梅雨は明けなかったけど

海の日の連休。

テントを背負って登山からのテント泊デビューを目指し、準備を進めてきました。
去年はこの連休には梅雨明けしましたが、今年は例年通りまだ梅雨真っ只中☔️

どうする……

いっそ普通のキャンプにするのか……

いや、こんなに準備してきたのに断念するなんて😭

天気は雨☔️予報と曇り☁️予報を行ったり来たり↔️

出発直前まで悩み、仕事終わりに旦那様に職場まで迎えに来てもらったタイミングで最後の確認、日曜日の登山中は何とか曇りで済みそう❗️

よし、行こう✊

土曜日23時頃に中房温泉の第1駐車場に到着🚙

流石に天気が良くなさそう（というより、到着時点では普通に雨☔️）ということで、駐車場はまだゆとりがありました。

車中泊にて明日に備えます……😴

翌朝、無事雨は上がり、曇り空の中5時に出発❗️

駐車場からコンクリートの舗装路を少し歩き、中房温泉から燕岳を目指します❗️

よく見る看板の周囲も、今朝は閑散と……

それでも、全く人がいないかと言えばそうではなく、それなりに今から登る方もチラホラ。

流石、人気のお山です⛰

瑞々しい草を撮りつつ、北アルプス三大急登の合戦尾根に挑みます👊

9キロのザックの竹トモ。
11キロのザックの旦那様。

ずっしり来るぜ……。

中房温泉から40分ほどで第1ベンチ。

ザックを下ろすと、2度と担げないのではないかという恐怖から、背負ったまま補給を済ませます。

途中の合戦小屋に繋がる荷揚げ用のケーブルを潜ります。

きっと誰もが一度は思う筈。

「私を一緒に運んでくれ……！」と……❗️

第1ベンチから30分程。第2ベンチに到着。

時刻は6時半過ぎ。

この辺りから、前日泊からの下山組とのすれ違いが増えて来ます。

狭い登山道、譲り合いつつ進みます。

可憐なお花に癒されつつ、

第3ベンチ着。第2ベンチからまた30分程でした。

そして前振りなく第4の富士見ベンチ着。

この辺、三大急登の本領を遺憾無く発揮する合戦尾根にヒーヒー言いつつ登ってたので、写真が有りません💦

第3ベンチから35分。第2→第3と同じくらいの時間なのに、距離は400Mしか進んでいないなんて……

そんな……そんなの嘘だ❗️嘘だと言って😭

進まぬ距離に絶望感を滲ませつつ登ると、

オアシスへのカウントダウン❗️

あと少し❗️

遂に合戦小屋に到着❗️

スイカっ🍉スイカを食べましょう❗️

ここから燕山荘まで1時間半なんて見てない大丈夫

大きいスイカを半分こ🍉🍉

あま〜😍

疲れた体に染み渡るぅ〜😋

ここではザックを一旦下ろしたので、再び背負うのに確固たる決意を要しましたがw何とか担ぎ直して、合戦小屋を出発です。

時刻は8時20分。

燕山荘には10時頃かな……🤤

竹トモが携行するカメラは、今はもう廃盤になっているペンタックスのQ10。
一応、レンズはノーマルも持って行ったのですが、広角に撮れて、近くのものもマクロっぽく撮れる魚眼レンズしか使いませんでした。
というか、交換を面倒がっただけです🤪

