一期一会

キャンプがしたいけど四国の日中はまだまだ暑い…。
やっぱり涼しい所がいい…。
というわけで、お盆休み明けの週末に前回同様の四国カルストのキャンプ場に行ってきました。

今回は前回より混んでいなかったので景色のいい場所に設営する事が出来ました。

ちょくちょくジャマをされながらゆっくり設営。

設営完了。

前回よりもタープも綺麗にシワ無く張る事が出来た。（裂けないかビビりながら限界まで自在を引っ張りました）

今回は父親から貰ったランタンを初めて持ってきた。

最後に使ったのは自分が子供の頃に連れて行って貰ったキャンプの時だから20年程前。
今でもあの時寝る前にテントの側にこのランタンが置かれていたのを覚えている。

ちゃんと今でも使えるかわからないけど試してみたかったので今回持ってきた。

痛恨の写真撮り忘れですが
夜に無事点灯しました。
火が付いた時なんだかとても懐かしくて嬉しくなりました。

今回は友達を呼んでいたので到着するまでダラダラと…

奥さんは読書

自分はキャンプで食べたかった燻製作り。

いまいち加減がわからないので適当にやってみたら燻製し過ぎたのか、かなり濃い味に…。

そうこうしている内に段々とガスってきた…。

霧の中散歩に出かける。

散歩をしていると、放牧されている牛達を背景に写真を撮っているご家族がいた。

こちらが写真を撮って差し上げると、お返しにと写真を撮っていただいた。

こちらのご家族もキャンプをしに来ていて小学3年生の子供さんはうちの子供と、とても仲良くしてくれた。

サッカーを教えてくれたり

絵本を読んでくれたり

そうこうしていると友達が到着。

友達の設営が終わった頃は
もう夕方だったのでご飯は簡単なBBQをする事に。

夜はまたもや写真撮らずだったので、友達の写真を拝借。

子供が寝た後に最近買った水タバコを吹かしながら夜空を眺める。

今回も良く晴れて流れ星や天の川もみれました。

翌朝の朝日を拝める事を祈りながら就寝。

翌朝、夜明け前に目覚めるとグラーデーションの様な綺麗な空と雲海が広がっていました。

ご来光も堪能。

翌日も朝から昨日のお兄ちゃんが遊びに来てくれて

ゆっくり撤収の準備をしていると…。

遠くで呼ぶ声が…。

キャンプ場で出会った子供達がお店を作ったので招待してくれた。

お店の名前は「霧の中亭」

今日だけ無料の大サービスらしい

自分達だけで材料を見つけて作ったシーソーで遊ばして貰った。

そんなこんなで撤収作業も終わり、そろそろ帰る時間に…。

仲良くしてくださったご家族はもう一泊して行くらしくお別れに。

何だか最後の方は本当の兄弟の様に見えた

最後まで見送ってくれたお兄ちゃんは寂しそうにしてぐずる息子に言った。

「またいつか会えるよ。大丈夫。」

連絡先も交換していないし住んでいる場所も全然違う。
キャンプ場の出会いは一期一会かもしれない。
でも、たった2日間偶然同じ場所にいただけなのに何故だかあの子が言うようにまた会える気がした。

最後にご家族全員とハイタッチしてお別れに。

また何処かで。