じゃじゃ馬 Coleman400Aの話し
( ̄∇ ̄) いつも文章ばかり長くなり、すみません。
良かったら、最後の「コールマン 400Aというストーブをご存知ですか?」だけでも読んでいってください。
コールマン ジャパンの 山村 聡 さん。
とても特徴的なワイルド感溢れる方だったので、ずっと印象に残り続けて(決してタンクの燃料を抜かれた事を根に持っていたわけではありません。)今でもよく覚えています。
まだ二十代の頃、父から譲ってもらった(略奪とも言います)peak1。コレを使ってコーヒー淹れたらカッコいいだろうと思い、当時の彼女(現在では妻)を誘ってキャンプで使おうとしたのです。
しかしながら、もらった(略奪した)当初はもちろんノーメンテ状態でしたので、あらゆる所から燃料が漏れ、ポンプはスカスカ。点火できても文字通り火だるま、大炎上を起こすじゃじゃ馬でした。
やれやれ、どうしたものか…と悩んでいたら、丁度たまたま知ってるスポーツ用品店でコールマンのメンテナンス講座が開かれる事を知り、このじゃじゃ馬を持ち込み相談しようと決意。すると講師の方がとても嬉しそうに周りのお客さんを集めてこのストーブの特徴を楽しそうに説明し出したのをよく覚えています。そして、あれよあれよという間にメンテナンスを完了させてくれました。
あれから15年。
最近は何でもスマホで調べられる時代になり、つい先日もランタンの使い方について調べていたら、あの講師の方がドーンと現れて驚きました。
ミスター コールマン と呼ばれる「山村 聡」氏。偉大な方とは露知らず。
「道具は使ってこそ、初めてその良さが伝わります。」
「コールマン製品は、誰でも簡単にメンテナンス出来ます。」
「壊れない様にするのがメンテナンス。壊れてからやるのが修理。修理とメンテナンスは違います。」
「こうして使い続け、継承していく事で、コールマンの歴史は皆さんの手で創られていくのです。」
あの出逢いがなければ、父のpeak1 をここまで頑なといっていいほど大切に使い込んでいなかったと思います。(あ、形見の品じゃないですよ!うちの父、毎日元気にテニスしてますから。)
そう。既に廃盤となったこの400Aを頑なまでに使い込むので、転ばぬ先の杖的なスペアパーツをコツコツと集めていたわけです。それも気が付いたらマルっと一台分。燃料タンクも含めて、ほぼ全てNOS品なので、未使用peak1が出来てしまう…
出番のないパーツをいつまでも眠らせておくのも…
かといって、そのまま売りに出して、また何処かでストックパーツとして眠りにつかせるのも…
全部組み立てて売りに出すのも芸がないし…
(`・∀・´) よーし!何ならここらで私が歴史に新たな1ページを刻んでやろうじゃあないの!
という訳で、
NOS品を集めてカスタム400Aを製作してます♪
「NOS品」←New Old Stock パーツ
出来上がりましたら、出来が悪くてもご報告しますね。
(・∀・)づ 乞うご期待❗️ ←最近聞かなくなりましたね…
さて、
「コールマン 400A」というストーブをご存知ですか?
peak1の名を冠すストーブ。1984~1989年ごろに作られ、今は廃盤となっています。
その昔、コンパクトな設計で荷物が多い登山家やソロキャンパーに人気のあったシリーズです。
燃料はホワイトガソリンを使用し、標高の高い山や気温の低いフィールドなど、あらゆる状況下においても安定した火力を生み出すことを念頭に置いて作られました。
特徴的なのは「2レバー式」という所です。
燃料バルブとジェネレーターの2レバー式を採用する事で、バーナーの火力を自在に調整することができます。
ガソリン式ストーブは、強い火力・温度変化に強いことがメリットとして挙げられますが、ピーク1のストーブなら、2レバーによって燃料の調整を2ヶ所でするため、強い火力はもちろん、とろ火を維持することもできるのです。
ところで、「バーナー」と「ストーブ」の違いってご存知ですか?
コンロ=焜炉 英語だと「stove」。
「burner」は、火を付けるところ。
ツーバーナーは、火口が2つって意味。
The oven has a stove with six burners.←下の画像。
(*゚▽゚* ) じゃあ、暖房のストーブと、ヒーターの違いは?
(;゚д゚) ・・・ 鍋を乗っけられるかどうかの違い…かな?