残暑に期待して.

まだまだ夏を感じたく、バックパックで再び滝沢園へ一泊。

今回は一日中晴れ予報。夏のピークは過ぎたけど、暑さと川の涼を求めてのキャンプ。

晴れ渡る空に、いーよいーよこの感じと、川の音と蝉の鳴き声にまだ夏は終わらないぜとテンションが上がる。

滝沢園は予約不要、1泊1100円とリーズナブルで300円課金すれば9時半からアーリー出来るのもここを選んだ理由。

ただ今日は日差しは強くなるかなと、木漏れ日を楽しもうと奥まった木陰に設営。

早めの昼食は冷やしトロロ蕎麦。

キャンプ場の様子を見ていると、午前中は完ソロかなぁなんて思っていたけど、世にはいろいろなキャンパーがいるもので、

何でそこに張るかなマンが現れる。写真で感じるより、実際もっと近い。

ふもとっぱらのようにあそこまで滝沢園は広大なフィールドではないが、他に誰もいないこのキャンプ場でなぜ目の前に‥

あまりにも目の前なので、設営を見ているとどうしてもテントを建てられないようで、試練なのでほっておこうと思ったけど、

大丈夫ですかとつい声をかけてしまう。

聞けばメルカリで買った初めてのテントで、どうもパーツが足りなく諦めてあえなく撤退。

火も起こせず、管理人を呼んで着火してもらいBBQを食べていたようだ。

これに懲りず、キャンプを好きになってくれれば良いが‥

初めは何でそこにーなんて思ったけど、楽しみにして来ただろうに残念だなぁと少し寂しく思った。

簡易的な橋ではあるが、前回ここへ来た時の豪雨は一瞬でこの橋を攫うほどの増水だったので、

今一度自然の脅威を思い出す。

川に浸かるほどの暑さでは無かったが、

儀式的に川に寝そべり浸かる。

身体をキンキンに冷やし、残暑を浴びて夏を少しでも感じる。

午後からは雲も多くなり、言ってしまえば曇り空。

たまに雨もポツポツ降るほど残念な感じに。

インディアンハンガーと、フィールドホッパーを思い切って

MOOSE ROOM WORKSの新作、KUKURUとkopatanに変更してみた。

パッキングの積載と重量がまた上がってしまったが、

その分ロマンとテンションもアップしたので良しとしよう。

サイズ感もかなり満足。

お気に入りの手斧のネックは、薪割りしていると思いの外ダメージが多くパラコードを巻いてみる。

本当はレザーのネックガードが欲しいのだが、これに合うやつが見つからず、ずっと気になっているレザークラフトにいよいよ挑戦しようとも思うが、

まぁやらないだろうな。

今回もオヤツに焼きモロコシを。

季節物を食べるのが、その季節を楽しむ手段の１つとしてなるべく食すようにしている。

前回あまり写真が撮れなかったので、なるべく多く写真に撮ろうと思ったが途中で飽きてしまい、

撮れ高は今回もイマイチだった。

夕飯は白米を炊いてチョレギサラダになめこ汁、そして焼肉。

ソロの焼肉は間違いなく美味いのだが、焼いて食べての繰り返しで忙しい。

後はもうずっと焚き火。水辺だし林間ゆえに刺す系の虫が多く、

森林香や虫除けスプレーなど対応はしていたが突破され、けっこう刺されて痒かった。

夏の終わりの虫たちは、最後の命の灯火を燃やしているのでなかなか手強い。

翌朝は3時半に起きて朝活。とは言え昨夜は1時間ほど寝てすぐ起きてしまい、全く眠れなかった。

朝食は昨夜のなめこ汁に、おろしポークソテー。

そして撤収をした訳だが、この日は日差しもジリジリまるで真夏のような夏日和。

1日ズレてたら最高だったなぁなんて、キャンプ天候あるあるを笑いながら帰路に着く。

2泊キャンプはのんびり過ごせるけど、1泊のキャンプは時間がもったいないのでより濃い時間を過ごすなーなんて考えていた。

次のキャンプもまだ残暑はあるのかな？

カヤックも直ったので、次は久しぶりにカヤックキャンプをしようかなぁ？