SOTOのレギュレーター

SOTOの燃焼器具にはレギュレーターを搭載したモデルがあります。

レギュレーターが付いているので、ドロップダウン（気化熱を奪われる事でガス缶がどんどん冷えていく現象）による火力低下に強いと謳っています。

トップ画のCB缶タイプは、皆さんの投稿を見る限り、DayOutユーザーの所有率高いですねー。

ところでレギュレーターって何だろう。
ハテ？

【レギュレーター】
ガスや液体の圧力を調整する装置。
調圧器のこと。

by Wikipedia

バルブの中にダイヤフラムやスプリングが組み込んであって、ガス圧を一定に調整しているらしい。

不具合出たからといって、簡単にOリング交換なんて無理そうですね。

圧力を調整‥‥なるほど、冷えていくガス缶の出力をレギュレーターが上げてくれるのね！

というのは大きな間違い。

レギュレーター無しのバーナーは、新品のガス缶で最高出力が出るように調整しています。

ガス圧が弱い状態で最適な条件にすると、新品のガス缶を使った場合に炎がリフトしたり、一酸化炭素の濃度が高くなってしまいます。これではガス検で不合格になり、販売出来ません。なのでメーカーは新品のガス缶で最適な条件を出すのです。つまり点火してからはどんどんドロップダウンが進み、火力が落ちていくという訳です。
ちなみに画像はレギュレーター無しのバーナーです。

しかしSOTOのレギュレーター燃焼器具はガス圧が弱い状態で最適な炎が出るようにセッティングされています。

じゃあガス圧が高い時はどうすんの？
‥
‥‥
‥‥‥

レギュレーターがガスの出力を絞ってくれているんです。

なのでドロップダウンが始まってもすぐにはトロ火になりにくいのです。

そんな便利なレギュレーター付き燃焼器具ですが、ウチではテーブルランタン以外、出動する事は無くなってしまいました。

基本ファミキャンしかしない我が家では、大きめの鍋やフライパン、ダッチオーブンを使うので、レギュレーターストーブでは五徳が小さくて調理器具が安定せずグラつきやすいんです。

ウチがキャンプで出動させるバーナーはこれです。

CB缶の分離型タイプ。これを2個持って行きます。

燃料代は安いし、何と言っても

鍋の輻射熱でガス缶を温めれます。
これでドロップダウンを防いでいます。

ただし、缶が熱くなりすぎると危険です。日頃からカセットコンロのガス缶を触って、『これぐらいの温度は安全なんだ』というのを知っておけば便利です。

結論‥‥

分離型シングルバーナーにレギュレーターを搭載して欲しい。最強かつ即買いなんだけどなぁ‥‥