ふもとっぱらに雨が降る

9月の三連休は富士山、ふもとっぱら。キャンプ道に踏み入れた以上、一度は行かなきゃならなかった。聖地らしいから。

雨だ。この前の山中湖に続き、自分がキャンプの予定を立てると雨が降るのだ。

ふもとっぱらは噂通りの広さ、そして悪天候にも関わらず既に大量のキャンプ野郎共がわんさか。(キャンプ淑女とkids達も)
早くもその規模感と雰囲気に圧倒される。

しかしながら道はグチャグチャでカーシェアのコンパクトカーではすぐに轍に足を取られる。四駆が欲しくなる瞬間だ。(具体的にはFJクルーザーかラングラーのどちらかだ。)

寒くはないが、しとしと雨が続いている。天気予報では午後から雨は上がるはずだった。

となりのキャンパーとの距離感もうまく掴めないまま、雨の中テントとタープを張る。

あれ？妖精さんかな？

設営後の一息、焙じ茶、からのビール

既にいい時間になってたので、なし崩し的に夕飯とか焚き火とかを開始。チャコールスターターでそのまま網を置いて焼き鳥したら良い感じ。

ふもとっぱらの売店で売っている薪は針葉樹であった。なんの木かは分からない。よく燃えるので雨の中では助かった。2束購入。

夜が更けるまでウイスキー&焚き火を楽しむ。ずっと続いて欲しい時間。

夜のふもとっぱらをタープから臨むと暗い空の下、広大なフィールドのそこら中に点々と明かりが灯り、どこかの遊牧民の様で不思議な雰囲気である。

お疲れ様でした。今回初めてコットワンを実戦投入。寝心地はやはり最高。これがあればどんな環境でも寝られるだろう。

翌朝、雨は上がった。朝食はサバ味噌チーズおじや。味噌味なので優しく美味しい。サバ缶は(非常に便利なので)偉い。

ふもとっぱら感想
・長靴を持ってきて正解(足元が雑草と泥だから)
・トイレと水場にある程度近いところが望ましい
・水場は混むので大きめの水タンクが吉

雨は上がったが、残念ながら富士山は全く見えず。結局キャンプ場からは見えることはなかった。

少しずつ片付けを進め、昼前くらいにはテントは乾いていた。安心して撤収。

前日とは比較にならない入場待ちの車列を横目にふもとっぱらから撤退。外から見て改めて、多くのテントが張られていることを実感。

帰り道とても晴れてて、富士山が見えた。近くでは見えなかった富士山。今度は見せて下さい。