題名のないキャンプ.

バックパックで氷川に2泊。

当初、行く予定だった場所が急にこの日程だけ臨時休業。

せっかく2泊出来るスケジュールだったので、ちょっと足を伸ばそうかなぁとは思ったけど、行きたい地域の天気予報はイマイチ。

キャンプから帰ったらそのまま仕事予定だったので、結局は近場で安定感のある氷川へ。

氷川は8時30分にチェックイン可能なのだが、以前は8時に行っても適当に入れてくれたのに、最近は時間に厳密。

しかも、この日たまたまかもだが並んでる。

ブームってやつか。

ただバックパックをやってると、バックパックしてる方を見かけると嬉しくなる。

インした氷川は良い天気で、もう日差しがジリつく事はないけれど夏気分。

張りたかった場所には先客がいて張れず。

この夏、大活躍だった清涼タオルも今季最後の活躍をしてくれた。

muracoのBlackBeak2Pは設営も簡単だが、やはりポールをスリーブに通したりを考えると、ワンポールのそれには敵わない。

ぱぱっと設営して、持参したポカリで一服。

やはりここ最近の悪天候で、川は濁り増水。

先月、娘と来た時に張った場所は水没していた。

かなり早い昼飯はサクッと素麺。

ねぎとみょうが、生姜だけのシンプル素麺。

やはりノーマルが1番良いのでは？という典型的なパターンで、気候にも合ってすごく美味しかった。

何だかバーナーが不調。この感じガス漏れしてそう。

場内の美化も含め、使える薪の回収を。

昼前にはEVERNEWのFPマットを外に敷いて昼寝を。

日差しは暑いけど、川風が涼しく気持ち良いのでゴロゴロしたりけっこう眠れた。

そんなこんなですぐに夕暮れ。

9月に入り天気も悪い日が続く中、ピタッと蝉も鳴き止んだなー思っていたけど、遠くにちょっとだけ聞こえたので、心の中で頑張れーと応援した。

夕飯には久しぶりに鯛汁を作る。どちらかと言えば明朝の朝汁目的。

そして白米を炊いて、チキンステーキサラダを。

のんびり焚き火タイム。焚き火も気持ち良い季節になって益々キャンプが堪らない。

DEVISE WORKSのミニマライト。

ファミキャンをしていた頃から、沼が恐ろし過ぎて
「DEVISEには手を出すな」、これを合言葉にしていたのに
とうとう手を出してしまった。

テント内の常夜灯に、ゴールゼロをもう１つ欲しかったのだけれどなかなか購入のタイミングがなく‥

まぁ言ってもDEVISEのデザインはカッコいいのだが、バックパックに使えそうなギアがあまりないようなので深みにはハマらないだろう。と、いう願い。

ナイスアンバー。

日中はおそらく学生を中心とした若者のグループのBBQが賑やかで楽しそうだが、17時のデイキャン終了と共に一気に静かになる。

夜の氷川はソロキャンパーが多いので、静かだし灯りがとても綺麗で雰囲気あって好き。

そして夜は静かに更けて行った。

朝4時に起きるも2度寝で5時半起き。

僕の朝活は、夜明けを見ないと朝活失敗。

ただ、早朝鯛汁の優しい味と言ったらもうやめられない。

しばらく朝焚き火を楽しんでからの朝食は

明太子パスタにポテトサラダとポタージュを。

食後は散歩したりのんびりと過ごした後、オヤツを買いに近くの牧野養魚場へ。

奥多摩やまめを購入する。

キャンプ場へ戻り薪で串を作り打つも、途中で折れてしまい串うち失敗。

でも味は肉厚で美味しく、背骨から頭まで完食。

海釣りはたまにするのだが、やはり川魚も自分で釣って食べてみたい。

来年は渓流釣りにチャレンジしようかなぁ。

氷川へキャンプに来た時には、いつも帰りの締めで入浴するもえぎの湯へ中日で入りに行った。

何故ならこの日は夜半までずっと雨なので、それをやり過ごすのにまったりを求めて。

2時間ほど露天風呂を楽しみソフトクリームを。

子供と妻がいる時は、甘いものや果物など自分の分はみんなに与えて節約を含め我慢するのだが、最近1人の時は食べるようにしている。

あまり我慢すると、心が貧しくなりそうで。

温泉からの帰りも雨。

バックパック時の雨には、EVERNEWの折りたたみ傘が軽くて活躍する。

もえぎ橋の上から氷川キャンプ場を。

霧がかかって幻想的。

雨は一向に止む気配がないので、仕方なくテント内で調理を。

テント内だと風景を楽しめないし、焚き火も出来ないので雨キャン用に安いパップテントでも買おうかなぁ。

でも、そもそも最近あまりテントいらない説が自分の中で定着してきたので、ずっとやろうと思ってたタープ泊に切り替えるか。

夕飯には白米を炊いてポークビーンズ。

他にオニオンスープを作る予定だったけど、クッカーの数を間違えてしまい作れず。

しかしバーナーが絶不調。ていうかこれ壊れてる。

やっぱテント内で調理すると結露すごいなーと、ふとテント内を見ると

まだ新しいmuracoなのに、シームが浮いてる&剥がれているのが何箇所も。

これを書いている今、muracoはすぐに対応してくれて新しい幕のみを送ってくれたので良かった。

テント内で調理は嫌だなぁと思ったけど、不具合に気がつけたコレ、怪我の巧妙とはこの事か。

雨は小雨ではあるが、全く止まないので洗い物をして、幕内で映画を観てそのまま早めに就寝。

翌朝は、前夜の夜焚き火が出来なかった分を取り返そうと3時半起き。

朝のポークビーンズがご馳走だった。

激安中華バーナーの末路。

やはりガス漏れからの引火。

辺り一面火の海になった時はさすがに焦った。

やはり壊れたギアは凶器に変わるので、騙し騙し使う物ではないなーと改めての教訓。

アクシデントはあったけど、やはり朝活最高。

朝散歩中、今は空いている張りたかった場所からの景観。

僕の中では、ソロならここが氷川の一等地だなぁ。

朝食はいつものモーニングプレートと、あんバターサンドを。

やはり餡子とバターを贅沢に多く使うとかなり美味い。

食後には大好きなブログ、あっちゃんのうちキャンさんから頂いたお茶を煎じて飲む。

これが静岡の味かと、ホッと一息つけるナイスお茶だった。

その後も薪を使い切るまでのんびりと。

ちょっと細くてごめんだけど、次の見ぬキャンパーに薪のバトンを。

どうか楽しめます様に。

特に目的もなく、ただキャンプをしたという今回のキャンプ。

結局のとこ、目的や理由も大切だけど、そこに山があるから登るという美しさ。

何かを好きなことに言い訳なんかいらないんだよな。