンガンBBQマンたちも現れたが、これは即座に鎮圧。

我慢してもストレスになるだけなので、この手のマンの鎮圧は早急にする。

ただ、うるさいとこっちの都合を伝えに行くので、礼儀正しく行くのがせめてものこちら側のマナーだと思っている。

次の真冬、アルストで使おうとVARGOのチタンウッドストーブを焼き入れついでに火遊び。

バックパックを始めた当初、これで行くかtrangiaのストームクッカーで行くか、結局は後者でスタートしたのに、また初めに戻ったのが面白い。

そんなこんなで夕食。

娘たちが捏ねてくれたハンバーグにチーズをトッピングしてポタージュを。

写真はイマイチだけどめちゃくちゃ美味かった。

4時起きで朝活。隣りと後ろが近すぎて、何だか昨日はキャンプに集中出来ずやっと1人になれた気分。

朝食は家で仕込んだチャーシューで、チャーシュー麺と炒飯を。

この日も天気は良く、撤収も汗をかくほど。

撤収後は、いつものもえぎの湯で温泉を堪能して帰路についた。

ほんの1人のせいで、やれやれと思うようなキャンプだったけど、もしかしたら自分もそんな風に思われたことあるのかもしれないなぁなんて考えたら、

いかにキャンプをどれ程やったとしても、初心忘れるべからずと、次の秋キャンを楽しみにしながら帰宅した。