君の青春は輝いているか✨

10月26〜27日、この日は自分がお世話になっている会社の若い衆達が、自分の仕事仲間のマルちゃんにキャンプに連れて行ってもらう予定だと言う。

しかし、何ぶん自分の週末の予定が不透明であり、マルちゃんから誘って頂くも、直前まで参加出来るとは思っていなかった。

高丘ベースのタケシくんもその会社で、彼らの上司である為、用事の合間にデイで参加するとの事でなんとか顔だけでも出そうと、土曜日の予定を前倒しし、日曜日の予定をズラして参加する事になる。

しかし、若い衆達は5人とも自分の長男よりも年下だという事実。中には去年も一緒にキャンプしたヤツも居たが、オッサンが参加したら返って迷惑かもしれないと思いつつも、先にインしている彼らの元へタケシくんと向かう。

昼メシも食べずに設営していた彼らに、とりあえず腹ごしらえをさせる。

オガワくんとユキチくん

オガワくんとタカダくん

相変わらずのタケシくん
彼らの上司で課長様らしい。

しかし高丘ベースではその片鱗は伺えない。

今回の主催者、マルちゃんは、宴会幕や若い衆達の寝るアメドLの提供を始め、キャンプギアなど持っていない彼らの為に様々なギアを出してくれ、その面倒見の良さを再認識した。

ほぼ全て、マルちゃん個人のギア達。

ステンレスダッチでは手羽元が焼かれている。

タマネギの皮ぐらいは取った方がいいと思うのは自分だけでは無いはずだ。
(じゃがいもの皮はどうなのかはわからんが、、)

ドライカレーに先程のオーブン焼きをオン。

この日仕事で遅れて合流した、リョータローくんと
フータくんの胃に収まった。

そしてマルちゃんが夜のメインに選んだのは、ダッチで作るすき焼き。
この時点で気温は6度と、かなりの寒さの中で有り難いチョイスとなった。

総勢が集まり、インスタでライブを敢行しながらも、やはり若さなのか、とても食べきれないだろうと予想された肉は次々と彼らの腹に吸い込まれ、量を間違えたのでは？と思われたシメのウドンも、相当な量が消費された。

ライブを見られた方はお気づきかもしれないが、自分とマルちゃんは外注という立場でありながら、タケシくんを始め、若い衆が立場や年齢の差を感じさせない心安さで接してくれる事は嬉しい限りだった。

この日はかなりの冷え込みだったが、それでも皆よく眠れたようで、年寄り三人が目覚めてからも、
一番年下のフータくんのイビキがこだましていた。

朝のコーヒーを飲み

焚き火で暖をとる内に、皆が起きてくる。

ベーコンを炒め

卵を焼き、

年寄りが作る朝食が、次々と平らげられていく様は見ていて清々しく感じられるほどだ。

ガチャピンとムックの前には、カレーに勝る風味を醸し出してしまった松茸のお吸い物入りカレーウドン。

こちらのキャンプ場はインアウトの時間制限も無く、本来ならゆっくり出来るはずなのだが、自分とタケシくんにはこの後予定が入っており、しかも朝食時から天候が怪しかった為に、マルちゃんの判断で全員撤収を早めたのが功を奏し、午前中のうちに高丘ベースに帰還すると午後から雨が降り出すという事態になった。

自分達の子供より下の年齢の仕事関係者達との、思いのほか楽しかったキャンプだったが、悪ふざけや、下ネタ、仕事の話にプライベートの事など、色々な話をし、聞く中で思い出した歌があった。

ささきいさおさんが唄う、「超人機メタルダー 」の主題歌「君の青春は輝いているか」がそれだ。

ご覧の通り、キカイダーのリメイクともとれるコンセプトに、重厚なストーリー展開が魅力の特撮作品だが、主題歌にもそのコダワリが溢れていて、歌詞の内容もさる事ながら主題歌中に「メタルダー 」の単語すら出てこない。

興味がある方は一聴をオススメする。
数ある特撮主題歌の中でも名曲だと評価の高い一曲だ。

話は脱線してしまったが、若く、未来溢れる彼らと同じ想いを味わい、笑い合う、日常からは離れた時間を僅かとはいえ過ごす機会に恵まれて感謝の念に堪えない。

最後に、この歌詞の一部を彼らに送らせて頂く。

「君の青春は輝いているか？

本当の自分を

隠してはいないか？

君の人生は満たされているか？

ちっぽけな幸せに

妥協していないか？ 」

君の青春は輝いているか

FIN