革、真鍮、ウォルナット

物を作るのが好きだ。
革細工やカバン、ちょっとした家具、アプリやシステム、そしてキャンプ道具。

技術が追いつかない時は多いけど、好みの素材で、欲しい機能を備えた、丁度良いサイズのものを。

これが最初に作ったテーブル。

ロールトップだけど脚を含めて全部が角柱。
その時に作れる物を作った結果だけど、組み上がった姿が気に入っていた。

ただ、天板の隙間は大きいし、組み立てが難しく、安定性もイマイチ。
何度か使ったけど、これじゃダメだと思った。

次に作った小さなテーブル。元は天板だけだったけど、ねじ込み式の脚を付けた。
子どもが気に入ったらしく、彼専用に。

小さくなって持ち運びも楽。組み立ても簡単。
組み立て後の移動も気楽。

テント内で使うにも良いサイズ。
小さいテーブルは使い道が広いことを知った。

ロールトップのテープは革、天板との固定には真鍮の組みネジを使った。
天板はウォルナットの赤身と白太を交互に並べてしましまに。無色の米オイルで仕上げた。

とても気に入ったので、もう少し大きなテーブルを作った。
脚の色が気に入らなかったので、このあと黒くした。

さらにもう一つ作った。

改良点は３つ。
・天板のネジを埋め込み式にした
・鬼目ナットを使わずに削り出した真鍮パーツを使った
・どうしても長くなる梁を分割式にした
手間は掛かるけど、素晴らしいものができた。

２つ並べてメインテーブルにしてる。

朝ご飯も晩ご飯も、とても雰囲気が良くなった。
次はもう少し背の高いテーブルを作りたい。