こんなとこでキャンプしてましてん強盗編3

 
キャンプ話しから脱線してしまいましたが最終章なのでもうしばらくお付き合いくださいませ。

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キャンプ中に強盗に襲われたが
なんとか警察に駆け込み、犯人が捕まって、テントが戻って旅が続けられるのでよかったと思ったがまだ終わりではなかった…
 
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半袖、サイクルのもっこりピチピチパンツ姿のまま、警察の車に乗せられて着いたところは…

な〜〜〜〜んっ？と〜
えっ〜〜？
?⁈?

裁判所でした。
 展開はやっ！

ドラマで出てくるような立派な裁判所。
裁判官がいて英語の通訳者がいて長机があって長椅子に僕は座らされた。

後ろの席にはなぜか捕まった犯人とそのお母さん…

犯人は19才らしい。髭面でどうみても40才ぐらいのオッさんやと思ってた。

お母さん、息子が悪いことをして警察に捕まったのでかなり悲しいらいし、鼻水たらしながら大きな声で泣いている・・・
 
なんで後ろやねん…

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木槌が叩かれ、裁判が始まる。
ホンマにドラマや！

僕、主役？
半袖、半パンのピチピチもっこりパンツやけど…

普通、スーツとか着なあかんよね？

裁判官が僕に言う。
「キャンプをしていてこの男に襲われた」で間違いないか？

僕:「はい、間違いありません」
 
裁判官：ではこの男の刑をどうしたい？
僕：へ？・・・僕が決めるんですか？

（・・・死刑と言ったら死刑にするんかい！困ったなあ、でもあと2人まだ逃げているし釈放にしたらバイクでまた追いかけられたら困るしなあ・・・）

僕：あと仲間2人が逃げているので釈放だけはやめてください。

裁判官：承知した。ではこの男を3か月の禁錮刑に処す
 
木槌が叩かれ裁判は終わった。
犯人のお母さん、また大泣き…
鼻たれながら（笑）

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本当にこれが最後、
その場を立ち去ろうとしたら、
警察が豪華なホテルを用意してくれていて一緒にディナーまでごちそうしてくれた。

これ、１日の話しです。
 
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最後に・・・。
イランやイスラムの国は報道ですごく野蛮やイメージだけが先行していますが大半は心優しい人が多いです。毎日のように家に招かれたり、御馳走になったり、イスラム教の教会に泊めてもらったりしました。たまたま僕が強盗にあったのがイランで僕が油断したのが悪いのです。

日本でも強盗はありますし、事件も起こっています。逆に日本は見ず知らずの外国人を家に泊めませんよね？

長距離トラックドライバーもよく止まってくれて水はあるか？大丈夫か？と心配してくれました。

本当、沢山のイラン人に助けられました。

あとイランと言えば、意外にも
アウトドアショップも多く登山やピクニック、キャンプが好きな人が多いということもお伝えしておきます。

ちなみにイランの最高峰はダマーヴァンド山の標高5,610m首都テヘランから60kmの位置にあり日本人クライマーも登りに来ていたよ。

それではこのへんで〜

⛺️お•し•ま•い⛺️