熊野海道エクスペディション2021Pt2
Day4:
前日はクラブハウスで全員シャワーと洗濯を使わせてもらい英気を養うことができたので、元気に早朝から出発準備。御座白浜からはいよいよ道路からアクセスできない海岸線の続く奥伊勢エリアとなります。
早速英虞湾を横断するのですが、陸からそこそこの風が吹いています。カヤックが曲げられるほどでは無いので皆さん快調に飛ばして対岸に到着。去年キャンプした浜の少し横にある宿田浦のすぐ裏側です。ここを出発するとしばらく断崖絶壁が続くということで、おやつを食べ用を足します。
五ヶ所湾を横断し、いよいよ人跡未踏の奥伊勢エリアに入りました。写真ではわかりづらいですが無人の広大なビーチが無数にあり、ワクワクします。しかし、ワイルドなのはいいのですが、昨年と同じく贄湾の入口で強烈な陸風が吹いてきました!隊がバラバラにならないよう柴田さんに注意されつつ、湾内に向かってひたすら漕ぎ続けて何とか湾内の浜に上陸。またしてもすり鉢状の山で風が集約され強風になる!洗礼を受けました。ここは昨年キャンプした浜です。
全員疲労もありましたが、まだ早い時間なので当然南を目指して漕ぎ続行。休憩しているうちに贄湾の風は弱くなっていました。奥伊勢は波が少ないので風が吹かなければカヤックのスピードが出ます。快調に見江島を越えて、古和浦湾入口の無人の浜でゴール。この日の漕行距離は35kmでした。
フカフカの綺麗な砂浜でテントを張り焚火。最高ですね!自分は焼酎を飲みすぎて早い時間にダウン(笑)
Day5:
この日も快晴無風で順調に南下しました。古和浦を7:45くらいに出発し、思い思いに漕いで行きます。会社員だけれどガチのクライマーで、自費でエベレストに登頂した!というIさんの話を聞きながらまったり漕ぎ。ネパールのシェルパが経営するエージェントにお金を払ってツアーに参加すればエベレストへ登れるそうです!死ぬ可能性も数パーセントありますけどね・・・
すぐに紀伊長島へと到着し、スーパーへ買い出しへ行き食料を買った後に作戦会議です。柴田さんが真顔で「気象庁からヤバい注意報が出ました!」と言い、皆さんが焦ると「乾燥注意報です!」というオチでした。天候は週末まで良い予報なので、距離を稼ぐ予定となりました。ただし1日早くゴールしてしまう可能性もあり。
紀伊長島でランチ兼長い休憩をした後に尾鷲を目指して漕ぎだします。かなりの沖合へ出て次々と島と湾を横断します。
快調に飛ばしていたのであまり意識していませんでしたが、3時間くらい漕ぎ続けて尾鷲湾の入口近く須賀利港の横数キロにある無人の浜でゴール。とても複雑な地形の奥まった湾です。
伊勢では西側は必ず山になるため日没が早くなります。4時過ぎなのに暗くなっていて焦りました
夜ご飯の後にこの日が誕生日というKさんのために皆でバースデーソングを熱唱しカステラでお祝い。誕生日おめでとうございます🎂🎉無人の浜で焚火をしながらケーキを食べるのも乙かもしれませんね。この日の漕行距離は34kmでした。まだまだ天候も良さそうで日程も余裕があるので、ゆったりムードで談笑し、寒くなってきたところで早めに就寝🌙*
Pt3へ続く・・・
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QP
「陸路では行けない」とか、最強のワクワクパワーワードですね😍 こんな浜でキャンプ⛺️なんて羨ましい❤️ hfjさん、そのうちホントにエベレストも登っちゃいそうです✨😆