旦那様が携行しているのはリコーのGR。

ザ、男の単焦点。
レンズ交換は不可。ズームも無し。

けど、それが楽しいのだと旦那様。
景色は曇りですが、代わりにカメラで遊びます📷

急登も落ち着いて、カメラを触る余裕がようやく出て来ました😂

途中の看板に、燕岳2.3キロの表示を見て

「バカな❗️距離が増えているじゃないか❗️」

と思ったら、さっきのは燕山荘。こっちは燕岳までの距離でした。

もうひと頑張り……。

真っ白なガスの中を行きます。
写真もピンぼけ💦

本当は、大天井岳や槍ヶ岳が登り途中に見えるはずだったんですw

しかし、この天気で高山植物たちは水も滴るイカした姿を沢山見せてくれました✨✨

疲労で手元ブレまくり⏪⏩⏪⏩

お花達と戯れつつ登り続けて、

到〜〜〜着っ

何も見えないw

何だか何処かでこんな景色を見たような……

あ、去年の焼岳か。
北アルプスと相性の悪い竹トモ登山部😭

9時半到着でしたが、この有様なので、雪のまだ多いテン場に1番乗りw
（と思ったら、この斜面の向こう側、テン泊者用トイレ側に一張り。前日から組ですかね）

快適性を追求する為に❎
資金が底をついたので⭕️

普段から活躍しているクロノスを担いで来ました❗️
流石に張り慣れた我が家は居心地良いです☺️

しかし、ここまで頑張って登って来たご褒美も欲しいところ。

というわけで、

燕山荘内の喫茶サンルームにて、ケーキセットいただきます😍

……ここ、2700Mの高山地帯ですよね？

山の上ということを忘れそう😅
けど、至福のひと時🥰

まだ上がって来てる人が少ないので、サンルームを旦那様と二人占め✨

一服したら、燕岳の頂上ハントへ。

この頃から、天気は下り坂。
ガスガスの霧から、時々スプレーを吹き付けられるような霧雨が混じります。

そんな中向かいますが、当然見えるはずの燕岳は霧の彼方。

そんな生憎な天候の中、美しい水滴を身にまとった女王コマクサ様が、寒々しい景色に彩りを添えてくれます。

有名なイルカ岩。

自然の力で彫刻された、奇跡の作品✨

コマクサ以外にも、様々な花が目を楽しませてくれます。

しかし、山頂方面は相変わらず雲の彼方……

花崗岩の隙間を縫って登り、

あとちょっと❗️

本日2回目の到〜〜〜ー着っ

二百名山の三角点、ターッチ✋

真っ白な世界……

景色が見えないのでカメラで遊びます😂

Photo by GR 旦那様

私がメガネ岩撮ると、こうじゃない感が凄い……

なんかこう……仮面ライダーの敵みたいな？

Photo by Q10 竹トモ

さてさて、霧雨が徐々に強く降り出したので、テントに戻ってお昼にします❗️

お湯を沸かしてパスタと、燕山荘でゲットしたビール🍻

テン泊だと、コレが出来るのが最高です🤤

食べ終わったら、雨が上がったタイミングで蛙岩まで遊びに行きます❗️

と、思ったのですが、テント出た瞬間から雨が復活💦仕方ないので、

彼を撮影して、お昼寝😴

起きたら早めの夕食❗️

食っちゃ寝で、消費カロリーを取り戻す。
天気が良くないのは分かってたので、こうなる事は想定内ですから❗️

そして、雨足が強くなって来たので薄明るい内にさっさとシュラフへ潜ります😴😴

朝、四時前に起床。

一応、ご来光の確認を……。

ダメだこりゃ😂

旦那様は、朝食でごった返す食堂の先にあるサンルームで、優雅に朝コーヒー。

私はトイレが近くなると下山中困るので、カフェインは控えます。

暗いうちから燕岳へ向かった団体さんも、失意のうちに帰ってきました……。

結局、テントはこれくらい。
暗いうちに撤収した数組を合わせても10張りちょっと❓そういう意味では贅沢なテン場でした。

下山する団体さんをやり過ごしてからのんびり撤収し、ちょっと間をあけて我々も下山です。

最初から最後まで一貫して霧の中だった燕山荘。

また遊びに来ます❗️雷鳥先生にも会えてないし❗️

途中、猿の喧嘩🐒💢🐒💢に遭遇したりしましたが、3時間程で無事下山完了です。

また晴れた日にリベンジを❗️