じょうの軍幕迷走記🇭🇺編 vol-5
某日
松
「兄、頼まれてたヤツ届いたけど、ベースに居る?」
じょう
「居るよ?悪いなぁ、わざわざ持ってきてもらうの、ついでに昼飯食おうぜ?奢るから」
松
「りょーかーい、一軒まわってから行くから、多分10時頃になると思う」
じょう
「オッケー、じゃあついでに、こないだ頼んどいたのも貸してね〜」
松
「一緒に持ってくよ〜、また後ほど〜」
てなやり取りがあり、20年来の付き合いになる仲間、松っちゃんから連絡があり、自分の頼んでいたブツが手に入った。
それがコチラ
フェールラーベンのグリーンランドワックス。
軍幕などのコットン生地に防水する事を検索した結果、一番いいだろうと思われるスタンダードな方法が、このワックスによる防水加工だった。
パラフィンと蜜蝋を混ぜて作るこのワックスは、自作する事も出来、方法も動画などで観ることが出来るが、さすがにそんなに高いものでもなかった為に、既製品を購入した。
その防水方法には、自分が見た感じ2種類あり
1. ワックスを湯煎で溶かし、液状化したものを塗布
し、後にヒートガンで炙って生地に浸透させる
方法。
2. 固形の状態のまま、生地に擦り付けていき、後ほ
どヒートガンで炙って生地に浸透させる方法。
の二通りの方法があった。
映像では、1の方が防水性能が高く、かなりの水量でも水を弾いていたが、塗る為の刷毛がすぐに固まってしまう事や、ワックスの量自体も多く必要になる事から、自分は2の方法でやってみようと思った。
そうと決まれば、箱から出したワックスをコンクリートの上に広げた生地にゴリゴリと擦り付けていく。
上の写真、白っぽい上部がワックスを擦り付けたところ、下が未処理の部分だ。
全体になるべく均一になるように擦り付けると
いよいよ松っちゃんからお借りしたヒートガンで炙り、ワックスを溶かしながら生地に浸透させていく。
同様に、ハンガリー軍幕にもワックスを塗り、
ヒートガンで炙っていく。
上がワックス擦り付けた状態、下がヒートガンで炙り、ワックスが浸透した状態だ。
白っぽかった状態が、みるみる溶けて浸透していく様は作業していて面白かった。
コチラも先程の写真同様、上がワックス、下が浸透させた後になる。
結局、一番の重労働は固形ワックスの擦り付け作業だった。
結構あると思えたグリーンランドワックスも、ハンガリー軍幕×3、延長部分の帆布で、そのほとんどが終わるくらいだったのだが、それが多いのか少ないのかはわからない。
処理したばかりは、触った手がツヤツヤになる程だったが、時間が経つと手にも付かず、生地自体がシャッキリとしたような印象だ。
試しに、スプレー式の霧吹きで水をかけたところ、写真では分かりづらいが水滴が粒になって流れ落ちている感じがした。
かなり強めに吹き付けたせいか、多少はかけたところが濡れた感じになったが、とりあえずの防水はこれで良さそうだと思えた。
防水処理も済み、バラしていた軍幕を連結して畳み、これで今回は終了となる。
何か他にも思い付く事がないとは言えないので、確定してはいないが、弟から譲って貰ったこのハンガリー軍幕🇭🇺の作業はこれで完了した。
一応はこの形で実際に使用してみてから、今後の課題を探っていきたいと思う。
vol-5までお付き合い頂き、感謝の念に堪えない。
次回は是非、実際のキャンプの投稿にて報告させて頂ければ嬉しいと思う。
じょうの軍幕迷走記🇭🇺編 [ 完 ]
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のいのい
おっは。 後で見よか😆
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shunout
ワックス… ポ幕にやるかどうか悩み中🤔 雨男だから、やった方がイイのは確実🤣 ワックス分重くなりそうだな〜なんて懸念も少々😞 でも、ヒートガンが無いと出来ないならやらないな😅
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のいのい
ワックス、さすがマメ男笑 モノソーのワッペンつけてる👀 もっさりくん‼️ のいちもサーカスに付けてるよ。 何で付けたの?のいちは縫い付けた!!
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あっちん
迷走記と言いながら、めっちゃ順調に下準備できてるね〜❗️😄 あとは張るだけ🎶春だけに…🌸 上手い‼️座布団1枚❗️👏
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anzrock
昨年のダッチアーミー浸水事件後、ワックスコーティングは気になるけど踏み出せません😅 雨だとハンモックに逃げがちです😓
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まさたろう
ワックス塗るんですねー 準備万端ですね。あとはデビューまでもう少し😆
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O-DEN
私のサーカスTCも使いすぎて撥水性ゼロなんで、じょうさんワックスぬりぬりしに来てください(笑)