真っ白なフィールド

さぁ

仕事が終わる

後もう少し

ジリリリリリー

終わりのベルが鳴った。

いつもこの瞬間から自分のキャンプが始まる。

お気に入りのフレンチバスの暖機が完了

いよいよ出発だ。

今回、ご一緒してもらったのはえりっくさん

フィールドで感じる事を素直に受け止めて色々と学んでる素敵なキャンパーさん

良く一緒にキャンプをしてる仲間であり感覚や趣味も似ている。

いつか雪中キャンプに行こうと約束をしていた。

スケジュールが一杯だったのに

雪中キャンプに行きたいと言ってくれた。

やっと約束が果たせる。

当初はソロで行く予定だったが

なかなかスケジュールが合わない為

急遽

ご一緒してもらう事に

街の中から少しずつ

山に近づいて行く

少しずつ空気が冷たくなって行った。

だけど寒さを感じない。

冷たくて気持ち良い空気

そんな夜のドライブ中

綺麗な街の灯りが眼下に広がっていた。

フィールドに到着

どこに張るか

行ったり来たり

よし！

ここにしよう。

早速

防寒着、軽アイゼン、スコップ、ヘッデン雪中夜間設営に必要なギアとウェアを装着していく。

長い事

雪中キャンプを一緒に楽しんで来た信頼出来るギア達

今回も頼む。

積雪25センチ

これだとスノーブーツの中に雪が入ってしまう

そこで雪の中にスコップで道を作っていく

これも凄く楽しい

ザクザクと音と感触を楽しみながら

全てのギアを運び出した。

雪が深かったら

ペグをクロスにして埋めるつもりだったが

踏み固めた雪にペグが効いてる。

意外と地面が近いかも

今回は久しぶりにツインブラザーズを張ってみた。

ポールが雪に沈まない用に木板を噛ませる。

少し斜めのポールは木板ごと滑ってしまった。

木板の隅にペグダウンしてみたらストッパーに

フラットな板だしこれテーブルにしよう。

そして設営が完了

えりっくさんも設営が完了したみたいだ。

楽しみにしていた乾杯

お疲れ様〜

プシュ

幕から外に出てみると満天の星空

雪が光に反射して少しフィールドは明るく感じた。

周りを見渡してもキャンパーさんは他には居ない

静かな空間

仕事の疲れが溜まっていたせいか知らない内に夢の中

シュラフでモゾモゾ

ん？

明るくなった。

あれ？

もう太陽が出てたのか

時間に追われない自由な時間

ワクワクしながら幕の外に出てみると

気持ち良い

湖畔は凍っていて

真っ白な世界が広がっていた。

温かいコーヒーを飲みながら

休日を楽しむ

下界でキャンプを楽しむ仲間から写真が送られてきた。

仲間も楽しそうな時間を過ごしてる。

えりっくさんが美味しいサンドイッチをご馳走してくれた。

彩りも綺麗

食べるのがもったいないので

まだ綺麗な内にパシャリ

そろそろ撤収しないとね。

まだ行くところがあるから

この景色とバイバイするのもったいないけど

この続きは来年にとっておこう。