望郷の森キャンプ場（岐阜県恵那市）

初投稿。
五十路に入りマラソン以外にも楽しみを作ろうと思い立ち、ヒロシとリンちゃんに多大なる影響を受けながら、ついにソロキャンプデビューとなりました。

キャンプをするのは大学時代に単車の免許を取ってすぐ、先輩からタダでもらったGS125にまたがり、コレまた他の先輩から借りたテントを積んでツーリングに行った以来、かれこれ30年ぶり…。

あの時もソロだったから正確に言えば初デビューではないのだけれど、このドキドキ感は間違いなくルーキーのそれと同じです！

まずは近場でとやって来たのは岐阜県恵那市の望郷の森キャンプ場。

日頃の仕事の疲れを吹き飛ばす、ぬけるような青空です。

緊張しながらチェックインを済ませる。

いろいろ突っ込まれて、素人まるだしがバレたらどうしようかと思ったけど、拍子抜けするくらい呆気なく管理人さんの説明は終了。

いっぱしのキャンパーと見てくれたのかな？

早速場内を物色して、林間サイトの1番山側をゲット。ここならちょうどいい距離感でソロキャンプを満喫できそうだ。

コットに寝転んで空を見ると、樹々の葉が生い茂って天然の屋根ができている。

ここから星空は見えないけれど、少々の雨ならタープを張る必要も無さそうと安心する。

標高1000mのため、4月とはいえ日陰はまだまだ冷える。急遽購入したボアジャケットが大活躍！

早速 設営に取り掛かる。

駐車場まで何往復もして、多すぎる荷物を運ぶ。

100円ショップとAmazonとAEONモールで半年前からコツコツ買い溜めたギア達を、ほとんど全部持ってきてしまった…。

次回はもっとコンパクトにまとめたいな。

14時くらいにとりあえず腹ごしらえ。　

真新しい焚火台の上に、ガスバーナーを置いてインスタントラーメンを作る。カット野菜を突っ込んだだけだけど、美味しいなぁ!

食後はサイト内で焚木を集めたり、切ったりと忙しい。手際が悪く、ズイブン時間もかかったけれど、それがまた楽しい。

4時くらいになって一段落したので、笠置山に登ってみた。物見岩から絶景を眺めたり、山頂の笠置神社まで行ってみたり。

美味しくお酒を飲むために、ひと汗かいておかないと。

この辺りにはペトログラフ（古代人が岩石に刻んだ文字や文様）が沢山ある。

いったい何を願って作ったものなのか、想いを馳せる。

5時過ぎに戻って、いよいよ焚き火開始！
ランプも灯して、夕食を作り始める。

家から持ってきたウィスキーをロックでチビチビ飲みながら火を育てる。ビール党だった自分がウィスキーを飲むようになるとは夢にも思わなかった。

コロナ禍の家飲みで学んだ新たな発見。
ウィスキーは美味しい。

初めての焚火メシは王道・鉄板のカレー。
レトルト温めただけだけどね！
2種類のルーで味変を楽しみました。

ご飯は初めて焚火で炊いた。
少し柔らかかったけど、まずまずってとこかな。
次回は水加減に気をつけよう。

この後はスキレットで焼肉をしながら、ハイボールを2杯楽しむ。その間に、暗闇の林の中をナニモノかが通り過ぎる足音が二度ほど。クマじゃないことを祈りながら、ビビって焚火に身を寄せる。

カモシカかな？

ガスランプの灯りと、『満天の』とは言えないまでも充分に美しい星空を眺めて癒されながら11時頃に就寝。

朝方は5℃くらいまで冷え込んだけど、新しく買ったSnugpakの寝袋は暖かく、6時までグッスリ。3月初めに自宅の庭でキャンプして、氷点下の寒さで危うく凍死しかけた経験が生きる（笑）

【教訓】
夏用の寝袋では電気毛布を使っても寒さは凌げない。

目覚めのホットコーヒーの後はホットサンドを作る予定だったけど、寒かったので朝からチゲ鍋に。

片付けをサボるために焚き火はせずに、ガスバーナーで。　　

卵やらソーセージやらいろいろ放り込んで、ボリューム満点の朝食となりました。

食後に撤収を開始し、最後に残ったチェアとランプ。
寂しいけれど、今回はここまで。

またいつか戻ってくるよ！

10時半ごろチェックアウト。
ちょうど山開きだったのか管理棟の前で神主さんのご祈祷が始まる。

管理人さんに挨拶出来ずに帰ってしまったのが、ちょっと心残り。初めてのキャンプを満喫できたことを感謝と共に伝えたかったなぁ！

とても良いキャンプ場だったので、皆さん是非利用してみて下さいね。