熊野海道エクスペディション　Pt3

Day7：船越海岸公園を出発し尾鷲湾を横切り南下を続けます。尾鷲湾は巨大すぎるので沖にいると町の様子は見えません。

風は微風ですが、断崖絶壁が多くなるので一つ一つの岬を回り込む際に波にブレーキをかけられ疲労が溜まります。途中昼の休憩以外ひたすら南に向かって漕ぎ続け、新鹿海岸へゴール。みな疲れていましたが意外とスピードが出ていたらしく距離37kmをマーク。ここは二日前に車を置いた場所なので温泉に行く人や買い物へ行く人など思い思いに夕方を過ごしました。

僕以外のメンバーはテントを張るのがめんどくさいモードとなり、津波避難塔の階段で寝ていました。僕は砂浜が大好きなのでしっかりテントを張って就寝！

Day8：いよいよ最終日。去年もゴール前日に新鹿海岸泊だったので同じ日程となります。もう3回参加しているので距離感がわかるからあまり疲労を感じないのかもしれません。新鹿を出発し、鬼ヶ城の横で一旦休憩。といっても特に上陸して用を済ませたい人がいなかったので海上でおやつを食べすぐ出発となりました。

ここからは約20kmほど単調に続く七里御浜という砂利のビーチ。最初は無風状態で波もなかったので、トイレ行きたくなったらすぐ上陸できるでしょ！と思っていたのですが、徐々に風が強くなり昼ごろにはかなりの強風とうねりになりました。風とうねりが斜め横だったのでまだ良かったのですが。1時間に一回停止して休憩し、ひたすら漕ぎ続けます。そして14時頃に熊野川河口へ到達！三重県から和歌山県へカヤックでやってきました！

河口はうねりが吹き上がり上陸できなかったので鵜殿港へ上陸し、エクスペディション完了となります。

昨年に引き続き、片づけた後には港近くの居酒屋で打ち上げ開催。遠慮なく生ビール🍺を連発飲みしました。ちなみにエクスペディションの道中で外食や共同の食料を買い足した時は終了後に精算となります。

番外編：さて、ゴール翌日の朝、柴田さんから午前中だけ熊野川を漕いでみませんか？との提案があり、当然のごとく全員諸手を挙げて賛成。熊野川河口に一台車を置いて、カヤックを道の駅瀞峡街道熊野川まで持っていきます。

番外編その2：熊野速玉大社に参拝。

熊野川は幅が広いのでシーカヤックでも問題ないのですが、やはり流れに船を曲げられてしまうのでコントロールが難しいです。でも漕がなくても自動的に下流へ行くので楽ですね。湖はやったことありますが初リバーカヤック面白かったです！

河口まで漕いだ後は片づけをして全員で定食屋に行きランチ後に解散。こうして素晴らしき熊野海道エクスペディションは完了したのでした。以前も思いましたが、奥伊勢はカヤックでしか見れない海岸ばかり!カヤックやらないと来た意味がない!レベルです。車で関西に行くのも慣れてきたのでまた来ます!

実は年末にも行ってきたのでTo be continued.