極上Style.

永かった梅雨もようやく明け、夏を感じる為にソロで氷川へ。

これが前回のソロ装備で18Kg。道具持ち過ぎなのはわかっていたが、さすがに荷物を減らさねばと。

今回テーマにしたのは荷物の減量。必要最低限＋αくらいで、これにケトルやマットを足して10Kg。

-8Kgに成功。上手く行くと欲が出るもので、UL装備に興味を持ってしまう。

新たな沼の出現か‥

まぁ持ってるギアが壊れたら、買い替えの時にULへシフトということで今は我慢。

ただパッキングを見るとマットが野暮ったいし寝心地もイマイチなので、エアーマットにシフトしようか考える。

座る場所と寝場所には特に拘りたい。

上流ダムの放流で川は今回も増水&濁りがあるが、それでも川の音と蟬の鳴き声で気分が良い。

平日なのに20張くらい入るようで、端っこにサクッと設営。川が更に増水したらとは思ったけど、雨も降らなそうだしなるべく川沿いに配置。

荷物を減らした分、設営撤収も楽だった。

夏こそタープの出番なのだが、今回は減量の為に泣く泣く大好きなタープも持って来なかった。

暑くなったら川に入れば良い。

今回から座椅子を導入。これで地べたスタイルにしてのんびり過ごそうかなと。

大切に使おうと座椅子用のグランドシートも作ってきた。

持ってきたソフトクーラー。下のTHERMOSは5ℓで保冷力も夜中までペットボトルの氷が保つ。

上のISUKAは1ℓくらいで、断熱材もアルミだけなのですぐ飲む用に。

とりあえず設営後の一服。冷えたコーラが美味い。

この後、日差しも強いので川に浸かるが2秒で冷える。

しかし思った以上に地べたは良い。単純に好きっていうのもあるだろうが、何より楽。

座って手の届く範囲にギアを配置し、秘密基地気分。

早起きだったので午前中にはお昼ご飯。

今回は直火で。1人焼肉最高。特に何もしないというのがテーマの１つにあったので、食後は軽く昼寝。

当然暑くてすぐ起きる。川に浸かるが1秒で冷える。

滞在中は水着で裸足。炊事場やトイレなど持ち場を離れる時には、水着に登山靴というハイスタイルな格好だった。

ボーッと特に何をする気もないので、のんびり焚き火しながら熱い梅昆布茶を飲む。しかし地べたは本当に最高。

両足を投げ出し、自然とより一体になれる感覚。

夏の夕暮れ。この夕暮れ時の雰囲気と、無数のヒグラシの声を聴きにきた。

これが僕にとって一番の夏の印象。まるで命のオーケストラ。

早々と夕飯の準備を。

写真はイマイチだが、フランスパンに海老と帆立のアヒージョ、それにコーンスープを。美味し。

食後は少し散歩して永遠に焚き火。足を投げ出し好きなことしながら好きな音楽をかけて。

まさに極上。

今回も家族にスウィーツ代を置いてきたので、妻に何を食べたか電話してみる。

別に寂しくなった訳ではない。

今回はDIETZを置いてUCOを持ってきた。

夜は思いの外冷えて、寝るときは長袖と寝袋に入ったほど。

起きてから1時間ほど2度寝したので朝日が登ってしまった。

メスティンの蓋でベーコンと目玉焼きにフランスパンの残りを食べる。

もえぎの湯に向かう、もえぎ橋の上から撮影。

今回のソロでは、夏を感じられたしのんびり出来たし、地べたで極上スタイルを手に入れ最高に楽しかった。

ソロの後にはファミキャンしたくなる。