コロナ禍なのかなノーサプライゼス

COVID-19の影響で世の中は空前のキャンプブームらしく、例年なら予約が取れそうなタイミングで、利用したことのある馴染みのキャンプ場が全て埋まってしまっていた。この連休はぜひとも二泊三日キャンプ！と意気込んでいたので、ともかくアチコチ確認して、漸くこのキャンプ場を見つけた。予約は電話のみの対応らしいんだけど、なんと11回目の呼び出しでやっと繋がった。

当日のチェックインは遅れ気味で14時を回ったころになった。既に周りのサイトは設営が終わり掛けていて、見取り図でたどり着いた自分のサイトを目の当たりにすると、残されたそのスペースはかなり狭い。周囲の他のサイトもやはり狭く、それぞれテントとタープをなんとか張って、またそれぞれの車で一方を互い違いに遮蔽して、なんとかプライベートな空間を確保してる感じ。どのサイトも買い出しに出かける際には、何度もハンドルを切り返して、なんとか通路に脱出できるといった感じだった。

レイアウトにはかなり悩まされたが、気を取り直して設営した我がサイトはこんな感じ。写真は最終日のレイトチェックアウトでポツンと取り残された時に撮ったものなので、キャンプ中はこの手前と向こうにギリな位置で車やタープがあった。自分のサイトでも車を置くスペースを確保するため、強風であったのにも関わらず、ガイロープ は短めに。向こう側は土手になっていて、そちら側のペグは、斜面を下ってなんとか打った。

こんかい良かった点はこの焚火ハンガー？の導入。焚火周りの画像検索で見たものを、自宅用焚火台にと、見様見真似で作ったものを、延長ポールで地面に突き刺せるようにして持って来てたもの。実は五徳よりカッコイイなとの思いのみで作ったものだけど、実際使ってみると驚かされる程の実用性の高さで、最初にこのタイプを考案した人は凄い、と尊敬の念。薪はくべ易いし、火加減もとり易い。誰だか知らないけどリスペクト。

キャンプ自体はかなりカオスな状況だった。休校の影響かほとんどが子連れキャンパーで、子供たちは走り回っては探検し、うちのサイトにも何組かが入ってきた。特に裏手の土手やその下の広場は遊び場に良いらしく、日中はずっと賑やかな状況が続いた。夜は夜で、日が沈み宴もたけなわになる頃には、大きな笑い声や話し声が筒抜けだった。全てがそんな感じなので仕方ないと思うものの、ニックだけはそうもゆかず、興奮してしまい何度も吠えた。特に三日目の朝はストレスのピークだったらしく、叱っても吠えやまないような状況だった。二日目から三日目に隣のサイトだった家族には相当迷惑だったと思う。たいへん失礼しました。

キャンプ飯は初日の晩から、カレー鍋、翌朝はスープパスタ、その昼は買い物がてらに外食で蕎麦、晩はいま話題の国産和牛、そして明朝はまたカップのスープパスタで、最後の昼は鉄板で焼いた焼そばになった。二度の夕飯はどちらともオフィシャル定番のライムぶっ刺しコロナでコロナ対策も万全。二日ともけっこう飲んだので、その翌朝は控えめだった。

ジョイホで安かったので買ってきた鉄板があるということで何気にガメコンが作った焼そばが凄く美味かった。ホントに焼く焼そばは久々に食べたと思う。高火力の鉄板だとキャベツの旨味が出てマイウー。

今回のキャンプで見つけた美味しいお蕎麦屋さん、無双庵。硬めの蕎麦は喉越し最高で、後から抜ける蕎麦粉の香りが香り高かった。是非とも再来したい。

足許に沢山落ちていた自然の着火材。キャンプブームを受けてか、ホームセンターでは薪が売り切れ。キャンプ前日にわざわざモリマキ付近の某所にて確保しておいてホント良かった。

今回は駆け込みの難民キャンプになったけど、キャンプ場としてのロケーションは良いところだと思う。平日や閑散期ならアリかもだけど、仕事がらそれは難しいかな。