また、はじめよう

ごそごそと物置の中を探しまわる。
大きなフラッグはどこへしまったかな…。フラッグワークショップの工具は…。シルクスクリーンの版はどこだ…。

4年が経っていた。
正直手に負えなくなっていたイベント開催を中断したのは2018年。

コロナ禍の自粛が続いた時に、いつか再開しようと決めた。
何もかも4年ぶり。思い出すのにも時間がかかる。

シルクスクリーンの版はまだ大丈夫。白の防水帆布のストックが切れていたので、DIY用のストックからいくつか出してきた。

だからとてもカラフル。白地に黒がDayOutなんだって思ってたけど、色んな色があっても良いと思えるようになった。

ゆるくて、みんなちがって、でもふんわりと空気感を共有する。そんな多様性こそDayOutの目指すところ。

4年ぶりに作ってみたフラッグ。掠れたり滲んだり、そんな印刷も手作りならではだと思う。

そして当日、大きなフラッグをみんなで張った。

数年ぶりに会う人たちは、本当にお久しぶりなんだけど、懐かしいという感じがない。

なんとも不思議だけど、今日もまた一緒にキャンプしてるような。旧くからの友人に会った時、すぐにあの頃の空気感に戻る事ってあると思う。そんな感覚。

びっくりするくらい簡素な自分のサイト。今日はほとんどここにはいないし、寝るだけだから…。

フラッグのワークショップ。みなさんのサイトにお邪魔して、お喋りしながら作る形式にした。

一斉に集まってワッと作るワークショップも楽しいけど、こうしてのんびり話をしながら作る時間は特別。積もる話を聞けて楽しい。

思い思いの時間を過ごす。特にイベントは無くて、よく言えば何もしないを楽しむのがDayOut Day。

初めての人も多くて、新鮮だったし、うれしかった。

とても良いキャンプ場。まだまだ開拓中だけど、これからが本当に楽しみ。

ご飯をわけてもらったり、夕陽にみんなでファインダーを向けたり。

そして焚き火。
風も止んで、あまり冷え込まなかったのは幸い。

色んな話をして、DayOutを作った時のことを思い出した。
人生を豊かにするのって、実は難しくないと思う。DayOutがほんの少しでもそのお手伝いをできているとしたら、そんな素晴らしいことがあるだろうか。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
DayOut Dayはゆるゆると再開していきたいと思います。

個人的には今年は色んなことがあって、心身ともに過負荷というか、鍛えられたというか。
来年はもっとのんびりするぞと思った大晦日。

みなさま佳いお年をお迎えください。
そして来年もまたキャンプしましょう！