じょうの軍幕迷走記🇭🇺編 vol-3

前回、間に延長用の帆布を入れ、仮設営したハンガリー軍幕、広くなった幕内でも真ん中に立っている二本のポールが気になる。

どうせなら邪魔もの無く、広々と使いたい。
(といっても、所詮はシングル幕に毛が生えた程度だが、、、)

形としては元のピラミッド型からパップテント型になったので、以前USパップに作った三つ股フレームをコレに合わせて作る事にした。

ただ、以前作ったフレームはバイクに積載出来るようになるべく軽く、短くなるように制作したが、同じものを作っても芸がないと思い、積載は考えずにイレクターパイプでしっかりしたものを作ってみる。

やはり以前に自立型ハンモックスタンドを作った経験から、部品の選択や加工は思いのほか苦労しなかった。

こちらが完成した内部フレーム。

バイク積載では無い為、脚部も2分割程度、一番長い脚のパーツで80cmくらい。

早速組み立ててみる。

パイプ自体が太い為か、以前作ったものより更にしっかりと自立している。

ハンモックスタンドの時の経験を活かし、本来なら六角レンチで締めるタイプのボルトを、手で締めることができるように、若干長めのボルトと蝶ナットに変更する。

これによって、特に工具を使用しなくても組み立て、分解が可能になる。

高丘ベース敷地内にて仮設営し、幕をかける。

フレームに幕をかけ、

周りをペグダウンしてみる。

シングルとしては、かなり広く使えそうな印象だ。

180×90くらいのブランケットを敷いてみても、まだまだ余裕がある。

座ってみるとこんな感じ。

余裕でコットも入りそうだ。

フレームはこれでほぼ完成、細かい仕様を仕上げていこうと思う。

実際に使用するには、あと何が必要になってくるか、防水を含めて考えていきたい。

おまけ

実は時を同じくして、インスタで仲良くさせて頂いている方から
「サーカスパンダTCの二股フレームを作ってもらえませんか？」

と打診され、ちょうどこのフレーム制作もあったのでついでだし、と了承した。

使う部品もほぼ同じ。

パイプを希望する脚の長さに切る事と、固定する部品にドリルで穴を開けてリベットで留める事くらいの作業。

完成した二股フレームをお送りしたら、早速その夜仮設営されたようで、打ち合わせした脚部の長さも満足されたみたいで安心した。

こうして見ると、やはり真ん中にポールが無いのは広く感じる。

レイアウトも自由に空間が使えるのも魅力的だ。

幕の現物を見ずに制作させて頂いたが、是非今度一緒にキャンプさせて頂き、どんな感じか確認させてもらえると嬉しい。

vol-3 完