TNF Oval Intention

数々のキャンプでの出会いや楽しい宴の思い出を

作ってくれたこの子を嫁にだしました。

いつも強烈なグラマラスな匂いで僕を虜にしてくれました。ありがとう😊

次のオーナーも大事にしてくれる人だから、元気でねw

同い年の45歳の君は、僕と一緒でアバンギャルドでスタイリッシュ！

いつまでも若く見えてお互い得し続けましょwww

1975年デビューのノースフェイス･テント、
The North Face オーバルインテンション
『oval inTENTion』（初期のカタログにはこの字体で表記されていました）、当時のカタログにはBACK PACKING TENTと紹介されていました。
世界初のジオテックドームです！

テントの配色は代表的なGOLD（ゴールド）×NAVY（ネイビー）、TAUPE（トープ）×GOLD（ゴールド）、生産数の少ないGOLD（ゴールド）×TAN（タン）の３色がありました。

氷結しない加工をした『イーストン』社のアルミ製ポール7075は当時最新でしたが、スリーブは無く丸いリングに通すだけのシンプルな構造とこのリングと本体を留めるのにはなんともクラシカルな紐と皮。

３種類の長さのポールは色分けされておらず、最初にこのポールの選別から立てる作業は始まります。

ポールエンドはグロメットでは無く、フライシートを留める金具と一体成形された袋に差し込むだけの簡単な構造。
寒い季節にこの袋にポールを差し込むのは辛い作業です。

また、何度立てても悩むのはポールスリーブが無い為に次のリングへ通す方向が分からなくなり、暫し考え佇むこと数回。
この困難な洗礼を受け、立ち上げると何とも美しい形状のテントが出現します。

1980年ごろのUSAカタログで「ポールスリーブ・オーバルインテンション」と並列で掲載されたのが最後となりましたが、その華々しいデビューは鮮烈だったようでノースフェイスの黎明期の説明と共に現在へ伝説的に語り継がれています。

※引用