北岳〜間ノ岳〜農鳥岳テント泊縦走
最近では珍しく安定した天候だった金曜日と週末、急遽南アルプス縦走へ行ってきました!北岳単体は登ったことがあるのですがその先のピークが魅力的なので前から計画していました。8-9月はホントに天気が不安定でしたね。このコースは北岳に登頂してから3000mの稜線を歩き続けるので天気が崩れると危険、ということで今年はもう無理かなと思っていました。
木曜日夜に芦安駐車場へインして車中泊。以前週末に来た時は凄い混雑でしたが今回は月末ド平日なので空いていました。乗り合いタクシーで広河原へgo。北岳までは道のりもコースタイムもわかっているのですぐ出発。約2時間で白根御池小屋へ到着し長めの休憩🏠
ここからが草すべりという本格的な急斜面です。ただし名前は大変そうですが、ジグザグに登っていくしっかりした道がついているので危険なところはありません。
2800mくらいからやたら息苦しくなってしまいましたが稜線に到着。肩の小屋はすぐ近くですがバテていてなかなか到着しません。
この縦走は普通2日間で歩くようですね。しかし脚力がないのとのんびりしたいのであえて3日間を費やします。肩の小屋でテント泊受付をしてテントサイトDにチェックイン。小屋の前がAサイトですが結構混んでます。
夕方からガスがかかり北岳も夕焼けも見えません。しかし土日は高気圧で安定の予報なので早めに就寝。が!日没後はグングンと気温が下がり熟睡できませんでした!モンベルの快適温度2度のシュラフを持ってきたのですが、何度も寒くて目が覚めてしまいました。翌朝はドラム缶の水に氷が張っていたのでマイナス気温だったみたい。
夜はずっと寒かったのですが、日が昇ると暖かくなります。高山に気温差恐るべし。天候は回復し無風なおかつ雲ひとつない絶好の登山日和。朝ごはんのカップ麺とソーセージを食し出発。北岳山頂はすぐです。
景色を楽しみながら北岳山荘まで下り、水を補給💧この日は農鳥小屋でテント泊の予定です。農鳥小屋は9月いっぱいで営業終了のはずだったので水を補給してみたのですが実際は営業延長していました。水補給要らなかったです・・・
稜線のルートはアップダウンしますが難しい部分はありません。のんびり間ノ岳に登頂し、ザックにスペースがあったので持ってきたポテトチップを食べます。薄い気圧でパンパンのポテチの袋は中身をしっかりと守っていました!
間ノ岳から少し下って農鳥小屋にチェックイン。テントサイトはかなり埋まっていましたがセンターにテント張らせてもらいました。メインのサイトがいっぱいになった後は離れた平坦地にテント張れるみたいです。必要はないのですが、急斜面を下る水場に行ってきました。小屋からかなり下ります。そして帰りの登りがつらいです!
夕焼けも綺麗でしたがやはり急速に気温が下がり6時にはシュラフに入っていました。しかしこの日もめちゃくちゃ寒く熟睡できず・・・
最終日いよいよ下山です。奈良田へ降りて広河原へバスで戻り、さらに別のバスで芦安へ戻らないといけません。バスを逃すと帰れないので6:30出発。ちなみに普通は奈良田に車を停めて早朝に広河原へバスで行って登り始めるようですね。農鳥でテント張っている人は皆さんそのコースでした。奈良田の位置関係がわからなかったので知らなかったです。
西農鳥〜農鳥岳とそこそこの登りですが順調に登頂。これで稜線は終わりです。しばらくのんびりしましたが、下りが長いので9時くらいには下山開始。
しかしこの下りは超ハードでした!岩と砂と木の根っこがミックスされてとんでもない急斜面がしばらく続きます。1時間くらいで膝に力が入らなくなりました!
大門沢小屋に到着し休憩🏠この辺りから普通の山道になるのですが膝がガクガクで力が入らずトボトボ歩きになってしまいます。何ヶ所も渡河があるので体力がある時ならいいのですが足に疲労が溜まっている状態では渡るのも大変でした。
延々5時間かかりやっと下山。この日は気温も高く林道区間は汗ダラダラでバス停にゴール。下山が一番大変でした・・・😵バス乗り継ぎで芦安駐車場へ戻りましたが高速は行楽日和だったので大渋滞。なんとか深夜に無事帰宅。
体力的には大変でしたが良い経験になりました。山は定期的に登りたい!(脚力すぐ衰えるし笑)
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ポチョム
絶景ですね〜!😆✨投稿を読んでいて、私まで膝がガクガクしてきましたw 臨場感ハンパないです😄🏔
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kei
素敵な山行でしたね 羨ましい😊
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QP
おお〜😍 さすがです🤭 海も山も突き抜けちゃった遊び方に、毎回NHKのドキュメントを見てる気分になっちゃいます😍 ポテチのパンパン具合が標高を物語ってますね🤣