日本第二の高峰！北岳に挑む…の巻

8月6.7日で南アルプスは北岳に挑戦して参りました。

芦安第二駐車場に深夜集合。車中泊から、シモさんがチャーターしてくれた乗り合いタクシーで登山口である広河原へ🚌

タクシーは45分程マイカー規制の芦安⬅️➡️広河原間の道を走ります。

9人乗車で1人1500円位だったと思います。

北岳は妻の愛読書「マークスの山」の舞台となる山で、犯人が山頂で絶命していた、という場面がクライマックスの様です。

「いつかは北岳」が妻の登山の目標だった様でしたが…それは予想より遥かに早くやって来た訳ですネ。

厳しい山だと聞いていたので、私も妻もかなり不安な挑戦となっていました。

40過ぎの登山初心者夫婦が登れるんだろうか…

メンバーはしゃけさん、ハラさん、シモちゃん、ホンちゃん、アベちゃん、よっこいさん、ウズ君と我が家。

こないだの鳳凰三山のメンバーにプラスアルファ。

年齢とスキルからしゃけさんがリーダー的な存在。タクシーでも助手席に座り我々に「車酔いしない様に！」とゲキを飛ばしてくれたw

働き盛りだから仕方ないけど、仕事終えた金曜夜に出発して登山口付近で車中泊。。。
からの早朝行動開始は…結構ハード。

今回はハイエースタクシーでの車中で全員二度寝出来たので少し良かったかな。

北岳に備え、靴とザックを新調。靴はホカオネオネのカハGTXを。

ザックはゴッサマーギアのG4-20を。

北岳は厳しいと知りつつも…山の楽しみ、テント場での衣食住を充実させたく、詰め込み過ぎてザックは17.3kgに。

私的には10〜15kgが適切かなぁと最近思うので、完全に重量オーバー。原因はやはり食材と酒と氷。多分2kg以上ある。

#自業自得

北岳はどこから登ってもひたすら急登だと思います。

肌寒い中を半袖半ズボンでも汗が滝の様に出ます。

白根お池小屋に到着。水が汲めるって本当有り難い。

お池小屋からは分岐が。草スベリコースと右俣コース。

草スベリは急登で有名、右俣はお花がたくさんだけど少し遠回り。

健脚組は草スベリ、マイペース組は右俣へ分かれる事に。

我が家は勿論マイペース組。

花は確かにあるけど…十分急登🥹笑

左右の太腿🦵🏻内側外側全てツリました⚡️

足つりはただの疲労だけでなく、ミネラルや塩分、カルシウム等…色々な原因があるそうですね。

とにかくザックが重たすぎる😫失敗した〜

…とは言え、チューハイと氷・食材置いて来たと仮定しても十分重たいのは変わりなく。

だからパッキングは実に奥深い。着替えも嵩張るが置いて来れば汗だくのまま着たきりスズメだし、テントもこれ以上軽量化は出来ない。

人知れずハイカーは常に悩んでいるのかも(笑)

雷鳥発見🔍🐤遠いけどシルエットも可愛い。

出発から7時間。ようやく肩ノ小屋に到着。

重たいザックから漸く解放され、食堂で乾杯🍻😆

生ビール1000円、カレー1200円…だったかな。

山小屋って…本ッ当に素晴らしい。

とにかく安心するし助かる。もし機会があるなら経営したいくらい。そんな機会無いんだけど。

前回の鳳凰三山でローカスギアのクフを張ったが、2人ではとにかく狭くて辛かった。

今回は広さプラス風の心配もあったので我が家最愛のテント、アラックで。

インナーが鬼クソ重たいのでフットプリントとアウターだけでパッキング。フレーム含めて多分2kg。広さと堅牢さを差し引けばクフとの差0.5kgくらい仕方ない。

#仕方ないの積み重ねが重さの原因

シモちゃんはニーモのクナイを新調。

アベちゃんはテラノバのレーサーフォトン…だったかな。

#寝顔泥棒

夕暮れと共に、素晴らしい景色が！

刻一刻と表情を変えるその景色。

これこそ登山の醍醐味。各々静かに見つめ、写真を撮る人、目に焼き付ける人。物思いにふける人。色々。

富士山はいつだってみんなのアイドル。

夕日と共にブロッケン現象も。すご。

北岳の夜は最高でした。

生まれて初めて天の川を肉眼で認識出来ました。

カメラだとこんな風に。スッゴイ。

もはや雲の中をナイトハイク。狙うはご来光。

我が家は景色に恵まれているのかも。この日もただただ素晴らしく美しかった。

何ですか？

別に。

帰ってから改めて山の本を読むと…北岳はかなりハードな山だと再認識。

根性が有れば僕らでもなんとかなるんだ…というのが分かって、凄く自信が付きましたしなんだかちょっと誇らしくて🫣💦

次からの登山の基準がハッキリした様に思う、非常に貴重な山行でした。次は間ノ岳にも縦走してみたいです。

おしまい🤗